大河ドラマ『おんな城主直虎』
第13回「城主はつらいよ」その1
次郎法師(柴咲コウ)は「井伊直虎」として、井伊家の領主に名乗りを上げる。直虎は、幼い虎松(寺田心)が元服するまでの間、後見として国を治めることを
宣言するが、家臣たちは反発する。虎松の母・しの(貫地谷しほり)も直虎の勝手な振る舞いを認めようとしない。
ある日、領主が代替わりしたことを聞きつけた瀬戸村の農民・甚兵衛(山本学)が直虎の元を訪れ、借金の棒引きを意味する「徳政令」の発布を求める。
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改め『おんな社長直虎』?
改め『新社長はつらいよ』?
反発する中野直之。
戸惑う奥山六左衛門。
南渓「おぬしら、その方がよいとお考えか」
還俗しないことがポイント。
冷ややかな態度の小野政次。
🙀この箇所、ドラマの進行とは順序が異なります。
🐱直虎も政次も嫌だと聞き分けのないことを言うしの。相変わらず面倒くさい女。どちらかを選べと言われたら、政次を取りかねないな。親の敵より恋敵(?)の方が憎かろう。
🐱虎松役の寺田心君は左利きだそうな。右で筆を持つ練習をしたそうな。ぎこちないのは仕方がない。吾輩も左利きだが幼少時に右手で習字を習わされて苦労した。同情する。
🙀なんか、かわいい。
直虎を案じた南渓和尚は、直虎に『仮名目録』を手渡す。
😽なんか素人政治家が新大臣になったみたいな。慌てて勉強し始めるみたいな。
📄今川仮名目録~今川氏の発した領国支配の基本法典。地頭と名主の関係、境界争い、所領売買の制限、金銭貸借の利子の規定などの民事的な規定が多い。喧嘩盗賊取締などもある。義元が制定した追加には、訴訟手続き関連、相続関係、家臣の被官契約などがある。
😽政次さん、目付三人衆と仲良くしておりますが、この三人も信用ならんよ。
翌日
人は良さそうだが無能な部下。
口が悪い上に非協力的な部下。
政次が証文類をどっさり持ち込んでくる。
ところが、直虎は政次からは受け取ろうとしない。
😽政次(やりにく~い)
そこへ訪れた瀬戸村の農民たち。
女子の地頭に驚く農民たち。
😽新上司が女だった、みたいな。
翌日、早速瀬戸村へ視察に向かう。
😽やっぱり、次郎法師の酒浸りは評判だったのか。
😽知名度だけで当選した新知事の人気取りに付き合わされる都庁の職員みたいな。足じゃなくて馬だし。
🙀また、やっかいな。
🐱農民の逃散は、戦国領主の悩みの種だもんな。
銭主の名は瀬戸の方久
🐱代替わりの徳政令、あり得るなあ。
🐱「善処する」や「前向きに検討する」という役人言葉を知らんな。
困った人を捨て置けない直虎。
🐱 竜宮小僧と地頭は両立するかという話だな。
🐱社会科の授業のような、でも分かりやすい説明長台詞でした。
😽直之(やってらんねえ)
😽実績も能力も無いのに口だけは一人前みたいな。
🐱ただ、戦になった場合、直虎が指揮をとるのかという話になるから直之の不満も分からなくはない。中世には、女地頭の例はあるというが、戦国時代の井伊家の場合は簡単な話ではなかっただろうなと思われる。
瀬戸村から帰ってきた直虎に六左衛門が証文を見せる。政次から示唆された様子。
😽 借金だらけ。倒産寸前みたいな。
😽直虎「1回目からVTRを見直したが、そんな話は1回もなかったぞ。なぜに急にそんな話になるのじゃ?」
😽遺産相続したら借金しかなかったみたいな。
そこへ現れたのは瀬戸方久本人。
😽ムロツヨシでえ。
😽子役がね。
🐱何かの時に役に立つかもと櫛をお守り代わりに持っていたと見た。
ここからは、ムロツヨシのわらしべ長者物語をしばしお楽しみ下さい。
🐱直虎が子供の頃に戻ったような感じでなんかカワイイ。
😽忍たま乱太郎でもアルバイトでやっていたな、確か。たまたま見たことがある。
🐱これは、戦国時代の常識だもんな。
😽不渡り手形を出すけど許して、みたいな。
🐱徳政令出すと、銭主からの信用を失うと。
🐱井伊家、経営破綻みたいな。
🐱今回は生々しいゼニのお話なので、かえって分かりやすいかも。
🐱中野直之や奥山六左衛門などの人物造形も類型的で分かり易いし。(政次以外の井伊家中の人間は皆単純な性格だが)
🐱それにしても、毎回趣向を変えつつ高いレベルのドラマを見せてくれるのだから大したもんだなと感心する。さすがと云えよう。
🐯『おんな城主直虎』第13回の感想(2) - 森の踏切番日記に続く
📄この記事の前
🔘『おんな城主直虎』第12回の感想 その1 - 森の踏切番日記
🔘『おんな城主直虎』第12回の感想 その2 - 森の踏切番日記