森の踏切番日記

人生LARKしたい

小説

『デート・ア・ライブ17 狂三ラグナロク』のあらすじと感想

10月の読書録05ーーーーーーー デート・ア・ライブ17 狂三ラグナロク 橘公司 ファンタジア文庫(2017/08/20) ★★★ ──────────────────── 〈Nibelcole〉 前作『デート・ア・ライブ16 狂三リフレイン』に引き続いて、本作を読んだ。やっと最新巻が読めた。ふぅ…

『デート・ア・ライブ16 狂三リフレイン』のあらすじと感想

10月の読書録04ーーーーーーー デート・ア・ライブ16 狂三リフレイン 橘公司 ファンタジア文庫(2017/03/20) ★★★ ──────────────────── 〈TOKISAKI Kurumi〉 今回は、久し振りに時崎狂三がメインキャラクターということで、ストーリーが大きく動くことを期…

吉村昭の『高熱隧道』を読む(2)

10月の読書録03ーーーーーーー 高熱隧道 (新潮文庫) 作者: 吉村昭 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1975/07/29 メディア: 文庫 購入: 6人 クリック: 40回 この商品を含むブログ (41件) を見る ♨吉村昭の『高熱隧道』を読む(1) - 森の踏切番日記の続き 仙…

吉村昭の『高熱隧道』を読む(1)

10月の読書録03ーーーーーーー 高熱隧道 吉村昭 新潮社(1967/06/20) ★★★☆ ──────────────────── 我が家の押し入れには、祖母や伯父が遺した昭和の本がしまってあるのだが、その中に吉村昭の作品が何冊かあって、以前読んだことがある。読んだのは、『戦艦…

新田次郎の短編小説「昭和新山」のあらすじ

MY LIBRARY ーーーーーーーー 昭和新山 新田次郎 文藝春秋社(1971/11/05) ★★★★ ──────────────────── 11月4日(土)放送のNHK『ブラタモリ #89洞爺湖』を視聴して、思い出したのが本書である。これは、1971年に刊行された新田次郎の短編集だが、表題作の…

三島由紀夫のラブコメ小説を読む~『夏子の冒険』(3)

10月の読書録02ーーーーーーー 夏子の冒険 (角川文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2009/03/25 メディア: 文庫 クリック: 18回 この商品を含むブログ (39件) を見る 三島由紀夫のラブコメ小説を読む~『夏子の冒…

三島由紀夫のラブコメ小説を読む~『夏子の冒険』(2)

10月の読書録02ーーーーーーー 夏子の冒険 (角川文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2009/03/25 メディア: 文庫 クリック: 18回 この商品を含むブログ (39件) を見る 三島由紀夫のラブコメ小説を読む~『夏子の冒…

三島由紀夫のラブコメ小説を読む~『夏子の冒険』(1)

10月の読書録02ーーーーーーー 夏子の冒険 三島由紀夫 角川文庫(1960/04/10:1951) ★★★☆ ──────────────────── この小説は、昭和26年(1951)、三島由紀夫が26歳のときに「週刊朝日」に連載し、年末に刊行された娯楽色の強い小説です。三島は、この連載の…

まとめ読み『デート・ア・ライブ』(13)~(15)

9月の読書録12~14ーーーーー デート・ア・ライブ(13)~(15) 橘公司 ファンタジア文庫 ──────────────────── 〈HOSHIMIYA Mukuro〉 今年の7月に『デート・ア・ライブ』の第1巻から第12巻までをまとめて読んだのだが、8月に最新巻が出たので、残りも…

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を再読して思い浮かんだこと

10月の読書録01ーーーーーーー アンドロイドは電気羊の夢を見るか? フィリップ・K・ディック 浅倉久志・訳 ハヤカワ文庫(1977/03/15:1969) ★★★★ ──────────────────── 最終世界大戦後、地球は放射能灰に汚染され、生き残った人々の多くは他の惑星へ植民…

まとめ読み『デート・ア・ライブ アンコール』(1)~(6)

