森の踏切番日記

人生LARKしたい

『機械仕掛けの選択/サクラダリセット3』時間の流れ方まとめ(3)+さよならがまだ喉につかえていた

MEMORY in CHILDREN(3)

🔘『機械仕掛けの選択/サクラダリセット3』時間の流れ方まとめ(2) - 森の踏切番日記の続き

 

8月16日(月曜日)

[アニメでは8月17日火曜日]
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◾相麻菫、佐々野宏幸の写真に写り込む。

 

 

8月30日(月曜日)

午後8時頃(セーブ)

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午後8時頃セーブ直後 ここから

 

8月31日(火曜日)

昼下がり 雨。中野家離れ。ケイ、読書中。ノックの音。赤い傘をさした相麻菫。
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▶ケイ、相麻とともに外出。

「そろそろ、夏が終わるわね」

「終わるのは夏休みだ。夏がいつ終わるかなんて、それぞれ勝手に決めてしまえばいい」

「なら私は、今日で夏が終わるのだと決めるよ」

▶バス停の屋根付きベンチに腰を下ろす二人。
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「アンドロイドは、誰?」

「僕たちの中にアンドロイドはいない。どれだけ考えてみても、やっぱりみんな、人間だった」

「それでも、仮定するのよ。私たちの中にアンドロイドがいるんだと」

「なら、みんながアンドロイドだ。誰だって誰かの影響を受けて形作られている。人間以外が作り出した人間なんて、いない」


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「ねぇ、ケイ。貴方はもう少し、救われてもいいのだと思う」

「貴方は、悪人よ。とても悪い人。両親を捨て去るなんてこと、許されるはずがない」

「貴方は、本当は馬鹿みたいに正しいことを、正直に叫び続けたい人よ。なのに貴方の理性が、貴方自身を正しい人間だと定義づけられない」

「浅井ケイ。貴方は春埼美空のために、善人でいなさい。いつか貴方の本心を、本当の貴方なのだと信じられるときまで。春埼美空に正しい感情を教えるためなのだと言い訳にして、優しくあり続けなさい」

 
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「なんだか貴方といると、いつも春埼の話になるわね」

「ああ、たしかに。どうしてだろうね」

「そんなの決まってるじゃない」

「貴方が春埼美空を、愛しているからよ」

「なるほどね」

「あら、残念。否定するかと思ったのに」


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▶バスがやって来る。相麻菫、立ち上がる。

「貴方も一緒に、夕陽を見に行く?」

「読みかけの小説があるんだ」

「そう。じゃあ、さようなら」

 

9月1日(水曜日)

放課後 南校舎屋上。青空。ケイ。春埼、やって来る。

「髪を、切ったんだね」

「貴方に従いました」

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「ゼロ番目を、見つけました」

「とても興味深いね」

「私は、貴方に従います。貴方の行動と、言葉のすべてを、信頼します」


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「私はきっと、貴方が好きです」

「君が僕に、好意を持ってくれたのは、嬉しいよ。でもそれは、恋愛感情ではない」

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「試してみてもいいかな?」

「はい」

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「嬉しい?」

「わからない」

「僕はまったく、嬉しくない」

 

「春埼、リセットしよう」

ここまでキャンセル

 

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8月30日(月曜日)2回目

午後8時頃 セーブ直後

ケイは、その夜を、記憶にあるのとまったく同じように過ごした。

 

8月31日(火曜日)2回目
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昼下がり 雨。中野家離れ。ケイ、読書中。相麻菫が現れない。

▶ケイ、不安感を抱いたまま眠りにつく。

 

9月1日(水曜日)2回目
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浅井ケイは、相麻菫が死んだことを知った。

 

◾南校舎屋上。ケイ。智樹。


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「昨日、相麻に会ったよ」

「いつ?」

「昼になる少し前。家の前に、あいつがいた」

「それで?」

「未来に声を届けて欲しいって言われた。二年後の、あいつ自身に」

「二年後の彼女に、どんな言葉を伝えたの?」

「この声が聞こえる?」

 

夕方 南校舎屋上。ケイ。春埼、やって来る。
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「リセットします。二日前に戻れるはずです。彼女を助けてください」

「リセットは、できない。もう使ってしまったんだ」

「リセットしても彼女の事故を回避できなかったのですか?」

「違う」


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「泣いて、いるのですか?」

「うん。僕は今、泣いているんだよ」

「悲しいの?」

「悲しいのは、私ではありません」

「悲しいのは、貴方です。貴方が悲しんでいるから、私は泣くのです」

 

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GOODBYE IS NOT AN EASY WORD TO SAY 

9月8日(水曜日)頃

◾ケイと春埼、奉仕クラブに入部。

▶ケイ、連絡用にケータイを購入。

 

9月13日(月曜日)

午後5時15分頃(セーブ)

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午後5時15分頃セーブ直後 ここから

 

9月15日(水曜日)

◾ケイ、奉仕クラブ員として初めて仕事を振られる。
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午後4時35分 南校舎屋上手前の階段。ケイ。春埼がやって来る。

「リセットを使えません」

午後5時 春埼、下校中。小さな公園に入り、ブランコに座る。

「リセット」

だが世界は、変化しない。

「私は、ケイに嫌われることを恐れている」

そのことを過剰に怖れているから、リセットを使えない。

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◾とあるバス停。ケイ、ツシマと電話。

「管理局がその気になれば、相麻菫を──2週間前に死んでしまった女の子を、救うことができますか?」

「その質問には答えられません」

▶ケイ、相麻菫が死んだ現場へ向かう。

▶ケイ、事故現場で年上の女の子(宇川沙々音)と出会う。
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「キミがなんだか死んでしまいそうにみえたんだよ」

「ちなみに僕が死ぬつもりなら、どうするつもりだったんです?」

「もちろん助けるよ。そのつもりでキットカットをあげた」

キットカットを食べれば、死ぬのを止めると思ったんですか?」

「あんな美味しいものを食べて、まだ死のうとする人はいないでしょ」


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9月16日(木曜日)

◾一晩中、リセットと呟いていた春埼は寝不足のまま登校。

昼休み 南校舎屋上手前の階段。ケイと春埼

「できるなら僕は、幸せだけを作れるようになりたい。神様が奇跡を起こすように、誰も傷つけない方法で、誰かを幸せにしたい」


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「ケイ、指示をください」

「春埼、リセットだ」

ここまでキャンセル

 

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9月13日(月曜日)2回目

午後5時15分頃セーブ直後 ケイ、奉仕クラブ顧問の教師に報告。

この日からケイは、自分自身にルールを課すようになった。

リセットを使うときには、「なにを変えるのか?」を明確にする。そして、その目的以外では、自分の行動を変えない。

 

9月15日(水曜日)2回目

放課後 南校舎の屋上へ向かうケイ。

──僕は、相麻菫を生き返らせる。

▶ケータイから猫のストラップをはずす。

このストラップを春埼にプレゼントしようと決めていた。彼女の手元にこのストラップがあるのなら、なんだか納得できるような気がした。

 

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