🐱今月、“はてなダイアリー”に書いた分を簡単に振り返っておこうと思う。
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01.回想 子規・漱石
▪1608-01★★★★
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🐱今年の読書テーマのひとつが「夏目漱石」なのだが、漱石の主要作品は何度も読んでいるので、漱石が生きた時代や漱石とかかわりのある人々に関する本を読んでみようと思い、正岡子規に関する本を色々読んでいる。子規の人生もなかなか興味深い。
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02.知れば知るほど面白い!
「その後」の関ヶ原
▪二木謙一監修
▪じっぴコンパクト新書(2015/07/10)
▪1608-02★★★
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🙀特に読書テーマにするつもりは無かったのだが、気がつけば「1616年」が読書テーマになっている。この本も大坂の陣に至る過程ということで、その一環として読んだ。
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03.サマーサイダー
▪文春文庫(2014/05/10:2011)
▪1608-03★★★
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🐱青春セミ小説。
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04.カオスー新しい科学をつくる
▪ジェイムズ・グリック
上田睆亮監修/大貫昌子訳
▪新潮文庫(1991/12/20)
▪1608-04★★★☆
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🐱三年程前から「近代科学から現代科学までの科学史(特に数学と物理学)を概観する」という読書テーマで色々読んでいて、ようやく複雑系にたどり着いた。
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05.赤緑黒白
▪森博嗣
▪講談社文庫(2005/01/30:2002)
▪1608-05★★★★
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🐱Vシリーズ10作目。Vシリーズはこれで終わり。このシリーズは特に人物造形がすぐれていて魅力的な登場人物ばかりである。本作品が発表された翌年『四季 春』が発表されたが両者はリンクしている。Vシリーズは『すべてがFになる』から20年前の那古野市を舞台にしていて、本書は「犀川&萌絵」のS&Mシリーズにつながる重要な作品である。
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06.青の数学
▪大城夕紀
▪新潮文庫(2016/08/01)
▪1608-06★★★
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🐱青春数学小説。
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07.文庫版 妖怪の理 妖怪の檻
▪京極夏彦
▪角川文庫(2011/07/25:2007)
▪1608-07★★★★
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🙀「妖怪文化」も読書テーマのひとつと云えるかも知れない。結構、読んでいる。京極夏彦によると「通俗的」妖怪とは、「江戸時代の化け物キャラ」+「民俗学的妖怪」であり、現代の「通俗的」妖怪キャラを造り上げたのが水木しげるであるということになる。🐥