9月の読書録06~11ーーーーー デート・ア・ライブ アンコール (1)~(6) 橘公司 ファンタジア文庫 (2013/05/25~2016/12/20) ★★☆ ──────────────────── 今年の7月に『デート・ア・ライブ』の第1巻から第12巻までをまとめて読んだのだが、8月に最…

藤野可織の『ファイナルガール』~女は度胸なのだ

9月の読書録05ーーーーーーー ファイナルガール 藤野可織 角川文庫(2017/01/25:2014) ★★★☆ ──────────────────── 藤野可織は、以前から気になっていた作家の一人で、一度小説を読んでみたいと思っていたのだが、なかなか機会がなくて、今年の9月によう…

藤野可織『おはなしして子ちゃん』~キモカワイイ短編集

9月の読書録01ーーーーーーー おはなしして子ちゃん 藤野可織 講談社文庫(2017/06/15:2013) ★★★★ ──────────────────── 藤野可織は、1980年京都生まれ。同志社大学大学院美学芸術学専攻博士課程前期修了。2006年「いやしい鳥」で第103回文學界新人賞を受…

なつかしの『アスラクライン』

8月の読書録09~22ーーーーー アスラクライン 全14巻 三雲岳斗 電撃文庫(2005/07/25~2010/02/10) ★★★☆ ──────────────────── 7月に『デート・ア・ライブ』を第1巻から第12巻まで読んだので、8月は『デート・ア・ライブ アンコール』の方を読もうと思…

まとめ読み『デート・ア・ライブ』(1)~(12)

7月の読書録06~17ーーーーー デート・ア・ライブ(1)~(12) 橘公司 富士見ファンタジア文庫 (2011/03/25~2015/06/25) ──────────────────── 時々かる~い小説が無性に読みたくなる時があって、そういう時は少し前のラノベを読むことにしています。…

米澤穂信の短編集『満願』の感想

8月の読書録08ーーーーーーー 満願 米澤穂信 新潮文庫(2017/08/01:2014) ★★★☆ ──────────────────── 本書は2014年に刊行された米澤穂信の短編集が文庫化されたものである。本作は、2014年に山本周五郎賞を受賞し、「このミステリーがすごい!」「ミステ…

筒井康隆の短編集『繁栄の昭和』の感想

8月の読書録07ーーーーーーー 繁栄の昭和 筒井康隆 文春文庫(2017/08/10:2014) ★★★★ ──────────────────── 本書は2014年に刊行された短編集が文庫化されたものである。短編が9編とコントが2題、それにエッセイが1編という構成になっている。表題は、…

三島由紀夫の『美しい星』読んだら草生えたわ

8月の読書録05ーーーーーーー 美しい星 三島由紀夫 新潮文庫(1967/10/30:1962) ★★★★☆ ──────────────────── 本書は、五月頃に書店で山積みにされているのを見て、懐かしいなと思って購入した。懐かしいなと思ったのは、高校時代に同級生がこの本を読んで…

作者にまったく共感できない小説の感想は書けないものだ

8月の読書録04ーーーーーーー 若冲 澤田瞳子 文春文庫(2017/04/10:2015) ★★☆ ──────────────────── 伊藤若冲『仙人掌群鶏図』西福寺 私が初めて若冲の作品を知ったのは、小学生の時だった。切手の鶏の絵を見て、むっちゃカッコええなあと思い、強く印象…

一年振りにあのコンビと再会した~『陰陽師 蛍火ノ巻』

7月の読書録04ーーーーーーー 陰陽師 蛍火ノ巻 夢枕獏 文春文庫(2017/06/10:2014) ★★★★ ──────────────────────────── 夢枕獏の陰陽師シリーズ第14作目にあたる本書は、2013年から2014年にかけて発表された短編を中心に全部で9編の短編が収められている…

