スマホでのんびりマイクラ日記
ども、今回もクリエイティブモードの世界に来ている私です。前回は、こちらの基本的な隠し階段を作りました。ボタンを押すと…
御覧のように隠し階段が現れます。ただ、この装置の場合、不自然な出っ張りが出来てしまいます。そこで今回は、フラットな床面に作る本格的な隠し階段を考えようと思います。
こちらは、以前作った床が下がる隠し階段ですが、この場合は全ブロックが階段状になるだけなので、今回は階段ブロックで作る隠し階段を考えてみたいと思います。
それでは、考えていきましょう。階段ブロックで隠し階段を作る場合は、床と階段ブロックを4ブロック入れ替える必要があります。まず、ピストンの動きを確認するために全体のモデルを作ります。
ということで、こんな感じに組んでみました。ピストンをガチャガチャ動かすと…
こうなるわけですが、これをレバー1個で動かせるようにしなければなりません。まずは、個々の階段ブロックを動かす回路を考えてから、それを合体させることにします。
1.上2段の階段と床の入れ替え方
上の2段は、ほぼ同じ動きをするので、一緒に考えます。床を付けた2個の上向きピストンは粘着ピストンで、横向きピストンは全部普通のピストンです。
床面に階段が現れる手順は…
①2個の上向き粘着ピストンを下げる。
②横向きピストンのオンオフを逆にする。
③奥の上向き粘着ピストンだけ上げる。
と、なります。手順を逆にすると、床面が元に戻ります。
こちらは、レバーのオンとオフで手順が逆になる場合の回路のモデルです。奥は、簡略化したモデルです。レバーをオンにすると、右のライトが先に点いてから左のライトが点きます。
レバーをオフにすると、左のライトが消えてから右のライトが消えます。つまり、左のライトが上向き粘着ピストンで右のライトが横向きピストンと考えればよいわけです。これに③の最上部の階段ブロックを上げ下げする仕組みを足せば、この部分の回路は出来上がります。
それが、こちらの回路になります。
横向きピストンに1ティックの早いリピータと5ティックの遅いリピータを付けて、上から2段目の階段ブロックを付けた上向き粘着ピストンに3ティックのリピータを付けました。最上部の階段ブロックを上げ下げする上向き粘着ピストンは、観察者を使って別の方法で動かします。ガラスブロックは見やすさのためです。普通のブロックで構いません。
レバーをオフにすると、こんな感じです。たまに誤作動を起こすので、更に調節が必要です。
反対側から見ると、こんな感じです。最上段の階段ブロックを付けた上向き粘着ピストンには赤石トーチから信号が送られているので、ずっとオンのままですが、レバーの切り替え時にだけ観察者の手前に置いた赤石粉に信号が出入りするので、それを観察した観察者が発信して、一時的に赤石トーチをオフにします。その間だけ上向き粘着ピストンが下がるので、その隙に横向きピストンで床と階段を入れ替えるという若干綱渡り的な技を使います。なので、タイミングが合わないと、誤作動を起こします。観察者の後ろのリピータは、取りあえず、2ティックに設定しました。
2.下から2段目の階段と床の入れ替え方
続いて、下から2段目を考えます。上向きピストンと赤石ブロックを付けた横向きピストンは粘着ピストンで、その他の横向きピストンは普通のピストンです。
階段を出す手順は…
①赤石ブロックを付けた横向き粘着ピストンをオフにする(上向き粘着ピストンがオフになる)。
②左右3個の横向きピストンのオンオフを逆にして、階段を出すと同時に上向き粘着ピストンを引く。
③右上のピストンに一瞬信号を送って、床を左に押させる。
となります。理屈の上では、左上のピストンを粘着ピストンにすれば、右上のピストンは不要ですが、実際に回路を組むと不具合が生じるので、こういう面倒なことをします。
床を元に戻すときは、②➡️①の順になります。
これを回路に組み入れると、上のようになります。
こちら側は、このまま延長するだけです。
こちら側の上の横向きピストンには観察者を付けて、その前にリピータを置きました。取りあえず3ティックにしました。その下の横向きピストンには、右下の観察者の前の赤石粉から配線を延ばしてつなげました。
その下の赤石ブロックを付けた横向き粘着ピストンには、下から信号を送ります。ここのガラスブロックは、見やすさのためではなくて、断線防止のためなので、ガラスブロックでなければ駄目です。横向きピストンの配線から延ばしたので、横向きピストンと同時に動くことになりますが、大丈夫です。
(左上のピストンがまだ粘着ピストンになっていますが普通のピストンでオッケーです)
