『ブラタモリ』#86黒部ダム(1/3)
~黒部ダムはなぜ秘境につくられた?
🎵風の中のすばる 砂の中の銀河🎵
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標高1425m
長野県大町市平の関電トンネルトローリーバス扇沢駅前から始まった今回のブラタモリ。
タモリさんのテンションが早くも高い。
正式には「黒部ダム」です。
「くろよん」は黒部ダム建設当時からの通称。
プロジェクトX。なつかしい。
2005年10月11日、18日の放送。
ちょうど12年前になります。
近江ちゃんは、高校時代?
2000年にも、黒四は取り上げられておりますね。
2002年の紅白歌合戦で中島みゆきが「地上の星」を歌いましたなあ。
秘境中の秘境。
タモリ「これはもう直球勝負」
関電さん
高度経済成長期
東京タワーは、1957年着工、1958年竣工。
青函トンネルは、1961年建設開始、1988年開通。
深刻な電力不足に見舞われた。
草彅「特に関西では、工場は週2日」
草彅「電力の使用が制限され」
草彅「そこで考えられたのが、水力発電用の巨大ダムを」
関西電力が社運をかけて挑んだ大プロジェクトだった。
この場所がダム建設の適地であることは戦前から知られていて、ダム建設計画が立てられたが、戦争のため頓挫したという経緯があった。
1956年(昭和31)着工、殉職者171名。
1963年(昭和38)竣工。
上坂「黒部ダムがいかに秘境にあるのか?」
『森田が先走った』
『上坂はたじろいだ』
『近江はうれしそうだった』
スゲ!
『森田がまた先走った』
『上坂はダメージを受けた』
『それでも森田は容赦しなかった』
『森田は満足げにうなずいた』
『森田が独走しはじめた』
『上坂はあきれた』
ムリ! 絶対にムリ! こんなトコ!
『クマが流された』
草彅「ダム建設予定地に行くためには崖沿いの細い道を進むしかない、まさに秘境だった」
黒部ダムへ行くルートを確認
富山県側からのルート。
関西方面からは、こちらがメインかな。
上坂「こちらからトローリーバスで行きます」
ダム好き芸能人といえば、やっぱり眉毛の濃い気象予報士かなあ。
『森田はダムの魅力を語った』
放水ファン?
下から見上げる角度が迫力ありそう。
元都知事の息子が持ってそうだな。
プロジェクトB
『森田は秘境黒部を目指した』
トローリーバスは日本ではここだけ。
まあ、他では見たことないな。
外国には二階建てトローリーバスもあったようだ。
『近江は素朴な疑問を感じた』
環境への配慮。
電気屋さんだしね。
『森田が知識をひけらかせた』
孫娘「おじいちゃんは、トローリーバス乗ったことあるの?」
都営トローリーバス(1952年~1968年)
屋根に乗っているポールをトローリーポールといいます。トローリー(trolly:触電)は、トローリーポールの先端に取り付けられた金属滑車のことで、架線に接して集電する装置です。
『上坂は森田の暴走を悔しがった』
トローリーバスはバスじゃない。
計器類は電車仕様。
ハンドル操作はバスと一緒。
鉄道の免許が必要です。
長野県側から黒部ダムへ向かうトローリーバスは、2018年11月で廃止。
2019年4月からは電気バスに変わる。
ということは、富山県側の方のトローリーバスは残るのか。
『森田は年甲斐もなくはしゃいだ』
『トローリーバスがトンネルに突入した』
『森田は前のめりになった』
タモリ「これ、もともと工事用のトンネルですよね?」
上坂「今、近江さんに質問しようかなと思ってたんです💢」
大好きだから仕方ない?
トンネル内は1車線。
6時10分だ。
かつてはダム工事用のトンネルだった。
建設現場に資材を運び入れるため、全長5.4kmのトンネルをここに通す必要があった。
上坂「非常に苦労が多かった」
上坂「トンネル工事の大変さが日本中に広まったきっかけって?」
『森田の暴走を誰も止めることができなかった』
『上坂は絶望に打ちひしがれた』
だから、甥の石原良純はダムヲタなのか。
ハサイダー
『森田たちは破砕帯へ向かった』
『近江は寒さに凍えた』
『森田は勢いよく流れる水に立ち向かった』
『森田はあまりの冷たさに身を震わせた』
『近江も挑戦した』
『近江は半泣きになった』
草彅「軟らかい地層。崩れやすい上に」
草彅「作業員を苦しめました」
「黒部の太陽」とは別に、関西電力も記録映画を製作しています。
小学一年の頃の地蔵盆の行事で、
グランドにスクリーンを張って、野外上映会が催されたことが一度だけあったのですが、
それが、黒部ダムの映画だったと思います。
なんか、暗くて、水がバァーて出てたのを、かすかに覚えています。
これかなあ?
「黒部の太陽」は、三時間以上の大作ですし、地蔵盆にフィルムを貸し出してくれるはずがないですし。
なんかすごかった印象が今でも残っています。
破砕帯の幅は80㍍。
『森田たちは、破砕帯に突入する決断を下した』
『森田たちは進みはじめた』
破砕帯にあたるまでは、1日9㍍の進捗。
80㍍の破砕帯を突破するのには、
7ヵ月要した。
『森田たちは挫けずに破砕帯に挑んだ』
80㍍の破砕帯を突破するために総延長500㍍もの水抜きトンネルを掘るなど工事関係者は必死の努力を続けた。
『森田たちは何とか破砕帯を突破することに成功した』
こんな過酷な工事をしてまで
なんで黒部にダムをつくったのか?
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