ブラタモリ #96田園調布(2/3)
~田園調布はどう超高級住宅街になった?
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行ってみましょう。
子供に気をとられる近江アナ。
なんと、築83年。ということは、昭和10年頃か。
へえ~
田園調布3丁目4-7
「Sticka」という名前のお店
週1オープンの北欧ビンテージ雑貨店だそうな。
ご本人の Twitter によると、コピーライターで北欧Book主宰。北欧関係の本を出版している人のようです。
さすがに、放送翌日の日曜日はお客さんが集中して大忙しだったそうな。
ネコもいるみたいね。
いやいや、ご謙遜を。
1坪15円~60円、平均40円ほどだったようです。今の価格でいうと1坪4~16万円、平均10~11万円になります。(大卒初任給から計算)
前に出た建築規則に建築工費は1坪120~130円以上という条件がありました。また、建物敷地は宅地の五割以下という条件もありました。100坪の平均的な地価の土地に50坪の家を建てると、確かに今の価格で3000万円程度になります。
ただし、これは平均であって、前に出た分譲当初の区画図を見ると、地価が高そうな駅の近くは敷地が広いので、土地だけで今の価格で3000万円以上したと考えられます。建築費も3000万円以上になると思われます。
また、地価の低そうな駅から遠い所は敷地の狭い区画が多いので手頃だっただろうと考えられます。つまり、ピンキリがあったということです。
宝樹「都心で働く人たちが心安らかに暮らせる場所として」
森「とくに年配の方」
森「たまに涙ぐまれる方とかもいらして」
これは残しておいてほしいなと思うことがある。
ものすごく怪しまれた。
タモリ(わっ、これはいかん!)
セールスマンと勘違いされた。
分かるんですと。
近江友里恵の素朴な疑問。
切り立った台地になっています。
水分が周囲の低い土地に抜けていくので地盤が安定している。
パトカー。
築地「そろそろ、その答えが分かる人がやって来る筈なんですね」
警官?
出前?
さらに、白バイまで!
タモリ「出前の方でもない」
出前の方でした。
由緒あるおそば屋さん?
バイクでの出前の先駆け?
タモリ「坂道が多いから」
ということで、坂を下って右に曲がっておそば屋さんへ。
兵隊家!
さすがのタモリさんも知らなかった。
もともとは陸軍の軍人でした。
1923年(大正12)8月、田園調布分譲開始
9月1日、関東大震災
地盤の強い高台に住むようになった。
先に分譲を始めた洗足田園都市に地震の被害がほとんどなかったということもあったようです。
海軍技術研究所は「#57目黒」の時に出てきました。(👉目黒でブラタモリ - 森の踏切番日記)
旧海軍技術研究所
職住近接
ということは、ごく早い段階で軍関係者が住み始めたということになりますかな。それから、地震の被害にあった富裕層も住み始めたということでしょうな。
鳩山由紀夫とか
石原慎太郎とか
田園調布といえば、やっぱり長嶋茂雄さんだなあ。
現在の田園調布の基準地価の平均は約68万円/㎡です。坪単価は190万円~340万円くらいになります。平均すると、250万円/坪くらいです。
近年では、東京都の地価の平均よりもやや低いくらいだとか。
バブルの頃が異常だったということでしょう。
人気の場所だったとな?
感慨深い?
ここで終わる。
近江(田園調布なのに国分寺?)
近江(ガイセン?)
河岸段丘ですな。
次の記事へと続く
『日本列島100万年史』山崎晴雄・久保純子著(講談社ブルーバックス)より