森の踏切番日記

人生LARKしたい

アニメ『有頂天家族2』第10話感想~矢三郎絶体絶命の大ピンチ!


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第10話「偽右衛門の決まる日」

偽右衛門選挙に先立って、へそ石様への挨拶のために六角堂に集まった狸たち。そこへ、矢三郎の暗躍で偽右衛門選挙の立会人が二代目に決まったことが気に入らない弁天が現れる。弁天の怒りに恐れおののく狸たち。矢三郎を詰問する弁天。その時、六角堂の門が開かれ二代目が登場する。

 
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傲然と見下ろす弁天。


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「六角堂で面倒な事件が起こっていると聞いたものでね。しかしとくに問題は見当たらないようだな」

弁天を完ムシする二代目。


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「しょうのない子ね。好きになさい」

「このたびは御慈悲を賜りましてありがとうございます」

平伏する矢三郎。

「おまえは何も分かってないのね、矢三郎…」

「私はいつでも優しかったわ」

飛び去る弁天。拗ねちゃった?


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矢三郎の誤算は、弁天を怒らせただけでなく、傷つけてしまったことだな。

かくして「逃げの矢三郎」は、弁天の目を逃れるため洛中から忽然と姿を消したのであった。

 


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旅先の矢二郎から手紙が届いた。


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矢二郎は、倉敷、岡山、尾道と旅をして鞆の浦にたどり着く。そこで、丸亀の狸と知り合い、彼の自前の船で四国に上陸。小松島へと向かう。

一日一日、自分がむくむくと大きくなっていくような気がします。まるで毛深いタケノコのようですよ。


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切手が狸の絵。消印は狸の手形みたい。郵便番号は無し。たぬき郵便か?


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玉瀾さんお願いね。

 


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矢三郎は、菖蒲池画伯の家に潜伏していた。画伯の邸宅は園城寺の近く琵琶湖疎水が長等山の隧道に流れ込むあたりにある。

滋賀県出身の弁天が過去を嫌悪していて滅多に琵琶湖畔にはやって来ないことを知っている矢三郎は、ここなら安全と考えたようだ。


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重装備の淀川教授がやって来た。演習林は、しっかりと装備しておかないと遭難の恐れがあるのだ。


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文明の利器に、「温泉につかった山猿のようにウットリ」する淀川教授。


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冬至ですからね。柚子湯に入らざる者は人にあらずですよ」


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「私は風呂に入るのはきらいなのです」

「風呂に入るとアタマが痒くなるですよ」

「痒いところを通り過ぎると痒くなくなるです。そのあとはいくら風呂に入らなくても、決して痒くなるということはないです。なにごとも最初の辛抱が肝心です」


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「いやだわ、汚い」

痒みが麻痺するです。真似は出来ないです。

 


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「金曜倶楽部の忘年会が近づいている。連中はそろそろ心配になってきたろうね」

こちらは狸を調達する気なんて毛頭ないですからね」


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淀川教授は、矢三郎の作戦をほめながらも、寿老人の抜け目無さと天満屋を警戒する。


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「いざというときには、僕が乗りこんで狸を救出するつもりさ」

どこまでも狸愛に満ちた淀川教授なのであった。

動物愛護団体のパロディという気もしないでもない。盲目的に手段を選ばんからな奴らは。

 


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12月25日。相変わらず画伯と暢気な将棋を指す陽気な逃亡者。


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狸はクリスマスが好きである。祝う理由の特にないところが実にいい。

森見登美彦著『有頂天家族二代目の帰朝』より)

狸だからクリスマスを祝って悪いということはない。むしろ、クリスマスの根拠のない喧噪ほど狸が好むものはないのである。

森見登美彦著『有頂天家族』より)

狸はフライドチキンが好物である。洛中のケンタッキーに出入りしている客のほぼ半分は狸に占められているという統計もある。

(同じく『有頂天家族』より)


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「なんぢゃこりゃ! こんなの見たことないわ!」 

将棋大好き女狸玉瀾姐さんもびっくり。


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「赤玉先生があなたを破門したわ」

「天狗には天狗の誇りがあるし、狸には狸の矜持があるさ」

以前、弁天にそそのかされて魔王杉事件を起こしたときは、自主謹慎した矢三郎だが、本格的な破門を言い渡されるのは初めてのこと。それでも赤玉先生が心配な矢三郎は、玉瀾に差し入れを持っていってくれるように頼む。


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「矢三郎ちゃんは本当に先生が好きなのね」

「そんなこと誰にも言わないでくれよ、沽券にかかわる」 

 


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矢二郎の手紙を読む矢三郎。

そこへ音もなく弁天が現れる。

矢三郎には一瞥もくれず周囲を凍りつかせていく弁天。


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庭が凍りついた。鬼気迫る美しさ。


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「どうして泣いているんです?」

「私に食べられるあなたが可哀相なの」 


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「なあんだ夢か」

意識下の不安が夢に現れたと見た。


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偽右衛門が決まる日。

すなわち我らの父の命日。

すなわち金曜倶楽部の忘年会の日。

疾風怒濤の一日が静かに始まった。 

 


