スマホでマイクラ生活・第3世界編
ども、バルスことPleiades0319です。今回は、クリエイティブの世界に来ています。
これは、ホッパーを使った簡単なクロック回路です。この向かい合ったホッパーのどちらかに、何でもいいのでアイテムを一つ入れると…
二つのホッパー間で、そのアイテムをキャッチボールします。それが信号のオンオフになって、左右のレッドストーンライトが交互に点滅を繰り返します。
面白いですね…
これは、レッドストーンコンパレータのアイテム収容量測定機能を利用しています。
例えば、チェストにつなげた場合、アイテム収容量に応じて、発信される信号の強さが変わります。
(下のチェストは関係ありません)
収容量がこれくらいだと…
信号の出力は弱いですが…
収容量が増えるにつれて…
信号の出力が強くなっていきます。
半分近く入れると…
7ブロックくらいですか…
チェストが満杯になると、最大の信号を出力して、16ブロック先まで信号が伝わります(うろ覚え)。これを利用すると、チェストが満杯になると知らせてくれる仕掛け(光ったり音が鳴ったり)を作ることができます。
ホッパーにつなげた場合…
アイテムを入れると…
同じように信号が出力されます。
アイテムが下のチェストに移るにつれて…
出力信号は弱くなり…
アイテムがなくなると…
出力信号がゼロになります。これがホッパーを使ったクロック回路の仕組みです。
アイテムをこれだけ入れると…
9ブロックくらいですか…
アイテム回収装置を考える
このレッドストーンコンパレータのアイテム収容量測定機能を利用したのが、アイテム回収装置です。上の装置は、適当に作ったアイテム回収装置の簡単な見本です。
今、回収装置の上のパワードレール(加速レール)はレッドストーントーチとつながっていて、オンになっています。空のホッパー付きトロッコがやって来ても停車せずに往復運動をします。
ホッパー付きトロッコにアイテムを入れて…
回収装置まで進めると…
アイテムが加速レールの下のホッパーに移ることによって、コンパレータに信号が出力され、レッドストーントーチがオフになるので、加速レールがオフになり、ホッパー付きトロッコが停車します。
アイテムがチェストに全部入ると、コンパレータが信号を出力しなくなるので、レッドストーントーチがオンになり、加速レールがオンになって、ホッパー付きトロッコが始動します。
実際にアイテムを適当にばらまいてみました。
それでは、ホッパー付きトロッコを動かしてみましょう。
こんな感じで回収されます。面白いのは、上のブロックに落ちているアイテムも回収されることです。
両サイドは回収される範囲が狭いので、実用するにはレールを張りめぐらす必要がありそうです。
あ、この装置にリピータは要らないな…
リピータ無しでオッケーでした… ('◇')ゞ
サトウキビ自動収穫装置を考える
前置きが長くなりましたが、ここからが本題のサトウキビ自動収穫装置です。
これが、最も基本的なサトウキビ自動収穫装置だと思います。サトウキビの2段目の高さにピストンを置いて、その上にオブザーバー(観察者)を設置します。オブザーバーは、顔に面するブロックの状態変化を検知して後ろの出力面から信号を出力します。
※設置するときは、プレーヤーが置いた側に出力面が向きます。
水流の終点にホッパーとチェストを設置しておくと、サトウキビの成長を検知したオブザーバーが発信してピストンを動かして、サトウキビを水流に落として回収するという仕組みです。
後ろ側はこんな感じになります。オブザーバーの出力面にブロックを付けないと、下のピストンにつながっているレッドストーンパウダーに信号が伝わりません。
この装置には問題点があります。実際に動かしてみれば分かります。サトウキビのどれかが3段目まで成長すると…
ガシャコンとピストンが動いて、サトウキビを落としますが、雑な上に勢いがあるので…
回収率悪っ!
