NHK大河ドラマ『真田丸』
第49回「前夜」その3(ずんだ餅)
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◾誉田・幸村の陣
勝永「あれほど功を焦るなと言うたのに。あのばか!」
幸村「大和路の徳川勢を率いているのは?」
ミサスキー「伊達政宗」
😾この人達は、何ゆえ陣地でのんびりしているのだろうか。なんか、全然違うと思う。
◾八尾・若江の戦い
※長さん、木村クン。
😾何故、ツーショットでいるかな。全然違うと思う。
長さん「もくろみが外れたな。数が違いすぎる! 引き上げよう!」
木村クン「いや!」
😾いや、そんなことは最初から分かっていたでしょ。全然違うと思う。
木村クン「ここを通してしまっては道明寺の後藤殿が逃げ場を失う」
😾いや、そうじゃ無いでしょ。木村クンは、家康の首を狙うために若江に出撃したのでしょ。
😽有働「木村クン、後藤さんは死んだのよ」
😽長さん「駄目だこりゃ」
木村重成戦死
😿木村クンは、よく戦ったのだよ。ただ、多勢に無勢で、最期は力尽きたのだよ。
長さん「もはや勝ち目はない。これまでじゃ!」
😽長さん「いわゆるひとつのゲームセットですね」
😾長さん軍は善戦したのだよ。藤堂軍を潰走させたのだよ。強かったのだよ。ただ、多勢に無勢で撤退を余儀なくされたのだよ。
😽長さん「わが長宗我部軍は永遠に不滅です」
😾長さんは、最後の最後まで長宗我部の再興をあきらめなかったと思うけどね。
長さん「あとは、おのおの…」
長さん「生き延びよ!」
😾ここで解散するかよ。
※長さんのあとをついて来る家臣達。
長さん「ついてくるな」
敵「いたぞ~! かかれ~!」
長さん「うわ~! うわ~! うわ~!」
😾長さんは、ここでフェードアウトかなあ。
😾実際は翌日、京橋口を守っていて敗色が濃厚になると再起を志して逃亡したのだが。
😽それにしても、お粗末すぎるよな。何故こんな風に変えてしまったかな。これでは大坂方は、ただの間抜けだものな。塙ちゃんも又兵衛も木村クンも、ただ死んだだけだものな。脇役にも気を配れよな。これで主役が引き立っているかと言えば、そうでもないものなあ。主役まで間抜けに見えるものなあ。
◾誉田・幸村の陣
😾こいつら、まだノンビリしていやがる。
勝永「まさか主力がそっちから来るとは」
😾それくらい分かっていた筈だけどな。全然違うと思う。
幸村「どうやら我らの策が敵に筒抜けのようだ」
😾だから厨なんかで会議するからあ。
勝永「間者?」
ミサスキー「有楽斎ではなかったのですか?」
😽いや、内通者が一人とは限らんだろ。
勝永「他にいるという事か、我ら五人衆の中に?」
😽勝永「やはり、こいつが間者だな。だいたいオフロスキーがこんなところにいるのが変だものな」
ミサスキー「お待ち下さい」
😽ミサスキー「私はここではオフロスキーではありません。ミサスキーです」
幸村「我らの話し合いを常に聞いていた男だ」
😽幸村「つまり、犯人は視聴者だ!」
大坂城の厨
与八「米炊き上がりました~」
与八「朝までに何個握り飯…」
😽分っかりやすい忍者やなあ。
😽ぶすり。
与左衛門「こっちは俺が片付ける。すぐ大御所様のところへ」
😽ここで正体ばらすかなあ。本来なら最後の最後に、「えっ!この人が、そんな事を!」となるところなのにな。ま、みんなもう知ってるからかな。それにしても、無理矢理な展開やなあ。
道明寺の戦い2
※後藤隊を崩した徳川方は勢いに乗って大坂方を蹴散らし、伊達軍は真田隊と激突。
幸村「かかれ~!」
一同「お~!」
幸村「大助!」
大助「ううっ!」
作兵衛「参りましょう」
🙀大助負傷!