森見登美彦『夜行』の感想 ~ただ一度きりの朝を求めて

7月の読書録01ーーーーーーー 夜行 森見登美彦 小学館(2016/10/30) ★★★☆ ──────────────────────────── TVアニメ『有頂天家族2』が終わって、森見作品を何か読みたくなったのだが、文庫化された作品で読んでいないのは『恋文の技術』くらいしか残って…

人物像が浮かび上がってこない

6月の読書録01ーーーーーーー 井伊直政 高野澄 PHP文庫(2016/12/14:1999) 1706-01★★☆ ──────────────────────────── 井伊直政の人物像が、もう一つ掴みきれないので何か読んでみようと思って読んでみた。著者の高野澄(たかのきよし)は歴史小説作家だが…

『機械仕掛けの選択/サクラダリセット3』時間の流れ方まとめ(3)+さよならがまだ喉につかえていた

MEMORY in CHILDREN(3) 『機械仕掛けの選択/サクラダリセット3』時間の流れ方まとめ(2) - 森の踏切番日記の続き 8月16日(月曜日) [アニメでは8月17日火曜日] ◾相麻菫、佐々野宏幸の写真に写り込む。 8月30日(月曜日) 午後8時頃(セーブ) ─…

『機械仕掛けの選択/サクラダリセット3』時間の流れ方まとめ(2)

MEMORY in CHILDREN(2) 『機械仕掛けの選択/サクラダリセット3』時間の流れ方まとめ(1)+浅井ケイ小学6年生夏休み - 森の踏切番日記の続き 少しややこしいですが、アニメの方は日付が変更されていてストーリーが簡略化されています。 ─────────────…

『機械仕掛けの選択/サクラダリセット3』時間の流れ方まとめ(1)+浅井ケイ小学6年生夏休み

MEMORY in CHILDREN(1) これは、『機械仕掛けの選択/サクラダリセット3』(河野裕著・角川文庫)を中心に浅井ケイの中学2年時代の時間の流れ方をまとめたものです。 アニメの方は、展開が整理され、簡略化されている部分があります。日付も変更されて…

『文庫版 書楼弔堂 破暁』の感想~虚実の淡いに浮かび上がる物語

5月の読書録02ーーーーーーー 文庫版 書楼弔堂 破暁 京極夏彦 集英社文庫(2016/12/25:2013) 1705-02★★★★ ──────────────────────────── 明治25年(1892)5月23日、東京の外れで日々無為に過ごしていた高遠彬は、奇妙な書舗と巡り合う。店の名は書楼弔堂…

『魔女と思い出と赤い目をした女の子/サクラダリセット2』の時間の流れ方のまとめ

WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL これは、『魔女と思い出と赤い目をした女の子/サクラダリセット2』(河野裕著・角川文庫)の時間の流れ方をまとめたものです。あらすじではありませんが、だいたいの内容は分かるようになっていますので、ネタバレ注意で…

ドラマ『貴族探偵』第3回感想とかアニメ『有頂天家族2』第4回感想とか

アニメ『有頂天家族2』第4回を視聴 今回は、狸将棋大会を中心とした話。狸将棋大会とは、狸が人間将棋のように駒に化けて将棋をするという大会で南禅寺で行われる。 何故、狸が南禅寺で将棋を指すかというと、これは史実だが、1937年(昭和12年)、坂田三…

『有頂天家族二代目の帰朝』の感想

4月の読書録03ーーーーーーー 有頂天家族 二代目の帰朝 森見登美彦 幻冬舎文庫(2017/04/05:2015) 1704-03★★★☆ ──────────────────── 本作は、2007年9月に幻冬舎より刊行された『有頂天家族』の続編になる。前作はアニメ化されたが、本作もアニメ化され、…

『少年と少女と正しさを巡る物語/サクラダリセット7』あらすじと感想(2)

『少年と少女と正しさを巡る物語/サクラダリセット7』あらすじと感想(1) - 森の踏切番日記からの続き ──────────────────────────── 10月22日(日)/2回目 午後7時 浅井ケイは春埼美空を抱きしめた。 「どうやら、リセットしたみたいだね」 ケイは春…