森の踏切番日記

人生LARKしたい

小説

藤野可織『おはなしして子ちゃん』~キモカワイイ短編集

9月の読書録01ーーーーーーー おはなしして子ちゃん 藤野可織 講談社文庫(2017/06/15:2013) ★★★★ ──────────────────────────── 藤野可織は、1980年京都生まれ。同志社大学大学院美学芸術学専攻博士課程前期修了。2006年「いやしい鳥」で第103回文學界新…

なつかしの『アスラクライン』

8月の読書録09~22ーーーーー アスラクライン 全14巻 三雲岳斗 電撃文庫(2005/07/25~2010/02/10) ★★★☆ ──────────────────────────── 7月に『デート・ア・ライブ』を第1巻から第12巻まで読んだので、8月は『デート・ア・ライブ アンコール』の方を読…

まとめ読み『デート・ア・ライブ』(1)~(12)

7月の読書録06~17ーーーーー デート・ア・ライブ(1)~(12) 橘公司 富士見ファンタジア文庫 (2011/03/25~2015/06/25) ──────────────────────────── 時々かる~い小説が無性に読みたくなる時があって、そういう時は少し前のラノベを読むことにして…

米澤穂信の短編集『満願』の感想

8月の読書録08ーーーーーーー 満願 米澤穂信 新潮文庫(2017/08/01:2014) ★★★☆ ──────────────────────────── 本書は2014年に刊行された米澤穂信の短編集が文庫化されたものである。本作は、2014年に山本周五郎賞を受賞し、「このミステリーがすごい!」…

筒井康隆の短編集『繁栄の昭和』の感想

8月の読書録07ーーーーーーー 繁栄の昭和 筒井康隆 文春文庫(2017/08/10:2014) ★★★★ ──────────────────────────── 本書は2014年に刊行された短編集が文庫化されたものである。短編が9編とコントが2題、それにエッセイが1編という構成になっている。…

三島由紀夫の『美しい星』読んだら草生えたわ

8月の読書録05ーーーーーーー 美しい星 三島由紀夫 新潮文庫(1967/10/30:1962) ★★★★☆ ──────────────────────────── 本書は、五月頃に書店で山積みにされているのを見て、懐かしいなと思って購入した。懐かしいなと思ったのは、高校時代に同級生がこの本…

作者にまったく共感できない小説の感想は書けないものだ

8月の読書録04ーーーーーーー 若冲 澤田瞳子 文春文庫(2017/04/10:2015) ★★☆ ──────────────────────────── 伊藤若冲『仙人掌群鶏図』西福寺 私が初めて若冲の作品を知ったのは、小学生の時だった。切手の鶏の絵を見て、むっちゃカッコええなあと思い、…

一年振りにあのコンビと再会した~『陰陽師 蛍火ノ巻』

7月の読書録04ーーーーーーー 陰陽師 蛍火ノ巻 夢枕獏 文春文庫(2017/06/10:2014) ★★★★ ──────────────────────────── 夢枕獏の陰陽師シリーズ第14作目にあたる本書は、2013年から2014年にかけて発表された短編を中心に全部で9編の短編が収められている…

森見登美彦『夜行』の感想 ~ただ一度きりの朝を求めて

7月の読書録01ーーーーーーー 夜行 森見登美彦 小学館(2016/10/30) ★★★☆ ──────────────────────────── TVアニメ『有頂天家族2』が終わって、森見作品を何か読みたくなったのだが、文庫化された作品で読んでいないのは『恋文の技術』くらいしか残って…

人物像が浮かび上がってこない

6月の読書録01ーーーーーーー 井伊直政 高野澄 PHP文庫(2016/12/14:1999) 1706-01★★☆ ──────────────────────────── 井伊直政の人物像が、もう一つ掴みきれないので何か読んでみようと思って読んでみた。著者の高野澄(たかのきよし)は歴史小説作家だが…

