スマホでのんびりマイクラ生活
ども、バルスことPleiades0319です。前々回(1×2の砂ピストンドアを改良する~ノスクラ(255) - 森の踏切番日記)、前回(2×5砂ピストンドアを試作する~ノスクラ(256) - 森の踏切番日記)に引き続いて、砂ピストンドアを紹介したいと思います。3回シリーズの最終回となる今回は、画面左に見えております5×3のカラフル5色のピストンドアです。
正面から見るとこんな感じですね。あとでもう少し改良します。右奥に見えているのが前回紹介した5×2のカラフル5色のピストンドアです。
レバーをオフにすると、ドアが開きます。
オンにすると、ドアが閉じます。反対側から見ると、こんな感じです。この5×3砂ピストンドアを説明する前に、まず1×3砂ピストンドアの構造から説明しましょう。
1×3砂ピストンドアを考える
それでは、1×3砂ピストンドアを作ってみましょう。まず、粘着ピストンを3つ上向きに積み上げます。下段のピストンにつなげる配線は上のようになります。4つのリピータは全て4ティックに設定します。
粘着ピストンをもう1個、画面の位置に上向きに置いて、何かブロックを乗せておきます。これがスイッチの役割をします。そのブロックに向けて、上のように配線をつなげます。
スイッチとなるブロックから中段のピストンに向けて、上のように配線をつなげます。スイッチとなるブロックに付けるリピータは4ティックですが、左の2連リピータは〈4ティック+1ティック〉に設定します。上の画像は設定前のものです。
これが設定後です。
さらに上段のピストンに向けて、上のように配線をつなげます。これでレバーがオンの状態で3つのピストンが全て上がります。
ところが、レバーをオフにしても上のように上段のピストンは下まで下りてくれません。どうしてでしょうか?
なぜ上段のピストンが下りないのか
これが3連ピストンの模型です。これを下ろす手順は次のようになります。
まず上段を下ろします。
次に中段を下ろします。
そして、下段を下ろすとこうなります。つまり、これだけでは上段のピストンは下りてくれないのです。
そこで、手順を加えて、ここから更に中段のピストンを上げて…
下ろすと、上段のピストンも下りてくれます。
この操作はボタンにした方が分かりやすいかもしれません。ボタンを押すと…
上段のピストンが下ります。
上げるときは、下から順に上げます。
1×3砂ピストンドアを完成させる
ということで、上のような配線を加えます。5連リピータは、取りあえず全て4ティックに設定しておいて、あとで調節します。ここは、ドアを開ける最後の手順になるので、かなり遅延させる必要があります。
角度を変えると、こんな感じです。オブザーバー(観察者)は、手前のレッドストーンパウダーの変化を観察して短い信号を送るボタンの役割をします。これで、1×3砂ピストンドアの完成です。
レバーをオフにすると、今度はうまく下りてくれました。
レバーをオンにすると、元に戻ります。
※ここで中段のリピータの設定を忘れていたことに気がついて、設定しましたw
ここで調節してみて、オブザーバーから中段のピストンへつなぐリピータは4連でもオッケーだと分かりました。設定は全て4ティックです。
スイッチブロックの役割
ピストンの上に赤色コンクリートパウダーを3個乗せました。ここで粘着ピストンの上に乗せたスイッチブロックの役割を説明しましょう。先程説明したように、3連ピストンを下ろすときは、上から順にピストンを下ろさなくてはいけません。そのためには、上から順に信号をオフにする必要があります。
今、レバーをオフにすると、上段、中段の順にオフになってから、スイッチブロックが下りて、下段のピストンが下ります。そして、最後に中段のピストンが上段のピストンを下ろします。スイッチブロックのところを普通につなぐと、下段のピストンが先に下りてうまくいかなくなります。
レバーをオンにしたとき、スイッチブロックが無いと、上のようになってしまいます。上のピストンが先に上がると、下のピストンは上がらなくなるのです。なので、下のピストンから上げる必要があります。
スイッチブロックを使ってレバーをオンにすると、スイッチブロックが上がったときに上の段と下の段が同時スタートすることになります。すると、リピータの遅延の合計は、下段のピストンまでは8ティックに対して、中段のピストンまでは9ティックになるので、信号が下段のピストンに先に届くわけです。最上段の信号は先着しても問題ありません。
※ここで、レバーから最初に信号が届く2連リピータは4ティックにしたリピータ1個でも問題ないことが分かったので手直ししました。
ちなみに、スイッチブロックのところを4ティックのリピータにすると、上げるときはうまくいっても、下げるときは、上のようになってしまいうまくいきません。下段の信号が先にオフになるからです。
以上をまとめると、3連ピストンを上げるときは下段に先に信号を送って、下げるときには上段の信号を先に止める必要があるということです。
参考のため、スイッチブロックの基本回路を載せておきます。レバーをオンにすると、左下のランプが先に点いてから右上のランプがつきます。オフにすると、右上のランプが先に消えてから左下のランプが消えます。
※レバーをオフにするときは、レバーからオフの信号が送られて、オフの信号が届くとランプが消えると考えると分かりやすいかもです。
カラフル5色のピストンドア
ということで、手直しをして完成した5×3の砂ピストンドアがこちらになります。基本的には、1×3の砂ピストンドアを5つ並べればよいのですが、若干変更点があります。
まず、レバーを置いたブロックの真下からガラスブロックを互い違いに置いて、レッドストーンを置けば、信号は下に伝わります。そこから、信号増幅のためのリピータを挟みこんで配線をつなげます。
分かりにくいですが、ガラスブロックの部分は、こんな感じになっています。
この辺りは、1×3砂ピストンドアと同じです。
砂ピストンドアを横に増やす場合、最上段はリピータを並べないとうまくいきませんでした。リピータは全て1ティック(デフォルト)です。
それに対応して、中段の2連リピータは〈2ティック+4ティック〉にしなければなりません。最下段は、そのままでも大丈夫でした。
中段と下段は、こんな感じにつなげていけばオッケーです。
オブザーバーからの4連リピータは全て4ティックです。そこから中段のピストンに上のようにつなげます。
正面から見ると、下部はこんな感じに変わりました。
それでは、試してみましょう。
レバーをオフにすると…
ドアが開きました♪
通り抜けて、レバーをオンにすると、ドアが閉まります。
トグル回路を追加する
レバーでは壁に穴が開くのが不満なので、前の記事に追記したトグル回路を組み込んでみました。
壁の両側にボタンを設置して、上のように真下から配線をつなぎます。
こちらがトグル回路です。どちらかのボタンを押すと回路がオフになり、またどちらかのボタンを押すと回路がオンになります。つまり、レバーの働きをしてくれます。詳しい説明をすると長くなるので省略します。
※トグル回路については、こちらの記事を参照して下さい👉「トグル回路とは?~ノスクラ(258) - 森の踏切番日記」
正面から見ると、こんな感じに変わりました。
それでは、試してみましょう。
ポチッとな…
ガシャコン!ガシャコン!
開きました♪
ドアを通り抜けて、ポチッとな…
閉まりました。大成功です🎶
ということで、5×3の砂ピストンドアが完成しました。砂ピストンドアには、素晴らしい装置があります。これは、ほんの一例に過ぎません。
⛏️おまけの3×3砂ピストンドア
こちらは、試作段階に撮影したので回路にまだ無駄がありますが、3×3の砂ピストンドアです。
作り方は同じです。3つにするだけです。
3×5と同じように手直しすれば、も少しすっきりします。
え? 何かのマークに似てるって?
色が違うよ~んw