こんなに飛び散るんですね…
これは周りを囲うことによって解決できます。
問題は、この畑に落ちたサトウキビです。これは水流式では回収できません…
この程度ならあきらめても良いかとも思うのですが、どうしても気になる何とか回収したいと考える人もいたんでしょうね…
そこで、先に紹介したホッパー付きトロッコを使うことを思い付いた人がいたんでしょうね…
ということで、私なりに水流式サトウキビ自動収穫装置を改良してみます。
まず、ホッパーとチェストを上のように設置し直します。ホッパーがあるラインが水の流れるところです。その両サイドを一段掘り下げます。
※ホッパーは、奥上→奥下→手前下→チェストの順になるようにつなげます。
※奥上のホッパーは無くても大丈夫かも…
レールは上のように環状に設置します。加速レールは1ヶ所設置すればいけると思いますが、念のため2ヶ所入れてもよいでしょう。
ホッパーの上にレールを置こうとすると、ホッパーが開いてしまうので厄介です。この位置にホッパーを置く場合は、左右のレールを予め曲げておいてから上にレールを置いて下さい。
ここだけ面倒な作業になります。コツは、隣のレールの端の近くをタップすることでしょうか。何回かやり直しました。
※追記~ホッパーの上にレールを置くときは、スニークにして置くと簡単に置けます。この時は、まだ気が付いていませんでしたw
このレール上にホッパー付きトロッコを置きます。加速レールをオンにすると、ホッパー付きトロッコは環状線をクルクル回ります。
加速レールの動力源は、レバーやレッドストーントーチの他にレッドストーンブロックが使われます。
ここでは先例にならってレッドストーンブロックを使っておきましょう。この上をトロッコが通過すると加速され、トロッコは環状線をいつまでもクルクル回り続けることになります。
サトウキビを植える土ブロックを戻します。
水路を挟んで画面右側にもサトウキビを植えることができるので、左側と同じようにピストンとオブザーバーを設置すれば、収穫量が倍増します。
(ここでは、簡単のため省略しています)
横から見るとこんな感じです。
サトウキビが飛び散らないように、周囲を囲って実験してみましょう。サトウキビが9個チェストに回収されれば成功です。
一つ残りましたね…
ホッパー付きトロッコを動かしましょう。
消えています…
見事に全部回収されています。
加速レールの動力源ですが、私の好みはディテクタレール(感知レール)です。
感知レールは、トロッコがその上を通過すると前後左右のブロックに信号を出力します。なので、感知レールと加速レールを並べておけば、トロッコが感知レールを通過するたびに加速レールがオンになるので、トロッコはいつまでもクルクル回ることになります。
これで完成でもよいのですが、これだとトロッコはずっと回りっぱになりますよね。トロッコが必要なのは落ちたサトウキビを回収するときだけで、ずっと回しておく必要はありません。そこで、もう一工夫してみましょう。
トロッコの軌道を環状からU字型に変えました。加速レールは両端に設置します。折り返し側には感知レールを設置します。ホッパー付きトロッコは始点となる加速レール上に置きます。
ピストンから始点となる加速レールの後ろのブロックまでレッドストーンパウダーをつなげます。途中にレッドストーンリピータを挟んで4ティックに設定(最大)に設定します。これは、ピストンが動いてからトロッコが発車するまでの時間に余裕を持たせるための処置です。
始点はこんな感じです。
ここにホッパー付きトロッコを置いて…
ピストンの動きに連動して信号が伝わると、トロッコが発車します(実際はこの信号はすぐに消えます)。折り返し点前の感知レールを通過すると、折り返し点の加速レールがオンになります。
折り返し点で加速されたトロッコが始点に戻って停車します。この間に上のアイテムを回収して、チェストにつながるホッパー上を2回通過して、アイテムをチェストに移します。
両サイドにサトウキビを植える場合は、反対側からもレッドストーンパウダーを始点につなぎます。レッドストーンリピータも同じように入れておきます。反対側のピストンが動いたとき、折り返し点の加速レールにも信号が伝わりますがすぐに消えるので影響はありません。
折り返し点の加速レールは感知レールの代わりに、加速レールの下にレッドストーンブロックを置いて、常にオンの状態にしても問題ないでしょう。感知レールを使ったのは私の好みに過ぎません。
これで、サトウキビ自動収穫装置の試作が完成しましたが、これは一例に過ぎません。ググって、チラッと見た限りでは、水流を使わずにホッパー付きトロッコだけでサトウキビを回収する装置がよく紹介されているようです。確かに、その方がスマートだと思うのですが、全く同じ装置を作っても面白くないので、少しひねくれてみました。
次回は、サバイバルの世界に戻ってサトウキビ自動収穫装置を実作してみたいと思います。