『機械仕掛けの選択/サクラダリセット3』時間の流れ方まとめ(3)+さよならがまだ喉につかえていた

MEMORY in CHILDREN(3) 『機械仕掛けの選択/サクラダリセット3』時間の流れ方まとめ(2) - 森の踏切番日記の続き 8月16日(月曜日) [アニメでは8月17日火曜日] ◾相麻菫、佐々野宏幸の写真に写り込む。 8月30日(月曜日) 午後8時頃(セーブ) ─…

『機械仕掛けの選択/サクラダリセット3』時間の流れ方まとめ(2)

MEMORY in CHILDREN(2) 『機械仕掛けの選択/サクラダリセット3』時間の流れ方まとめ(1)+浅井ケイ小学6年生夏休み - 森の踏切番日記の続き 少しややこしいですが、アニメの方は日付が変更されていてストーリーが簡略化されています。 ─────────────…

『機械仕掛けの選択/サクラダリセット3』時間の流れ方まとめ(1)+浅井ケイ小学6年生夏休み

MEMORY in CHILDREN(1) これは、『機械仕掛けの選択/サクラダリセット3』(河野裕著・角川文庫)を中心に浅井ケイの中学2年時代の時間の流れ方をまとめたものです。 アニメの方は、展開が整理され、簡略化されている部分があります。日付も変更されて…

『文庫版 書楼弔堂 破暁』の感想~虚実の淡いに浮かび上がる物語

5月の読書録02ーーーーーーー 文庫版 書楼弔堂 破暁 京極夏彦 集英社文庫(2016/12/25:2013) 1705-02★★★★ ──────────────────────────── 明治25年(1892)5月23日、東京の外れで日々無為に過ごしていた高遠彬は、奇妙な書舗と巡り合う。店の名は書楼弔堂…

『魔女と思い出と赤い目をした女の子/サクラダリセット2』の時間の流れ方のまとめ

WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL これは、『魔女と思い出と赤い目をした女の子/サクラダリセット2』(河野裕著・角川文庫)の時間の流れ方をまとめたものです。あらすじではありませんが、だいたいの内容は分かるようになっていますので、ネタバレ注意で…

ドラマ『貴族探偵』第3回感想とかアニメ『有頂天家族2』第4回感想とか

アニメ『有頂天家族2』第4回を視聴 今回は、狸将棋大会を中心とした話。狸将棋大会とは、狸が人間将棋のように駒に化けて将棋をするという大会で南禅寺で行われる。 何故、狸が南禅寺で将棋を指すかというと、これは史実だが、1937年(昭和12年)、坂田三…

『有頂天家族二代目の帰朝』の感想

4月の読書録03ーーーーーーー 有頂天家族 二代目の帰朝 森見登美彦 幻冬舎文庫(2017/04/05:2015) 1704-03★★★☆ ──────────────────────────── 本作は、2007年9月に幻冬舎より刊行された『有頂天家族』の続編になる。前作はアニメ化されたが、本作もアニメ…

『少年と少女と正しさを巡る物語/サクラダリセット7』あらすじと感想(2)

『少年と少女と正しさを巡る物語/サクラダリセット7』あらすじと感想(1) - 森の踏切番日記からの続き ──────────────────────────── 10月22日(日)/2回目 午後7時 浅井ケイは春埼美空を抱きしめた。 「どうやら、リセットしたみたいだね」 ケイは春…

『猫と幽霊と日曜日の革命/サクラダリセット1』時間の流れのまとめ

CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY これは、『猫と幽霊と日曜日の革命/サクラダリセット1』(河野裕著・角川文庫)の時間の流れ方をまとめたものです。あらすじではありませんが、だいたいの内容は分かるようになっていますので、ネタバレ注意です。アニメ…

『少年と少女と正しさを巡る物語/サクラダリセット7』あらすじと感想(1)