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切り火を切って矢一郎を見送る母。

この日矢一郎は、前祝いの会に出てから、二代目の邸宅で開かれる会議へ向かう予定。


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父・下鴨総一郎は、弟と敵対することを余儀なくされた。


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長男・矢一郎は、その父から兄弟が力を合わせることの大切さを説かれた。


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偽右衛門の決まる日を迎えて、しみじみと思い出す矢一郎。偉大な父を持つちょっと残念な子供たち。名前に「矢」の字がついている所が、サンフレッチェじゃなくてヨンフレッチェ


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四条大橋西詰。東華菜館。ヴォーリズ設計では唯一のレストラン建築。調度品もヴォーリズ設計。ユニークな意匠のレリーフや日本最古のエレベーターも見もの。

📄古き良き伝統 京都の東華菜館


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「もうみんな集まっているわ」

和服もお似合い。


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「この度はおめでとうございます」

「いやいや、まだ早いよ、呉一郎」

「石橋を叩くのはもういいでしょう、矢一郎さん」


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怖いくらいに順風満帆。


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「矢二郎君たちのことを考えてるんでしょう」

「俺は心配性だからなあ」 


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🔍金長神社Google マップ

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南小松島駅に降り立った矢二郎。南小松島駅は上の地図をはみ出て真ん中ちょっと下あたりになる。


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小さいお社。


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「ここでいいはずなんだが…」


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女の子発見。


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落とし穴に落ちた。思わず蛙の姿に戻ってしまった。


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「狸かと思ったら蛙だった!」

「化けられる蛙なんて初めて見た。蛙界では有名な蛙なんでしょう、あなた」

「私は狸ですよ。蛙ではないのです」


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「おふーッ! そんなにつるんつるんした狸がいるもんですか」 

めっちゃカワイイやん。化かされそう。


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「この穴は私が掘ったんです。父からは掘るなって言われてるんだけど、穴を掘らないぐらいなら死んだ方がマシだわ。きっと私は世界に穴を掘るために生まれたのね」

 

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「ときどきドジな誰かさんが私の穴に落っこちるの」


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「あなた下鴨の狸ね。偽叡山電車に乗せてくれたでしょう。憶えてない?」

女の子は、匂いを憶えていたようだ。矢二郎は、かつて父・総一郎と金長一門を訪ねた時、余興で偽叡山電車に化けたことがあるのだ。そのとき運転席の窓にかじりついて興奮していた女の子のようだ。


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「ららら、カエルー🎵」


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旧知の狸だと分かった女の子は、矢二郎を金長のところへ案内する。 


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筒井康隆っぽい感じで好きだな。


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金長一門は、白峰相模坊の奥座敷を間借りしているのだそうな。想像しただけであくびが出ちゃうくらい広いのだそうな。


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カメラのひな壇?


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礼儀正しく挨拶する矢二郎。人間に化けても狸気溢れる胸毛野郎が十八代金長。隣の和服眼鏡は、金長一門の参謀として名高い藤ノ木寺の鳶という狸。

話は、矢一郎のこと、総一郎のこと、夷川早雲の顚末と続き、夷川家を長男・呉一郎が継いだ話になると、金長と鳶はキョトンとする。


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「それは妙ですな。夷川呉一郎さんは当家に滞在中ですからな」

「それは本当ですか?」

「さよう、もう一年にもなるかな」


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「なんだか妙な話をしているなあ」


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ここにいるのが本物の呉一郎だとしたら、京都にいる奴は誰なんだろう?

 


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お気楽逃亡者。


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おや? 海星ちゃんだ。


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「いきなり姿を見せるなよ」


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「狸のくせにナマ天狗に喧嘩売るのが悪いんだわ」

「面白がってやっただけでしょうが。鍋に落ちても自業自得よね」

的確な罵詈雑言だわ。


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狸姿なので庭の奥へ連れて行く。海星も狸姿に戻る。


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「呉一郎兄さんって、なんだかすごく妙なんだもん」

呉一郎の挙動を怪しみだした海星。


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「とにかくなんだか気に入らないから、『矢三郎と駆け落ちする』って書き置きを残して逃げ出してやった。きっと兄さん、ビックリするでしょうよ」

あきれる矢三郎。


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「祭り囃子が聞こえたような……」

 

パン!


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「どうした!」


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「そうれ、もう一発!」


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そして、矢三郎は意識を失った。


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ここで、天満屋と独逸製空気銃が出てくるとは、見事な展開。ところで、天満屋はどうして矢三郎の居所が分かったのか?

 

 

 

 


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何も知らない矢一郎は、二代目の邸宅へ向かう。

矢三郎は、狸鍋にされてしまうのか? 

海星ちゃんも道連れなのか? 

なんと、矢四郎と母の身にも危機が!? 

下鴨家絶体絶命の大ピンチ!? 

どうする矢二郎!? 

はたして、夷川呉一郎は何者なのか?  

 

 


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🐸この記事の続き

🔘アニメ『有頂天家族2』第11話感想 - 森の踏切番日記

 

 

 

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