森の踏切番日記

ただのグダグダな日記です/2018年4月からはマイクラ日記をつけています/スマホでのんびりしたサバイバル生活をしています/面倒くさいことは基本しません

『真田丸』第49回「前夜」の感想 その1(夏の陣開戦)

NHK大河ドラマ真田丸

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第49回「前夜」その1(夏の陣開戦)

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🐱和平派は治長が中心だが、本来は淀殿の戦を望まないという意向を受けてのことであり、和睦が守られるというのは首脳部だけの甘い考えだったのではないかと思われる。

🐱主戦派の方には、このままで済む筈がないという悲観論が根底にあると思われる。戦国時代を生きた人間の感覚からすれば、戦うという選択は、ごく自然なことだったのではないかと思われる。

🐱幸村は何かうまい打開策がないか模索していたのではないだろうか。いずれにしても、濠が無くなった大坂城では悲観的にならざるを得ないだろう。

 

 

◾江戸真田屋敷

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信之「これより大坂へ行ってまいる」

稲「そのようなお体で、殿が行かれてどうなされます?」

信之「源次郎を説き伏せてくる。あれは死ぬ気だ。すぐに支度を整えてくれ」

こう「かしこまりました」

 

稲(書状を見ながら)「死ぬなどとは、どこにも書いておられませぬ」

信之「わしには分かるのだ。大御所様の首を取るつもりだ」

こう「行かせてあげて下さい。旦那様に悔いなき生き方をして頂くのが私たちの務め」

稲「分かっておる!」

こう「ご無礼致しました」

 

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稲「道中は真田の者である事は、お隠し下さいますよう」

信之「承知した」

稲「そして……、必ず……」

稲「生きて帰って下さいませ」

信之「分かった」


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😽どうせまた原付バイクで行くんだろうな。

 

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松「源次郎に食べさせてやりたいの」

信之「いささか多すぎるかと」

🙀村松殿は信繁の身を案じていたというからなあ。

 

信之「たまに姉上が、ばば様に重なる時があります」  

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松「あい?」

信之「( ̄ー+ ̄)フッ、何でもありません」

 


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こう「道中ご無事で」

😽銭六文は、三途の川の渡し賃がもとになっているのだから縁起が悪くないかい?

 
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こう「コホッ、コホッ」

信之「大丈夫か? 大丈夫か?」

😽この咳き込みはアドリブではないかという意見に賛成だな。

 

 

江戸城

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秀忠「父上もようご決心なされたな」

正信「左様でございますな」

 

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秀忠「牢人たちは出て行くどころか日に日に増えておると聞く。今が攻め時だ」

正信「実は、殿……」

😽正信「私も紅白に出たいのですが」

 

※江登場

江「殿、今度こそ豊臣の者達に一泡吹かせてやって下さい」

秀忠「敵もあの城ではどうする事もできまい」

江「千が危ない目にあう事はありませんね。お約束下さいませ」

秀忠「そうならぬよう祈っておれ」

 

😽秀忠は、千姫が死んでも仕方が無いと思っていたりして。

 

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江「勝てます。きっと勝てる」

秀忠「分かっておる」

 

🐱姉に対する対抗意識があるのでしょうか。冬の陣では、一時は江戸にまで徳川方苦戦の報が伝わったというから、江も心配なのだろうか。

🐱『真田丸』では、冬の陣は大坂方が勝ったかのように描かれているが、負けなかっただけで、しかも、外交戦では負けているのだ。世間は判官びいきなので、真田丸の善戦が過大に宣伝された節がある。

🐱それにしても、正信は何を言おうとしていたのか。家康の真意だろうか。丸島和洋氏は、豊臣家の滅亡は家康の既定路線では無かったのではないかという説なのだが、『真田丸』は、そういう方向で描かれているようだ。

🐱従って、秀忠が主戦派として描かれることになり、二代目同士の戦いという図式となるのだろう。

 

 

 

大坂城・評定

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※幸村は、秀頼が出陣し、伏見を本陣として徳川勢を迎え討つ案を進言。

🐱4月30日の軍議を前倒ししたようですな。この幸村案は、かなり無謀な案で、せめて最後に秀頼を京に上らせて、「後代の名聞」にしたいという絶望的な気持ちの表れだったという。どうせ負けるならば、華々しく戦って散りたいということなので、生きるための作戦ではないだろう。

 