4月の読書録02ーーーーーーー 少年と少女と正しさを巡る物語 サクラダリセット7 河野裕 角川文庫(2017/03/25:2012) 1704-02★★★☆ ──────────────────────────── 本書は、2012年4月に角川スニーカー文庫より刊行された『サクラダリセット7 Boy, Girl and…

『いまさら翼といわれても』の感想

3月の読書録04ーーーーーーー いまさら翼といわれても 米澤穂信 角川書店(2016/11/30) 1703-04★★★☆ ──────────────────────────── 本書は、著者の人気シリーズである〈古典部〉シリーズの現時点での最新作となる連作短編集である。前作『ふたりの距離の概…

『ビブリア古書堂の事件手帖7』の感想

3月の読書録02ーーーーーーー ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ 三上延 メディアワークス文庫(2017/02/25) 1703-02★★★☆ ──────────────────────────── ビブリア古書堂に迫る影。太宰治自家用の『晩年』をめぐり、取り引きに訪れた…

『少年と少女と、/サクラダリセット6』の感想~All You Need Is …

3月の読書録01ーーーーーーー 少年と少女と、 サクラダリセット6 河野裕 角川文庫(2017/02/25:2011) 1703-01★★★☆ ──────────────────────────── 本書は、2011年12月に角川スニーカー文庫より刊行された『サクラダリセット6 BOY, GIRL and ──』を修正し…

『青の数学2』の感想~数学よりも女心の方が難しいぞ

2月の読書録03ーーーーーーー 青の数学2 ユークリッド・エクスプローラー 王城夕紀 新潮文庫(2016/11/01) 1702-03★★★ ──────────────────────────── 数式(まほう)は解け、 僕の青春が始まる。 数学オリンピック出場者との夏合宿を終えた栢山は、自分を…

『青の数学』~その答えは42

MY LIBRARYーーーーーーーーー 青の数学 王城夕紀 新潮文庫(2016/08/01) 1608-05★★★ ──────────────────────────── その数式(まほう)が、 君の青春を変える。 雪の日に出会った女子高生は、数学オリンピックを制した天才だった。その少女、京香凛(かな…

『片手の楽園/サクラダリセット5』の感想~TRUE BLUE

2月の読書録02ーーーーーーー 片手の楽園 サクラダリセット5 河野裕 角川文庫(2017/01/25:2011) 1702-02★★★☆ ──────────────────────────── 本書は、2011年5月に角川スニーカー文庫より刊行された『サクラダリセット5 ONE HAND EDEN』を修正し、改題し…

徳川家康は偉大な凡人か?

BOOKーーーーーーーーーーーー 家康 (一)自立篇 (幻冬舎単行本) 作者: 安部龍太郎 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2016/12/21 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2月5日(日曜日)の朝…

荒ぶる虎のごとき生涯『光圀伝』

MY LIBRARYーーーーーーーーー 光圀伝(上・下) 冲方丁 角川文庫(2015/06/25:2012) 1508-09★★★★ ──────────────────────────── 竹内栖鳳《雄風》(京都市美術館所蔵) 🔘光圀伝・上 「なぜあの男を自らの手で殺めることになったのか」老齢の光圀は、水戸・…

『さよならがまだ喉につかえていた/サクラダリセット4』の感想

1月の読書録04ーーーーーーー さよならがまだ喉につかえていた サクラダリセット4 河野裕 角川文庫(2016/12/25:2010) 1701-04★★★★ ──────────────────────────── 本書は、2010年12月に角川スニーカー文庫より刊行された『サクラダリセット4 GOODBYE is…

『珈琲店タレーランの事件簿5』の感想~鴛鴦茶は飲んだことがない

1月の読書録02ーーーーーーー 珈琲店タレーランの事件簿5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように 岡崎琢磨 宝島社文庫(2016/11/22) 1701-02★★☆ ──────────────────────────── アオヤマが理想のコーヒーを探し求めるきっかけとなった理想の女性・眞子。11年…

