森の踏切番日記

人生LARKしたい

サイエンス

中性子星合体による重力波と光を初の同時観測まとめ

うみへび座(Hydra) トレミー48星座の1つ。春の星座でおとめ座や獅子座の近くにある。星座の中で最も領域が広く、その全長は東西に100度を越える。ギリシア神話でヘラクレスに退治された頭が9つあるヒドラが星座になったもの。 2017年10月16日 アメリカの…

池谷裕二『記憶力を強くする』再読(3)記憶力を鍛えるコツまとめ

9月の読書録03ーーーーーーー 記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス) 作者: 池谷裕二 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2001/01/19 メディア: 新書 購入: 39人 クリック: 178回 この商品を含むブログ (152件) を見る 池…

池谷裕二『記憶力を強くする』再読(2)脳は曖昧に乱雑に記憶する

9月の読書録03ーーーーーーー 記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス) 作者: 池谷裕二 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2001/01/19 メディア: 新書 購入: 39人 クリック: 178回 この商品を含むブログ (152件) を見る 池…

池谷裕二『記憶力を強くする』再読(1)海馬は記憶のための特殊装置

9月の読書録03ーーーーーーー 記憶力を強くする 池谷裕二 講談社ブルーバックス(2001/01/20) ★★★★ ──────────────────── 『人工知能はいかにして強くなるのか?』(小野田博一著・講談社ブルーバックス)で、人間の「学習」と人工知能の「機械学習」との…

南海トラフ大地震が起きるしくみ 『日本列島100万年史』を読む(5)中国・四国・九州

9月の読書録02ーーーーーーー 日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語 (ブルーバックス) 作者: 山崎晴雄,久保純子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/01/18 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る 近畿三角帯と阪神淡路大震災の話 『…

近畿三角帯と阪神淡路大震災の話 『日本列島100万年史』を読む(4)近畿

9月の読書録02ーーーーーーー 日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語 (ブルーバックス) 作者: 山崎晴雄,久保純子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/01/18 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る 南海トラフ地震で富士山が噴火? 『…

南海トラフ地震で富士山が噴火? 『日本列島100万年史』を読む(3)中部

9月の読書録02ーーーーーーー 日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語 (ブルーバックス) 作者: 山崎晴雄,久保純子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/01/18 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る 箱根火山のカルデラの成り立ち他 『…

箱根火山のカルデラの成り立ち他 『日本列島100万年史』を読む(2)北海道・東北・関東

9月の読書録02ーーーーーーー 日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語 (ブルーバックス) 作者: 山崎晴雄,久保純子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/01/18 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る 「ブラタモリ」ファンの必読書?~『…

「ブラタモリ」ファンの必読書? 『日本列島100万年史』を読む(1)日本列島の成り立ち

9月の読書録02ーーーーーーー 日本列島100万年史 山崎晴雄・久保純子 講談社ブルーバックス(2017/01/20) ★★★★ ──────────────────── created by NASA 本書は、講談社ブルーバックスの通巻2000番目になる。私が初めて読んだブルーバックスは、202番の『電…

あなたの好きな数式は何ですか?~『眺めて愛でる数式美術館』

8月の読書録02ーーーーーーー 眺めて愛でる数式美術館 竹内薫 角川ソフィア文庫(2017/05/25:2008) ★★☆ ──────────────────── 講談社ブルーバックスに付いている栞にはブルーバックスでお馴染みの科学者による自筆の数式が印刷されている。全部で何種類あ…

AlphaGoに花束を~『人工知能はいかにして強くなるか?』を読んで

8月の読書録01ーーーーーーー 人工知能はいかにして強くなるか? 小野田博一 講談社ブルーバックス(2017/01/20) ★★☆ ──────────────────── 一口に人工知能(Artificial Intelligence, AI)といっても、画像認識とか音声認識とか自動運転車とか対話型AI…

地上の暮らしは大変なのだ~『ウニはすごいバッタもすごい』を読んで

7月の読書録05ーーーーーーー ウニはすごいバッタもすごい デザインの生物学 本川達雄 中公新書(2017/02/25) ★★★★ ──────────────────────────── 一般向けの科学解説書を割とよく読む方なのだが、分野に偏りがあって、数学、物理学、天文学関係の本を読む…

探査機ジュノーが明かす木星の真実~人類誕生は土星のおかげ?

Eテレ『サイエンスZERO』 2017.06.11. 放送 ~最新報告!探査機ジュノーが明かす木星の謎 去る5月26日、NASAの木星探査機ジュノーの最新報告が発表された。まったく新しい木星の画像のほか、木星の内部構造についての驚きの新情報がもたらされた。この発見…

トラピスト1系に関する基礎知識 ~トラピスト星人は存在するの? 

