森の踏切番日記

人生LARKしたい

アニメ『有頂天家族2』第7話感想~大絶賛


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第7話「金曜倶楽部、再び」

アニメ『有頂天家族2』は、地元京都では月曜日の夜8時から放送しているのですが、今週は所用があって視聴できませんでした。本日、ようやく視聴できたので、遅ればせながら感想を書きます。

 


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夷川早雲によって地獄絵屏風の中に突き落とされた矢三郎だが、幸運にも弁天に助けられて無事現世に戻ることができた。


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矢三郎は、弁天に連れられて寿老人所有の三階建て叡山電車の中に入り寿老人と面会する。

この電車、どうやって庭へ運びこんだのか、原作者の森見氏にも見当がつかないのだそうな。


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海星ちゃんも様子をうかがう。


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ラスボス感漂う寿老人。

夜は短し歩けよ乙女』に出てくる李白と同一人物かどうかは不明。

 

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「あなたでも地獄は怖いのですか?」

「怖いとも。まるで己の臓物を見るようでな」


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地獄絵屏風の全貌。菖蒲池画伯が書き足した仏様の手から蜘蛛の糸が垂れている。

寿老人の逆鱗に触れて地獄絵屏風の中に突き落とされた幻術師天満屋は、地獄でラーメン屋台を営みながらチャンスを伺い、蜘蛛の糸を伝って現世に生還したという。


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屋上の露天風呂へ向かう弁天と矢三郎。三階建て叡山電車の屋上には、なぜか竹林がある。原作者の森見氏は『美女と竹林』という問題作をうっかり書いてしまうくらい竹林に愛着を感じているようだ。


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露天風呂で淀川教授発見。珈琲牛乳は湯上がりに飲んで欲しい。


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「これはどうもはじめまして」

素知らぬ顔で夷川早雲と握手をする矢三郎。早雲はしかめっ面。

夷川早雲の野望は金曜倶楽部の一員になること。狸なのに何故狸鍋を食す金曜倶楽部に入りたがるのか?


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「良いお湯ですこと」

突如として男湯に乱入してきた弁天。一人で女湯にいてもつまらないからだろうか。

アニメでは何故か入浴シーンがお約束だが、この場面は原作小説にもある。ここは森見氏のスケベ心に感謝を捧げよう。

美女と温泉とは天下無敵の取り合わせ、極楽とは温泉のことと見つけたり。

 

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「よう矢三郎君。また会ったな」

再び、寿老人の「飼い犬」となった天満屋。キモ過ぎるぞ。弁天は天満屋を毛嫌いしている。


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夷川早雲持ち込みの偽電気ブランで乾杯。

人間7人、半天狗1人、毛玉2匹。


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夷川早雲は金曜倶楽部入りを確実なものとするために、水がわき出る不思議な石・龍石を寿老人に献上するが、寿老人はそれを弁天に与えてしまう。弁天は、成り行きを面白がって見ている。


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「なぜなら愛とは押しつけるものだからですよ」

有馬温泉の夜は更けて、宴もたけなわ偽電気ブランの酔いがまわる中、狸愛の巨人・淀川教授が狸鍋反対演説をぶちかます。淀川教授は、詭弁論部OBなので詭弁はお手の物なのだ。淀川教授の詭弁踊りも見てみたいものだ。それにしても、何故にこの人たちは狸鍋に拘るのだろうか。


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椅子に縛りつけられ達磨を頭に乗せられた淀川教授を寿老人の独逸製空気銃が狙う。行方不明になっていた二代目の空気銃がこんな所にあったとはね。


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「身捨つるほどの狸はありや?」


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「あなたの歪んだ愛の思想にはついていけない。もう限界だということが今日ハッキリと分かりました」

淀川教授の危機に思わずテーブルに這い上がり、狸芝居を打ってみせる矢三郎。


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「実は、私は狸鍋に興味津々なんです」

だんだん言ってることが無茶苦茶になっていく矢三郎。この話、どうやって落とすつもりか。


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「それなら金曜倶楽部に入ればいいじゃない?」

驚愕の夷川早雲。弁天さん、明らかに面白がっている。


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「これが私と矢三郎から、寿老人への献上品ですのよ」

弁天が天満屋に命じて持ってこさせたのは、なんと赤玉先生の茶釜エンジン。赤玉ポートワインを燃料に空を飛ぶ天狗的道具なのだ。

何故、弁天は茶釜エンジンを持ち込んでいたのか。思うに3階建て叡山電車が空を飛んだら面白いなと思って余興のつもりで準備していたのではないだろうか。矢三郎が面白いことを言い始めたので悪戯心を出したと見た。


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「大還暦を迎えるには格好の小道具なり。貴君を布袋の席に迎えよう。金曜倶楽部へようこそ」

大還暦(120歳)とは。さすが、寿老人と呼ばれるだけのことはある。

矢三郎、金曜倶楽部入りの大どんでん返し。


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舌出し弁天。カワイイ。夷川の野望を打ち砕いて面白がっているようでもあり、矢三郎をさあどうするつもりと挑発しているようでもある。


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「私のものは私のものよ」

あまりの展開に怒り狂った夷川は龍石を返せとけち臭いことを言うが、弁天は取り合わない。


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「矢三郎、お前はどこまで邪魔をするのだ!」

ブチ切れて矢三郎に八つ当たりをする夷川早雲。前作で狸界を追放された夷川早雲にとって、金曜倶楽部に迎えられて狸界に復讐することだけが唯一の望みだったのだ。なんという愚かな毛玉であることか。


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矢三郎「化けるな!」

怒りのあまり、赤鬼に化けて暴れ回る夷川早雲。


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矢三郎「撃つな!」

銃声が響き、鬼と化した夷川早雲は何処へか消え失せてしまう。


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「まさかモノノケであったとは」

「鬼が出ることもあろう。温泉の地下には地獄が埋まっているのでな」

地獄が無いと極楽は生まれないのよ。ブラタモリでやってた。

 


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「夷川早雲、これより冥途へ罷り越す」

父の敵ではあるが叔父でもある夷川早雲の最期を見届け、うなだれる矢三郎。

いかんいかん、うっかり感動するところだった。狸が1匹死んだだけだった。かちかち山の狸に同情することはない。

 

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「少しの間、私と父だけにしてくれる?」

海星ちゃんは、ひそかに父親を捜しに有馬温泉へ来ていたようだ。極悪狸といえども父であることには変わりないか。

 

 

 


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ほぼ原作に忠実な内容で、無駄なシーンが一つもない素晴らしいアニメだった。小道具の使い方も上手いし、伏線の張り方も上手いし、何と言ってもセリフ回しが最高に面白い。改めて原作の素晴らしさを実感できた。また、それを見事にアニメに仕上げたスタッフの仕事も素晴らしいものだと思った。大絶賛します。


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次回、第8話は「夷川海星の秘密」

原作通りにいけば、夷川早雲の葬儀が盛大に執り行われることになる。そこへ、出奔していた夷川家長男の夷川呉一郎が帰ってくる。弁天は二代目と清水さんでデートをする。そして、矢三郎は何故かツチノコを探しに山に籠もり、海星ちゃんの秘密が明らかになる。

 


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前作『有頂天家族』第9話より。銭湯の冬至の柚子湯につかる夷川海星。

 

 

 

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