『機械仕掛けの選択/サクラダリセット3』の感想

1月の読書録01ーーーーーーー 機械仕掛けの選択 サクラダリセット3 河野裕 角川文庫(2016/11/25:2010) 1701-01★★★★ ──────────────────────────── 本書は、2010年9月に角川スニーカー文庫より刊行された『サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN』を修…

『魔女と思い出と赤い目をした女の子/サクラダリセット2』感想

11月の読書録09ーーーーーーー 魔女と思い出と赤い目をした女の子 サクラダリセット2 河野裕 角川文庫(2016/10/25:2010) 1611-09★★★☆ ──────────────────────────── 本書は2010年3月に角川スニーカー文庫より刊行された『サクラダリセット2 WITCH, PICT…

後藤又兵衛という漢

12月の読書録03ーーーーーーー 後藤又兵衛 麻倉一矢 学陽書房人物文庫(2013/05/08:1994) 1612-03★★☆ ──────────────────────────── この本は、ブックオフ・オンラインでたまたま見つけた。108円だったので、ついでに買って読んでみた。元々のタイトルは『…

『貴族探偵対女探偵』の感想~かさしのふこのもも

12月の読書録02ーーーーーーー 貴族探偵対女探偵 麻耶雄嵩 集英社文庫(2016/09/25:2013) 1612-02★★★☆ ──────────────────────────── 本書は2010年に刊行されて、2013年に集英社文庫化された短編集『貴族探偵』に続く貴族探偵シリーズ二作目となる短編集で…

『祈りの幕が下りる時』の感想 ~親は子のために何をすべきか

12月の読書録01ーーーーーーー 祈りの幕が下りる時 東野圭吾 講談社文庫(2016/09/15:2013) 1612-01★★★☆ ──────────────────────────── 本書は、言わずと知れた東野圭吾の「加賀恭一郎」シリーズの十作目にあたる。吉川英治文学賞受賞作である。 明治座に…

『城塞』下巻再読・大坂城炎上

『城塞』再読(17) 司馬遼太郎『城塞』の再読もようやく最終回になりました。 岡山口の戦い ◾岡山口の総帥は、大野主馬であった。兵力は二万余。対する将軍秀忠率いる東軍の兵力は六万、先鋒の加賀前田軍だけでも一万五千の兵力であった。 ▶主馬は、旧真田…

『城塞』下巻再読・真田幸村の最期

『城塞』再読(16) 司馬遼太郎『城塞』下巻を再読しております。いよいよ運命の日がやってまいりました。 目指すは家康の首! ただ一つ! 慶長20年(1615)5月7日 ◾真田幸村の主力は茶臼山の南谷に布陣している。真田軍には大谷刑部吉継の長男吉治もいた。…

『城塞』下巻再読・道明寺の戦い

『城塞』再読(15) 司馬遼太郎の『城塞』下巻を再読しております。今回は、ついに夏の陣開戦です。 ◼元和元年(1615)4月30日、大坂城軍議 ※すでに惣濠を失った大坂城では、要塞戦の強味を発揮することができない。「人々の口は重かった」(長宗我部盛親談…

『城塞』下巻再読・樫井の戦闘

『城塞』再読(14) 司馬遼太郎の『城塞』下巻を再読しております。今回は、大河ドラマ『真田丸』に先駆けて、大坂夏の陣前哨戦を振り返ります。 ◾元和元年4月25日、徳川方先鋒を務める藤堂高虎隊と井伊直孝隊が、それぞれ淀と伏見を進発する。対する大坂方…

『城塞』下巻再読・家康再征

『城塞』再読(13) 司馬遼太郎『城塞』下巻を再読しております。大河ドラマ『真田丸』に先駆けて、今回は、夏の陣に至るまでの過程を振り返ります。 ◾家康は、自分の寿命がいつまでもつのかということで気の焦りもあり、事を急いでいた。冬ノ陣の和睦直後に…