Eテレ『サイエンスZERO』 2017.05.28. 放送 ~7つの地球を大発見!? トラピスト1 惑星系 今年2月、およそ39光年先にある恒星トラピスト1に7つの惑星があることが発表されました。これらの惑星は地球と似たサイズで、うち3つは生命が存在する可能性があ…

宇宙138億年の謎を楽しむ本

4月の読書録04ーーーーーーー 宇宙138億年の謎を楽しむ本 佐藤勝彦・監修 PHP文庫(2017/02/15) 1704-04★★★ ──────────────────── 本書は、1999年11月にPHP研究所より刊行された『最新宇宙論と天文学を楽しむ本』をもとに大幅に加筆・再編集したもので、文…

『自己組織化とは何か』を読む(2)

『自己組織化とは何か』を読む(1) - 森の踏切番日記の続き 第3章・細胞が示すインテリジェンス ◾生命の基本単位である細胞レベルで見られる自己組織化の例。 ①シャジクモの酸・アルカリバンドパターン ◾パターン形成とは、形がないところから形ができる…

『自己組織化とは何か』を読む(1)

3月の読書録06ーーーーーーー 自己組織化とは何か 都甲潔・江崎秀・林健司 講談社ブルーバックス(1999/12/20) 1703-06★★★☆ ──────────────────── 「自己組織化」という現象は日常でも見られるありふれた現象なのだが、本書の「はじめに」では例として、雪…

『宇宙の絶景』を見る

2月の読書録05ーーーーーーー ハッブル宇宙望遠鏡 宇宙の絶景 沼澤茂美・脇屋奈々代 知的生き方文庫・三笠書房(2017/01/10) 1702-05★★★ ──────────────────────────── ピンタレスト(Pinterest)では、多くの人が宇宙の画像を集めていて、そういう人のボ…

『重力波とはなにか』を読む

2月の読書録04ーーーーーーー 重力波とはなにか 安東正樹 講談社ブルーバックス(2016/09/14) 1702-04★★★★ ──────────────────── 2016年2月11日、米国ワシントンDCで、重力波望遠鏡プロジェクトLIGO(ライゴ)の記者発表が行われた。その内容は、1916年…

複雑系のカオス的小説とエッセイ

1月の読書録03ーーーーーーー カオスの紡ぐ夢の中で 金子邦彦 小学館文庫(1998/01/01) 1701-03★★★ ──────────────────────────── ◾著者の金子邦彦は、1956年、横浜市生まれ。79年、東京大学理学部物理学科卒。84年、東京大学大学院理学系研究科博士課程修…

『非線形科学』メモ(3)

カオスとフラクタルと スケールフリー・ネットワーク 第五章:カオスの世界 ◾マクスウェル/アンリ・ポアンカレ/ホモクリニック交叉/保存力学系/散逸力学系/散逸力学系のカオスは軌道が不安定でありながらアトラクターである/乱流/層流/ランダウ/ロ…

『非線形科学』メモ(2)

BZ反応と蛍の木と ミレニアム・ブリッジ Belousov Zhabotinsky reaction 出典:Stephen Morris(flickr) 第三章:パターン形成 ◾ベルーソフ・ジャボチンスキー反応(BZ反応)➡物質の濃度が時間とともに周期的に変動しながら化学平衡に近づいていく化学反…

『非線形科学』メモ(1)

詩仙堂のししおどしと カルマン渦列と ローレンツ・アトラクタ ここでは、『非線形科学』(蔵本由紀著:集英社新書)を読んで、気になった人物や語句をメモしておく。 Shiva Nataraja 第一章:崩壊と創造 ◾パウル・グランスドルフとイリア・プリゴジンによる…

経験世界の非線形科学

11月の読書録07ーーーーーーー 非線形科学 蔵本由紀 集英社新書(2007/09/19) 1611-07★★★★ ──────────────────── 著者の蔵本由紀(よしき)先生は、1940年生まれ。京都大学名誉教授。国際高等研究所副所長。非線形科学の第一人者。専門は、非線形動力学・非…

木星のオーロラとエウロパ生命体?

[サイエンスZERO]11.06. 木星最接近! 探査機ジュノー最新報告 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー サイエンスZEROを見ようと思って、Eテレにしたら、真田昌幸がお茶を飲んで、くつろいでいた。 NASA's Mission Juno 「我々は木星を征服した」 ⭐7…

「21世紀の科学」の原点

10月の読書録04ーーーーーーー 「複雑系」とは何か 吉永良正 講談社現代新書(1996/11/20) 1610-04★★★☆ ──────────────────── 本書が出版された1996年頃は、世間的にも「複雑系」が注目を集め始めた頃で、「複雑系」に関する一般向け解説書も色々出版されて…

宇宙に咲いた花

[サイエンスZERO]視聴 “折り紙”大進化!宇宙から医療まで ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 折り紙の科学 ◎フリーソフト「ORI-REVO」 飴ちゃんを包む紙のシワシワがヒント 平面を曲面にする→球を包む 折り紙で曲線を折る ◎ウサギの折り紙→折るの…

人工知能は猫の死を悲しむか?

九月の読書録06ーーーーーーー 脳・心・人工知能 甘利俊一 講談社ブルーバックス(2016/05/20) 1609-06★★★★ ──────────────────────────── 副題は「数理で脳を解き明かす」 著者は数理工学の第一人者で、数理脳科学、情報幾何学といった新しい研究分野を立…

『複雑系』に関するメモ(2)

(前日の続き) 第六章:生命はカオスの縁に ◾人工生命/クリス・ラングトン/仮想マシン/ジョン・コンウェイ(数学)/ゲーム・オブ・ライフ/創発的・集合的パターン/大域的な変化を生み出す局所的規則/進化/ダーウィン/適者生存/戦争と社会的不平等…

『複雑系』に関するメモ(1)

(前日の続き) ここでは、M.M.ワールドロップの『複雑系』を読んで気になった人物や語句をメモしておく。 第一章:アイルランド的ヒーロー ◾ブライアン・アーサー(経済学)/1987年3月/収穫逓増/「もてる者はさらに与えられる」/VHSとBeta/新古典派/…