ブラタモリ #97有馬温泉(2/3)
~有馬温泉♨人気はなぜ冷めない?
♨有馬温泉でブラタモリ(1/3) - 森の踏切番日記の続き
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きれいな水をペットボトルに入れて、そこに炭酸ガスを注入してみます。
近江アナはシュワシュワ好きか?
出来たて炭酸水
ゴクゴク
立派な炭酸水?
タモリ「炭酸大好きなんでね♪」
近江「あ~そうですよねw」
炭酸水だけ飲んでおいしいか?
世界的にも珍しいとな。
天神泉源の泉質は「含鉄強食塩泉」で、神経痛、リウマチ、胃腸病に効能があると言われています。
草彅「ここでその秘密が分かるんです」
白水峡
花崗岩は硬いけれども、もろくて風化しやすい特徴があります。
白っぽい花崗岩の所々が赤っぽい。
更に観察してみると…
よく見るといっぱい入ってる。
ドヤ顔w
有馬は断層の分岐点になっている。
花崗岩の岩体には至るところに「節理」という切れ目が入っています。
そこが断層活動によって、大きな割れ目が出来るとともに、ひび割れていくとのことです。
タモリ「うん? 待てよ」
その熱源は何かというと…
マントルが温泉の熱源
のぞいてみましょう!
沈み込む。
巻き込む。
地下60kmで600℃だとマグマにはならないので、火山にはなりません。
火山フロントは海洋プレートが沈み込み、深さ100kmに達した地点の真上に形成されます。
プレートの沈み込み角度が深ければ、海溝と火山フロントの距離は短く、沈み込み角度が浅ければ距離は長くなります。
日本海溝から東北地方の火山フロントまでは約300kmであるのに対して、中国地方の火山フロントは、南海トラフから約400km離れています。
これは、中国地方ではフィリピン海プレートの沈み込み角度が、太平洋プレートに比べて浅いことを示しています。
※『日本列島100万年史』山崎晴雄・久保純子著(講談社ブルーバックス)より
お湯だけではない。
炭酸ガスはサンゴだったのか。
花崗岩の中には、さまざまな元素が溶け込んでいます。
ラジウムなど特異な元素も入っています。
そうした微量な元素も運ばれます。
塩分。
600万年かかって温泉が湧き出てくる。
地表近くの地下水が温められたわけではない。
サンゴから考えたら2億年の年月だものな。
いろいろな条件が重なって有馬の温泉が出来ているということ、よ~く分かりました。
地球ってすごいな。
見てみましょう。
杖捨橋
杖を捨てて橋を渡って帰路につく。
こちらが昔は有馬の表玄関だった。
右、六甲山。真っすぐ、京大坂。
この京大坂への道が有馬街道です。杖捨橋を渡ってずぅ~っと行くと、前々回に登場した宝塚の「小浜宿」にたどり着くわけです。
草彅「この町にやって来ました」
湯本坂を下って行きます。
あれ?
妬(うわなり)神社の前で佇むこの後ろ姿は…
やっぱり!
「飛び出しおっさん」やないか~い!
普通は「飛び出し坊や」なんやけどな。
じゃなくて、相変わらずお美しい…
松田法子先生!
3年連続3度目のご登場。
妬神社の裏手に妬泉源があります。
湯本坂(旧有馬街道)
谷筋を下っていく感じ。
有馬温泉は、もともとは自然の谷地形を使って生まれた小さな温泉街。旅館や店をたくさん作るスペースはありませんでした。
和ッフル再登場。
1階は店舗、2階は旅館にして限られた土地を有効利用していた。
では、なぜこれほど大勢の人でにぎわうようになったのか?
それは、ある有名人が有馬温泉の大ファンになったことがきっかけでした。それは一体誰なのか?
って、このシルエットクイズ、簡単すぎへん?
左手ですね。
♨次の記事へと続く
(アニメ『有頂天家族2』第6話より)
タモリさんは金の湯の左手から戻ってきて、右手の道へと向かいます。
有馬温泉の泉源は、金泉源の天神泉源、極楽泉源、御所泉源、妬泉源、有明泉源と、銀泉源の炭酸泉源の6カ所です。金の湯の正面にある銀泉の飲泉場・太閤泉源を加えると7カ所になります。瓢箪から温泉が出てるよ。