『城塞』下巻再読・和睦後の幸村

『城塞』再読(12) 司馬遼太郎の『城塞』を再読しております。今回から、ようやく下巻に入ります。 徳川家康にとって冬の陣における講和は、あくまで表向きのことであり、大坂から引き上げるとすぐに大坂方を追い込むべく悪謀をめぐらせているのだが、その…

『城塞』中巻再読・家康の悪謀

『城塞』再読(11) 司馬遼太郎『城塞』中巻を再読しております。今回は、講和会談の経過から講和後の状況まで、家康の悪謀をざっくりと振り返ります。 ◾12月17日、家康、後水尾天皇の仲介を拝辞。 家康からしてみれば、今さら朝廷に出しゃばって欲しく無い…

『凶器は壊れた黒の叫び』感想  ~やさしい魔女の夢と幸せ

11月の読書録05ーーーーーーー 凶器は壊れた黒の叫び 河野裕 新潮文庫(2016/11/01) 1611-05★★★☆ ──────────────────────────── 本書は、『いなくなれ、群青』、『その白さえ嘘だとしても』、『汚れた赤を恋と呼ぶんだ』に続く、階段島シリーズの第四弾で、…

『城塞』中巻再読・家康大筒作戦

『城塞』再読(10) 司馬遼太郎『城塞』中巻を再読しております。今回は、家康による神経戦と和平交渉をざっくりと振り返っておきます。 大坂冬の陣のこの年は、近年にない厳冬が続き、野陣を張る関東方将士の困苦は筆舌に尽くしがたいものがあったようだ。…

今更ながら読んでみた

11月の読書録04ーーーーーーー 小説 君の名は。 新海誠 角川文庫(2016/06/25) 1611-04★★★ ──────────────────────────── 今更ながら、『小説 君の名は。』を読んでみた。映画の方は観ていない。予告編の映像はチェックしたが、それ以上の情報はインプット…

『猫と幽霊と日曜日の革命/サクラダリセット1』の感想

11月の読書録03ーーーーーーー 猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1 河野裕 角川文庫(2016/09/25) 1611-03★★★ ──────────────────────────── 本書は、2009年6月に角川スニーカー文庫より刊行された『サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SU…

炬燵して語れ真田が冬の陣 蕪村 ~真田丸の攻防

『城塞』再読(9) 司馬遼太郎『城塞』中巻を再読しております。今回は、大河ドラマ『真田丸』に先駆けて、真田丸の攻防戦を振り返りたいと思います。 真田丸の攻防 ◾11月29日、博労淵の戦い、野田・福島の戦いに敗れた大坂方は、翌30日、大坂城惣構えに撤…

真田丸「築城」

『城塞』再読(8) 司馬遼太郎『城塞』中巻を再読しておりますが、真田丸の攻防戦の前に、真田丸の形状問題について振り返っておきましょう。 ◾真田丸「築城」 大坂城の弱点は、平坦な上町台地が続く城南にあり、秀吉も気にしていた。そのため堀をつくり、…

『城塞』中巻再読・冬ノ陣

『城塞』再読(7) 司馬遼太郎『城塞』中巻を再読しております。今回は冬の陣の戦況を振り返りたいと思います。だんだん面倒臭くなってきたので、ざっくりといきます。 ※11月18日、家康、秀忠と茶臼山で落ち合う。家康は、 「まともに攻めれば、まず五年は…

『城塞』中巻再読・城の中の人たち

『城塞』再読(6) 司馬遼太郎『城塞』中巻を再読しております。今回は、淀殿・秀頼に仕える主な家臣たちについて、簡単に振り返っておこうと思います。 ◾片桐且元(市正) ※弘治2年(1556)生まれ 。片桐家は元々は浅井家に仕えていたようだ。16歳で、秀吉…