森の踏切番日記

人生LARKしたい

『複雑系』に関するメモ(2)

(前日の続き)

第六章:生命はカオスの縁

◾人工生命/クリス・ラングトン/仮想マシン/ジョン・コンウェイ(数学)/ゲーム・オブ・ライフ/創発的・集合的パターン/大域的な変化を生み出す局所的規則/進化/ダーウィン/適者生存/戦争と社会的不平等/フォン・ノイマン/スタニスラフ・ウーラム(数学)/自己増殖するセル・オートマトン/プログラム可能な宇宙を想定/DNA/遷移規則/アート・バークス/スティーヴン・ウルフラム/非線形力学系/点アトラクタ/周期アトラクタ/ストレンジ・アトラクタ(いわゆるカオス)/λパラメータ/(増殖する)長期過渡現象/二次相転移/カオスと秩序を同時に受け入れる/カオスの縁/普遍的コンピュータ/情報を記憶するのに十分な安定性と、信号を任意の遠方まで送るのに十分な流動性/〈多項式時間〉アルゴリズム/「決定不可能な」アルゴリズムアラン・チューリング「決定不可能性定理」/コンピュータ・ウイルス

◾アナロジー

セル・オートマトンのクラス:ⅠとⅡ➡Ⅳ➡Ⅲ

力学系:秩序➡複雑性➡カオス

※物質:個体➡相転移➡流体

※computation:停止➡決定不可能➡暴走

※生命:あまりにも静➡生命・知性➡あまりにも動

第七章:ガラス箱のなかの経済

◾ボイド/クレイグ・レナルズ/経済学研究プログラム/1988年/限定合理性/適応的エージェント/学習と適応/演繹法帰納法/均衡/予測というものが科学の本質ではないからだ。科学の本質は理解と説明にある。

◾進化シミュレータ/進化は創発でもあり、また自己組織化でもある/ダーウィンの相対性原理/エコシステム/共進化/闘争/攻撃と防御/進化の軍拡競争/赤の女王の仮説/ゲームの理論/〈累次的〉囚人のジレンマ/TIT FOR TAT(しっぺ返し)/協力関係/交易/1989年/シムシティ

◾(科学の方法として今は)数学的理論、実験室での実験、コンピュータによるモデル化(の三つのやり方がある)/株式市場モデル/トム・サージェント、ラモーン・マリモン(経済学)/ヴィクセルの三角関係/リチャード・パーマー(物理学)/現実的な適応的行動が合理的期待の示す結果を生み出すのか

第八章:カルノーを待ちながら

◾ラングトン/人工生命という学問は生命を〈分析〉によって…理解しようとするのではなく、生命を〈総合〉によって…理解しようとする/ボトムアップ/複雑な行動が必ずしも複雑なルーツから生まれるとはかぎらない/ボトムアップ方式の個体群志向の考え方/生命は文字どおりコンピューテーションそのもの

◾ドイン・ファーマー/カオス理論はそれ自体ではあまり進展がなかった/熱力学第二法則に対応した何か/コネクショニズム(相互に作用する一群のエージェントを「コネクション」によって連結した「ノード(格子点)」のネットワークとして表現しようとする考え方)/ニューラル・ネットワーク

◾カウフマン/自己組織化と選択/ペア・バーク(物理学)/自己組織化臨界/砂の山/べき法則的振る舞い/ウォルター・フォンタナ/「化学」/単純な多様性と反応性/アルゴリズミック化学(アルケミー)/抽象化学

◾生命の目的は何か

第九章:その後のサンタフェ研究所

◾科学はおもにメタファーによって成り立っている/(複雑性の革命は)還元主義の正反対/東洋哲学から見れば少しも新しいことではない

◾適応的コンピューテーション/地球の持続可能性/エド・ナップ(物理学)/1991年

 

🙀ふう、やっと終わった。これで少しは頭の中がすっきりしたかな。「カオスの縁」や「セル・オートマトン(cellular automaton)」などについては検索して画像も調べたので理解が深まったように思う。ついでにカオスやフラクタルの画像も検索した。見覚えのあるような画像が多かったがやはり美しい。コンピュータがあってこそだなとつくづく思う。

🐱『カオス』と『複雑系』を読んで、小説とか映画とか色々思い出した。文化的にも思想的にも大きな影響があったのだなと改めて感じた。21世紀は「複雑性」の時代だったのか。ぼんやりしてたなあ。

🐱次は、この四半世紀で「複雑系」がどのように進展したのかが知りたい。特に「新しい熱力学第二法則」は気になる。「人工生命」も興味深い。脳科学人工知能は以前から興味がある。生物学系も興味があるのだが、そこまではなかなか手を広げられそうもない。進化に関する見解は少し楽天的に過ぎるのではないかと思ったのだが、どうなのだろう。経済学はよく分からないが、この四半世紀で世界経済の見通しが良くなったとは思わないのだが。

🐱次は『カオスとフラクタル』(山口昌哉)と『脳・心・人工知能』(甘利俊一)を読むつもり。🐥