『ブラタモリ』#70京都・祇園(2)
~日本一の花街・祇園はどうできた?
祇園さんどす
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出たな断層怪人バイリンガー。
八坂神社。通称、祇園さん。
確実に怪しい人たち。
ということは、漱石が2度目に一力を訪れた時には、四条通に市電が走ってたんや。
最初の時とは、随分様子が変わってたんやろうなあ。
市電とは気づかなかった。納得。
八坂神社の元々の祭神は出自不明の習合神である牛頭天王でした。
牛頭天王は、別名「祇園天神」とも呼ばれ、祇園精舎の守護神とされていたことから
祇園精舎は、正式には祇樹給孤独園精舎(ぎじゅぎっこどくおんしょうじゃ)といい、釈迦が説法を行った実在の場所です。
慶応4年5月30日に、神仏分離令により八坂神社と改称しました。
八坂の名称は、元々の地名が山城国愛宕郡八坂郷だったことによると思われます。
因みに、平家物語で「祇園精舎の鐘の聲諸行無常の響あり」とありますが、お寺さんの梵鐘は中国が起源なので、インドの寺院には鐘はありません。
日本のどこかの団体が、十年ほど前に、インドの祇園精舎に梵鐘と鐘楼を寄贈したとか。
ここまでは、祇園さんの基礎知識。市電は盲点やったなあ。
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