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幸村「あわよくば、一気に家康の首を取る」

😽あわよくばじゃ駄目でしょう。一撃必殺あるのみでしょう。


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主馬「よ~し!」

😽主馬は、セリフを言うたびに緊張しているな。修理は、包帯が似合うなあ。


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大蔵卿局「秀頼公はどうされるのです?」

幸村「伏見城にてご采配を」

大蔵卿局「ありえぬ!」

幸村「右大臣秀頼公が出陣される事で全軍の士気は大いに高まります」

大蔵卿局「危のうございます」

秀頼「それで我が軍勢が喜ぶなら伏見まで行っても構わぬ」

大蔵卿局「総大将は、みだりに動かぬものです」

治長「お局様はどうせよと仰せか?」

大蔵卿局「あくまでも敵を迎え討つのは大坂城


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😽幸村「うるせえなぁ、このババア。ド素人のクセにお前が出しゃばるから、惣濠全部埋められたんだろうが。こんな城で戦えるか、ボケ!」

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大蔵卿局「それを何とか勝ちに持っていくのがそなたのつとめではないか!」

😽すごい返し。幸村撃沈。

 

又兵衛「…じゃあ、そろそろ俺たちの策を聞いてもらえるかな」

😽又兵衛「やっとババアのターンが終わったか」


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※又兵衛・勝永が天王寺を固めて迎え討つ案を進言。

🐱先週幸村が、茶臼山と岡山の間に空堀を作って防衛線とする考えを出していなかったっけ。

😾又兵衛・勝永案は、決戦を一戦場に限定するという考え方だが、これも生きるための作戦ではないだろう。

🐱『城塞』では、幸村がこれに賛成して又兵衛が反対している。又兵衛が出した案は、大和から河内へ抜ける狭隘地で敵が細長くなったところを攻撃すれば、小勢でも大軍を相手に何とか戦えるというものだった。それと同時に、河内から来る敵を長さんと木村クンが横から突くという事だった。この作戦なら合理性があって納得できる。幸村は、この作戦の優秀なことを認めて、真っ先に賛成している。幸村は、さらに、家康陣を夜襲する案を出している。

 

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又兵衛「敵は城に一歩も近づけないっていう寸法だ」

😽んな訳ないだろ!

主馬「よ~し!」

😽主馬には意見はないのな。

大蔵卿局「秀頼公は」

勝永「城で高見のご見物を」

大蔵卿「すばらしい!」

😽懲りない奴は死ぬまで懲りないな。

😽長さん「駄目だこりゃ」

 

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治長「殿!」


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秀頼うなずく。

治長「では直ちに支度にかかってくれ!」

一同「おう!」 

 


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又兵衛「お前さ、前にも似たような策立ててたよな?」

幸村「そうだったかな」

勝永「真田の知恵も底をついたか」

幸村「面目ない」

 

😾ここの会話は少し納得出来ない。似たような策であっても、意味合いが全く異なると思うのだが。この期に及んでは、どちらにしても勝敗はすでに決まってしまっているのだ。あとは、後世に名を残すような戦いをするだけなのだ。牢人諸将の気持ちは、そういうことでは一致していたと思うのだが。大蔵卿局には、それが分からない、ということだと思うのだがな。

😾元々の後藤案を何故素直に使わないかな。あとで、真田案として出てくるが、意味合いが全く変わってしまっているし。

 

 
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大蔵卿局「全ては豊臣家の御為」

🙀ここでフォローを入れるのか?


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幸村「存じております」

😿幸村「この城も見納めだなあ」


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大蔵卿局「茶々様と秀頼公をお守りするのが私の役目。言葉がきついのは性分です」

幸村「つまり我らは同じ方を向いているという事」

大蔵卿局「ただし…」

 

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大蔵卿局「牢人は大っ嫌いじゃ」

🙀幸村撃沈。

 

🐱このドラマでは、本来、淀殿の役割であるべきところを大蔵卿局が担っている訳だが、やはり意味合いが変わってしまった感じがする。大蔵卿局は、牢人たちは単なる金目当てだと思っていて信用していないというのが根底にあって、感情的に嫌いというだけではないのだろうけれど。

 

 

◾慶長20年4月22日、京・二条城

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本多正純「伊達、上杉、前田、黒田ら、諸大名こぞってこちらへ向かっております。総勢三十万」

秀忠「今度こそ大坂城を落としましょう」

秀忠「落とせるか? 佐渡守」

本多正信「・・・」

正純「父上…、父上!」

家康「これこれ、そっとしておけ」

 

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秀忠「全軍がそろうたら、すぐに総攻めを」

😽正信「わしも一緒に踊ってみたいのじゃが。どうやって言い出そうかのう」


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家康「まあ、そう焦るな」

家康「正純、最後にもう一度大坂城の秀頼に文を送れ。今すぐ牢人を追放し城を出れば兵を引くと」


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秀忠「父上、無駄でございます。秀頼がいれば牢人は今後も増え続けます。もはや秀頼を亡き者にせぬ限りこの戦、終わりません。豊臣の血はこの戦で断ち切るのです」