有働「真田と毛利の軍は伊達軍と激闘を繰り広げると軍勢を反転させ城へと向かう」
😾ナレで済ませるのは仕方ないにしても、合戦の描写がお粗末すぎるよな。合戦シーンを簡略化するならするで正確に描写して欲しいものである。大坂の陣を取り上げた作品の中でも最低の部類ではないだろうか。こういった動の場面を丁寧に描かないと静の場面が生きてこないと思うのだが。
幸村「これでしまいか~!」
政宗「・・・」
幸村「徳川兵に真の武士は一人もおらんのか~!」
※鉄砲隊、鉄砲を構える。
政宗「もうよ~い!」
政宗「弾は尽きた」
😽ここだけ取り上げてもなあ。一応、このアイコンタクトは伏線のつもりなのだろうか。
◾大坂城内
※佐助を呼ぶ幸村。
※幸村、大助、春、梅、きり、内記、作兵衛。
春「城を出よとはどういう事でございますか?」
幸村「何も言わず従ってくれ。伊達陸奥守の陣じゃ」
内記「伊達…」
幸村「あのお方なら必ずお前達を庇護して下さる」
😽実際は、落城寸前まで城内に留まっていたらしいけどね。
◾伊達政宗の陣
政宗「真田左衛門佐、ようわしを頼ってきた。ご妻女の世話一切喜んで見ようではないか」
佐助「ありがたき幸せ」
景綱「この事、大御所様には?」
政宗「申し上げる訳がなかろう」
政宗「わしと真田との密約よ」
◾大坂城内
※幸村、大助、春、梅、きり、内記、作兵衛。
幸村「大助は私と共に城に残る」
幸村「内記」
内記「もちろん残りまする」
幸村「足手まといになるだけだ」
内記「失敬な!力を蓄えておったのでござる」
😽腰痛は治ったのか?
きり「私は?」
幸村(きりに)「お前には大事な仕事がある。残ってくれるか?」
※きりと内記、頷き合う。
幸村「決して永遠の別れではない」
幸村「しばしの辛抱じゃ」
春(大助に)「父上をしっかりお守りしなさい」
春(きりに)「旦那様の事、何とぞよしなに頼みます」
きり「かしこまりました」
◾幸村と春
幸村「よう耐えてくれた」
春「泣いてもよいなら泣きますよ?」
幸村「いや、いい」
春「私は大谷刑部吉継の娘でございます」
幸村「そうであった」
春「ご武運を」
◾伊達政宗の陣
※政宗、景綱、春、梅、大八、作兵衛。
😽🎵ずんだずんだ~!ずんだずんだずんだずんだ~!(BLUEHEARTS)
景綱「御屋形様、真田左衛門佐奥方とお子たちでございます」
政宗「伊達陸奥守政宗である。心配はいらん。そなたたちの身の上は、わしが一命にかけて預かった。」
政宗「時に…」
政宗「ずんだ餅はお好きかな?」
春「は…?」
政宗「ずんだ餅。さあ」
有働「その後梅は、政宗の重臣、片倉景綱の息子のもとへ嫁ぐ事になるが、それはまだ先の話である」
春「大八、頂きますか?」
大八「ううん」
政宗「だいは…、大八? さあ」
😽有働「その後大八は、この夜のことがトラウマになり、ずんだ餅アレルギーになるが、それはまだ先の話である」
◾幸村ときり
幸村「私は明日城を出て、家康に決戦を挑むことにした」
きり「いよいよですね」
幸村「お前はいざとなったら千姫様をお連れしてここを抜け出して秀忠の陣へ行け」
🙀千姫の訴えを覚えていたんだ。あと、将軍を呼び捨てかよ。
😽ついつい忘れがちになるが、このドラマでは、本来治長が担っていた役割の一部を幸村が担っているからややこしいなあ。千姫は本来、淀殿・秀頼助命嘆願の切り札だったのだがな。
きり「大仕事ではないですか!」
😽実際、大変だったらしいぞ。
幸村「だからお前に頼むのだ」
幸村「お上様にはお伝えしておく」
きり「姫様をお送りしたら、そのあとは?」
幸村「沼田にでも帰るがよかろう」
きり「いいえ、ここに戻ってきます」
😽普通は戻って来れないと思うがな。
きり「こうなったら、お上様とご一緒しますよ、最期まで」
きり「源次郎様がいない世にいてもつまらないから」
きり「え…、ちょっと、何するんですか…」
きり「遅い」
幸村「すまぬ」
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