スマホでマイクラ生活・第3世界編
前回は、簡単な2×2のピストンドアを作ってみましたが、これだと、どうしても凹みが出来てしまうのが難点です。
どうせ作るなら、やっぱり、こういう平面的な壁に隠し扉を作りたいものです。
⛏️2×2の隠し扉の仕組みを考える
では、どうすればよいのか考えてみましょう。分かりやすいように隠し扉の部分を金ブロックにしました。
考え方としては、隠し扉の部分を奥に1ブロック引っ込ませることが出来ればよいわけです。
そうすれば、左右に開閉させることが出来ます。
そのためには粘着ピストンを使って…
隠し扉を引き込めばよいことになります。
それから、粘着ピストンと隠し扉を…
粘着ピストンで左右に開閉させればよいわけです。
最初から繰り返すと、まず中央の粘着ピストンで隠し扉を奥に引き込みます。
すると、上のようになります。これをさらに左右の粘着ピストンで引き込むと…
通路が開かれるわけです。あとは、このスイッチの回路を1つのレバーで連続的に操作できるようにまとめて、なおかつ上手く隠れるように配線させればよいわけです。
今回は、ピンタレスト(Pinterest)で見つけた海外のサイトの記事を参考にして作り始めたのですが、この記事の通りに装置を作ってもまともに動かないんですよねw
実際、コメント欄にも記事の通りに作ったけど動かないという苦情が寄せられていました。このサイトには、こういういい加減な記事が割とたくさんあって笑えます。
それでどうしたかというと、このポンコツ装置を私なりに工夫して、まともに動くように改良してみました。まあ、私が思いついたくらいですから、他にも思いついた人はいると思いますがね(謙遜)。
これが完成した試作品です。
それでは、作り方の手順を紹介していきましょう。
⛏️2×2の隠し扉を試作する
まず、粘着ピストン12個を上のように配置します。手前が出入り口となる壁です。2ブロック分の隙間に隠し扉が入ります。
隠し扉となるブロックを上のように粘着ピストンに付けます。今は分かりやすいように金ブロックにしておきます。
上にブロックを置きます。
上の画像のように、左右に階段状にブロックを置きます。
※ここで壁を3段目まで積み上げました。
上部はこのようにレッドストーンパウダーとレッドストーンリピータを置きます。手前が出入り口となる壁です。レッドストーンリピータの位置と向きを間違えないように注意して下さい。
階段部分はこのようにレッドストーンパウダーを置きます。反対側も同様にします。
最下段はこのようにレッドストーンパウダーを置きます。反対側も同様にします。
両サイドにレッドストーンパウダーを置き終わりました。レッドストーンリピータは4ティックに設定します。つまり、最大に開きます。これは、信号が流れるのを遅延させて、中央の粘着ピストンが動いてから左右の粘着ピストンを動かすために必要なことです。
実は、私が参考にした海外のサイトの記事では、これで完成となっています。レバーを置いて試してみましょう。
レバーをオンにしても下のブロックが前に出てきません。
考えてみれば分かることですが、中央の下の粘着ピストンには、どこからも信号が流れていません。だから、動かないのは当然です。
後ろから見れば、中央の下の粘着ピストンに信号が流れていないのは一目瞭然です。
では、どうすればいいのでしょうか?
ちょっと考えてみましょう。
※追記~この記事を書いた当時は、まだ、Java Edition と Bedrock Edition ではレッドストーン回路の挙動が異なることを知りませんでした。この時参考にした海外のサイトの記事は、おそらく Java Edition の古いバージョンに基づいた記事だったのだろうと思います。
⛏️ポンコツ装置を改良する
考え方としては、下から信号を伝えるしかないです。ということは、レッドストーントーチを上のように斜めに置くことになります。
これで、中央の下の粘着ピストンにも信号が流れているはずです。確認してみましょう。
ちゃんとブロックが前に出ました。あとは、どのように配線すればよいかを考えればよいだけです。
上部のブロックを奥に延ばして、上のように左右に階段を作ります。
上のようにレッドストーンパウダーを置きます。1ブロック開けるのは、混線を防ぐためです。
横から見ると、こうなります。
さて、ここからどうつなげるか…
試行錯誤した結果、こうなりました。ここだけ、ちょっと複雑です。配線を〈オン➡️オフ➡️オン〉とするために、レッドストーントーチをもう1本入れる必要があります。
反対側も同様にします。
全体像は、このようになりました。
これで、真の意味で完成です。
では、試してみましょう。
レバーをオフにすると隠し扉が開きます。
レバーをオンにすると隠し扉が閉じます。
大成功です!
配線を切断しないように注意しながら埋め戻します。レッドストーントーチの上は開けておいてください。
⛏️実用的なレバーの設置例
それでは、隠し扉の裏表にそれぞれレバーを設置してみましょう。まず、裏側ですが、上部のブロックを奥に延ばします。
片側に階段を作って、上のようにレッドストーンパウダーを置きます。
レッドストーンパウダーを置いた石にレバーを設置して、トウヒのトラップドアでカムフラージュします。
こんな感じになります。
トラップドアを閉じると、レバーが隠れます。
次に表側ですが、反対側にも階段を作って、レッドストーンパウダーを上のように置いていきます。配線が長くなるので、適当な位置にレッドストーンリピータを挟んで信号を増幅させます。
レバーはここに置きます。
あ、壁を設置したら配線が切れるやん…
リピータの位置を1ブロックずらしました。
トウヒのトラップドアでカムフラージュしました。隠し扉のブロックも石ブロックにしました。これで、どこに出入り口があるのか、全く分からなくなりました。
では、試してみましょう。トウヒのトラップドアを開けるとレバーがあります。
レバーを上げると、隠し扉が開いて、トラップドアが閉まります。
扉を通り抜けて、裏側のトウヒのトラップドアを開けます。
レバーを下げると、隠し扉が閉じて、トラップドアも閉じます。
再び、トラップドアを開けてレバーを上げると、隠し扉が開きます。
扉を通り抜けて、表側のトラップドアを開けて、レバーを下げると…
隠し扉が閉じてトラップドアが2ヶ所開きますw
これは壁の後ろのレッドストーンパウダーに反応してしまったんですねw
仕方ないので、手動で3つのトラップドアを閉じてくださいw
全体像を上から見ると、こんな感じです。
これで、本格的な2×2の隠し扉が完成しました。次回は、サバイバルの世界に戻って、実際に隠し扉を作ってみたいと思います。この隠し扉の装置は奥行きがありますが、工夫すればスイッチの部分を短くできるので、本番ではそっちのやり方で作ってみたいと思います。
⛏️次の記事では…
最終的に、レバー用のレッドストーンパウダーを上部に置かなくてもよい回路にしました。
👉2×2の隠しドアが完成する~第3世界編(67) - 森の踏切番日記
📍参考にしたポンコツ装置のネタ元はこちらです。
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