 

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秀忠「父上は甘すぎる!」

家康「恐ろしい男に育ったのう」

😽家康「そんな事より、紅白はドタキャンできんぞ」

 

 

大坂城

※秀頼、治長、幸村。

※家康からの書状を読む秀頼。

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秀頼「徳川とは、これにて手切れと致す」

秀頼「よいな、左衛門佐」


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幸村「御意のままに」

 

 

◾二条城
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家康「豊臣の家も、天下一の名城とうたわれた大坂城も、これをもって終わりだの」

 

🐱家康にとって豊臣家滅亡が既定路線では無かった、という丸島和洋氏の説には、やはり乗れない。それで冬の陣前からの家康の動向を説明できるだろうか。 権力者というものがそれ程甘いとは思われない。そもそも、そういう甘さを持った人間が天下を取った上でそれを維持する基盤を作り上げられるとは思われない。

🐱丸島和洋氏は、牢人の問題を重要視しているようだが、豊臣家を牢人ホイホイにして、一網打尽にした方が徳川政権の安定には都合がよいのではないだろうか。家康は、豊臣家に難癖をつけて、戦わざるを得ないように仕向けたようにしか思われないのだが。

🐱巨悪というものは、あるいは、権力者というものは、往々にして善人の仮面を被っているものではないだろうか。

🐱将軍の地位を確立させるためにも家康が、秀忠を強い将軍としてアピールする演出をしたという司馬遼太郎の描き方には、それなりの説得力があった。つまり、凡庸で律儀な将軍秀忠は、家康にうまく乗せられたということである。家康の真意を理解していたのは、正信だけだったのであろう。

🐱家康が書状を出すというのは、少し変だから、豊臣方から使者を呼びつけて最後通告を突きつけたと解釈すべきだろうな。豊臣方からすれば、牢人を追放しても徳川方は攻めてくるだろうと思っているのだ。冬の陣後のやり方をみて信用しろという方が無理である。応じられる訳がない。

 

 

◾真田信吉の陣(山城・河内国境近く)

※お忍びの信之、無事到着。

😽ちっ! 無事着いたか。

※信吉、信政、小山田茂誠たち。

 

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🙀いただき物で、ハスカップのアイスクリームというものを食べたのですが、なまらうまかったデス。


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😽信之「ハスカップは道内で広く栽培されているのじゃ。不老長寿の秘薬と言われておる」


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😽信政「それでは父上もハスカップの実を食べて長生きして下さいませ」


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😽信吉「父上、とまチョップのいうのは何者でございますか?」

 

 

信之「源次郎と話がしたい。会う手だてはないか?」

茂誠「実は信尹様がこちらに向かっておられるのです」

信之「叔父上が?」

茂誠「大御所様の命によりもう一度源次郎殿に会いに行くそうで」

🙀ここに持ってきたかあ。納得。

 

 

◾4月29日、樫井の戦い

有働「大野治房勢と徳川方の浅野勢が衝突。大坂夏の陣がここに始まった」


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塙ちゃん「わしは大名になる。なってみせる」

🙀この期に及んで、大名を期待したかなあ。塙ちゃんは、そういうキャラじゃ無いと思う。せめて後世に名を残したい、という当時の牢人たちの心情を理解したいものである。


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主馬「かかれ~!」


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😾塙ちゃん秒殺かよおおおおお!


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😿塙ちゃんの見せ場全部省略されたあ。

🙀ナレ死じゃないだけましか。

 

 

 

大坂城

※塙ちゃんの遺体が運び込まれる。

※呆然とするロウニンジャー

※祈りを捧げるミサスキー。

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塙団右衛門討死

😿ミサスキーうるさいぞ。


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幸村「お上様」


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茶々「いずれは皆もこの男の横に並ぶのですか?」

きり「いい加減にして下さい」


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きり「お上様にうろうろされると士気が下がります!」


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🙀『城塞』では、大蔵卿局が痴呆症状態になるのだが、ここも逆になっているのだな。

🐱幸村は、自失状態の茶々を見て何を思っているのだろうか。幸村の茶々に対する気持ちがよく分からん。

 

 

 

 

 

📄この記事の続き

 

 

 

📄関連日記

 

 

 

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🙀楽しませてくれてありがとう、塙ちゃん。

(出典:塙ちゃんのツイッター

 

 

📄この記事の前