ここで、画面奥の上から2段目の粘着ピストンに付けるリピータを4ティックに、手前の遅い方のリピータを合計8ティックに変更しました。最上段の上向き粘着ピストンがやや不安定で、誤作動を起こすことがあります。
ちなみに、左上のピストンを粘着ピストンにして、右上のピストンを省略すると、こうなります。粘着ピストンなのに粘着してくれない…
3.最下段の階段と床の入れ替え方
最後に最下段の回路を考えていきます。上の左右の横向きピストンは普通のピストンで、その他のピストンは粘着ピストンです。
階段を出す手順は…
①赤石ブロックを付けた上向き粘着ピストンをオフにする(その上の上向き粘着ピストンがオフになる)。
②右上以外の3つの横向きピストンのオンオフを逆にして、階段を出すと同時に上向き粘着ピストンを引く。
③右上の横向きピストンに一瞬信号を送って、床を押す。
と、なります。床を元に戻すときは、②➡️①の順になります。
これを回路に組み入れると、上のようになります。
ここで最上段の上向き粘着ピストンに信号を送る観察者の後ろに付けたリピータを3ティックに変えました。
レバーをオンにすると、ちゃんと床が出ましたね。レバーをオフにして階段を出す方もうまくいきました。最上段の誤作動もなくなりました。これで問題なさそうです。
ここは、そのまま延長しました。
こちら側も配線を延長しました。上の横向きピストンには観察者を付けて、その前に赤石粉を延ばしました。下の横向きピストンへの配線にあるリピータは、混線防止のためです。
赤石ブロックを付けた上向き粘着ピストンには、上から2段目の上向き粘着ピストンへの配線から分岐させました。リピータは4ティックに設定しました。
4.ここで下から2段目を訂正します
ここまで装置を作って記事を仕上げてから、下から2段目は、もっと簡単に出来ることに気が付きました。赤石ブロックを付けた横向き粘着ピストンは要らなくて、単にこれだけで良かったです。ちょっと難しく考えすぎました。(^^ゞ
ここから床を階段に入れ替える手順は…
①上向き粘着ピストンをオフにして、右上以外の横向きピストンのオンオフを逆にする。
②右上の横向きピストンで床を左に押す。
と、なります。
5.回路をスリム化する
下から2段目の手直しを兼ねて、回路全体を見直して簡略化しました。以下、上の画像を正面として説明します。
左から見ると、こんな感じになりました。リピータは、早い方が1ティック(デフォルト)で、遅い方が合計8ティックです。
裏側から見ると、こんな感じです。最上段の上向き粘着ピストンにつながる回路を少し変えて、観察者を上向きにしました。ここのリピータは、3ティックです。
右側は、かなり簡略化しました。下から2段目の赤石ブロックと横向き粘着ピストンは、要らなくなったので外しました。観察者の前のリピータも外しました。最下段の回路に付ける観察者は下向きに変えて、下のピストンを観察させることにしました。
最下段の赤石ブロックを付けた粘着ピストンへの配線も少し変えました。
下から2段目の上向き粘着ピストンには、こちらから配線をつなぎました。リピータは4ティックにしましたが、このリピータは要らないかも…
これで、フラットな床面に作る本格的な隠し階段が取りあえず完成しました。誤作動もなく安定しています。これでオッケーでしょう…
と、思ったのですが…
6.さらにトグル回路を取り付ける
さらにトグル回路を取り付けてみたところ、最下段の左下の横向き粘着ピストンが粘着しなくなりました。そこで、また手直しをしなくてはならなくなりました。もうグダグダですよ~ (´ヘ`;)
こちらは最下段の回路のモデルですが、左下のピストンを普通のピストンに替えて、右側に押し込み用のピストンを追加しました。手順は、③に右下の横向きピストンを追加するだけです。
トグル回路を追加したので、回路全体も少し変わりました。トグル回路は、上下対面ドロッパー式にしました。
裏側は、こんな感じに変えました。
右側は、最下段に横向きピストンを追加したので、少し変えました。
最下段の右の2つの横向きピストンを動かすために観察者も追加しました。誤作動を起こさせないで回路をシンプルにするには、この方法しか思い付きませんでした。
下から2段目の上向き粘着ピストンの下のブロックに付けていたリピータは無くても問題ありませんでした。最下段の赤石ブロックを付けた上向き粘着ピストンの方は、4ティックのリピータを付けないと、誤作動を起こします。
今回は、かなりグダグダになってしまいました。いつものことか… f(^_^)
次回は、この装置の作り方の手順を出来る限り簡潔に説明したいと思います。