森の踏切番日記

ただのグダグダな日記です/2018年4月からはマイクラ日記をつけています/スマホでのんびりしたサバイバル生活をしています/面倒くさいことは基本しません

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

カズオ・イシグロの『日の名残り』を読んでみた

11月の読書録01ーーーーーーー 日の名残り カズオ・イシグロ 土屋政雄訳 ハヤカワ文庫(2001/05/31:1989) ★★★★ ──────────────────── ずっと気になってはいるのだけれども、なかなかきっかけがなくて読まずにいる作家が何人もいて、その中の一人がカズオ・…

室蘭でブラタモリ(3/3)

『ブラタモリ』#91室蘭(3/3) ~工業都市・室蘭を生んだ奇跡とは? なぜこの坂がムロラン地名発祥の坂なのか? 室蘭でブラタモリ(2/3) - 森の踏切番日記の続き ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー それしか無いよね。 江戸時代の絵図 草彅「各地に…

室蘭でブラタモリ(2/3)

『ブラタモリ』#91室蘭(2/3) ~工業都市・室蘭を生んだ奇跡とは? 地球岬の断崖絶壁の成り立ちの秘密とは?室蘭でブラタモリ(1/3) - 森の踏切番日記 の続き ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー タモリ「凝灰岩ですか?」 山岸「正解です」 火山灰…

室蘭でブラタモリ(1/3)

『ブラタモリ』#91室蘭(1/3) ~工業都市・室蘭を生んだ奇跡とは? 近江(今夜はブラタモリ倶楽部?) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー いきなり薄暗い。 タモリ「夕日ですよ」 洞爺湖ロケと同じ日の夕方なんだろうな。 二人とも室蘭は初めてだそ…

蔵本由紀著『非線形科学 同期する世界』~体内時計と時計遺伝子など

10月の読書録07ーーーーーーー 非線形科学 同期する世界 蔵本由紀 集英社新書(2014/05/21) ★★★☆ ──────────────────── 本書は、2007年に刊行された『非線形科学』(集英社新書)の続編にあたる。この前作については、ちょうど去年の今頃の読書録で紹介した…

筒井康隆『着想の技術』を再読 ~商品としての価値が無くなった教養

10月の読書録06ーーーーーーー 着想の技術 筒井康隆 新潮文庫(1989/09/25:1983) ★★★☆ ──────────────────── 八月に筒井康隆の『創作の極意と掟』(講談社文庫)を読んだときに本書の事が出てきたので確認しようと思ったら手元になかった。未読だったかと…

ものづくり名古屋でブラタモリ(3/3)

『ブラタモリ』#90ものづくり名古屋(3/3) ~名古屋が生んだ“ものづくり日本”とは? ものづくり名古屋でブラタモリ(2/3) - 森の踏切番日記の続き ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 松重橋の東側ですか? ホテルラブ? 橋を渡って西側へ。 右手が…

ものづくり名古屋でブラタモリ(2/3)

『ブラタモリ』#90ものづくり名古屋(2/3) ~名古屋が生んだ“ものづくり日本”とは? ものづくり名古屋でブラタモリ(1/3) - 森の踏切番日記 の続き ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー タモリ「ここから見れば台地の高さが分かる」 どういう事? と…

ものづくり名古屋でブラタモリ(1/3)

『ブラタモリ』#90ものづくり名古屋(1/3) ~名古屋が生んだ“ものづくり日本”とは? 近江(名古屋はええよ!やっとかめ?) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 二週間ぶりのブラタモリ。やっとかめ。 いきなりヘルメット着用。 すごいですねぇ。 近…

『デート・ア・ライブ17 狂三ラグナロク』のあらすじと感想

10月の読書録05ーーーーーーー デート・ア・ライブ17 狂三ラグナロク 橘公司 ファンタジア文庫(2017/08/20) ★★★ ──────────────────── 〈Nibelcole〉 前作『デート・ア・ライブ16 狂三リフレイン』に引き続いて、本作を読んだ。やっと最新巻が読めた。ふぅ…

『デート・ア・ライブ16 狂三リフレイン』のあらすじと感想

10月の読書録04ーーーーーーー デート・ア・ライブ16 狂三リフレイン 橘公司 ファンタジア文庫(2017/03/20) ★★★ ──────────────────── 〈TOKISAKI Kurumi〉 今回は、久し振りに時崎狂三がメインキャラクターということで、ストーリーが大きく動くことを期…

吉村昭の『高熱隧道』を読む(2)

10月の読書録03ーーーーーーー 高熱隧道 (新潮文庫) 作者: 吉村昭 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1975/07/29 メディア: 文庫 購入: 6人 クリック: 40回 この商品を含むブログ (41件) を見る ♨吉村昭の『高熱隧道』を読む(1) - 森の踏切番日記の続き 仙…

吉村昭の『高熱隧道』を読む(1)

10月の読書録03ーーーーーーー 高熱隧道 吉村昭 新潮社(1967/06/20) ★★★☆ ──────────────────── 我が家の押し入れには、祖母や伯父が遺した昭和の本がしまってあるのだが、その中に吉村昭の作品が何冊かあって、以前読んだことがある。読んだのは、『戦艦…

新田次郎の短編小説「昭和新山」のあらすじ

MY LIBRARY ーーーーーーーー 昭和新山 新田次郎 文藝春秋社(1971/11/05) ★★★★ ──────────────────── 11月4日(土)放送のNHK『ブラタモリ #89洞爺湖』を視聴して、思い出したのが本書である。これは、1971年に刊行された新田次郎の短編集だが、表題作の…

洞爺湖でブラタモリ(3/3)

『ブラタモリ』#89洞爺湖(3/3) ~なぜ “世界の洞爺湖” になった? 同級生、また会おう! ──────────────────── 洞爺湖でブラタモリ(2/3) - 森の踏切番日記の続き 昭和新山の溶岩を見てみよう。 たぶん「デイサイト」(火山岩の一種) 近江ちゃんの溶岩の…

洞爺湖でブラタモリ(2/3)

『ブラタモリ』#89洞爺湖(2/3) ~なぜ “世界の洞爺湖” になった? 癒やされない! ──────────────────── 洞爺湖でブラタモリ(1/3) - 森の踏切番日記の続き タモリ「赤くなった、ほら!」 近江「あっ、赤くなった」 NHK放送文化研究所によると、新聞・放…

洞爺湖でブラタモリ(1/3)

『ブラタモリ』#89洞爺湖(1/3) ~なぜ “世界の洞爺湖” になった? G2洞爺湖サミット? ──────────────────── はるばる北海道へやってまいりました。 内浦湾じゃないよ。 早くも絶好調な近江ちゃん。 面積約71平方キロメートル 周囲長約50キロメートル 湖…

三島由紀夫のラブコメ小説を読む~『夏子の冒険』(3)

10月の読書録02ーーーーーーー 夏子の冒険 (角川文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2009/03/25 メディア: 文庫 クリック: 18回 この商品を含むブログ (39件) を見る 三島由紀夫のラブコメ小説を読む~『夏子の冒…

三島由紀夫のラブコメ小説を読む~『夏子の冒険』(2)

10月の読書録02ーーーーーーー 夏子の冒険 (角川文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2009/03/25 メディア: 文庫 クリック: 18回 この商品を含むブログ (39件) を見る 三島由紀夫のラブコメ小説を読む~『夏子の冒…