森の踏切番日記

ただのグダグダな日記です/2018年4月からはマイクラ日記をつけています/スマホでのんびりしたサバイバル生活をしています/面倒くさいことは基本しません

簡単カボチャ自動収穫装置を考える~第3世界編(101)

スマホでマイクラ生活・第3世界編


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ども、Pleiades0319ことバルスです。クリエイティブモードの世界に来ております。今回は、以前考えたこのサトウキビ自動収穫装置を応用した、簡単に作れるカボチャ自動収穫装置を思い付いたので、その構造を説明したいと思います。

 

※サトウキビ自動収穫装置についてはこちらをご覧下さい。

 

※このブログは『スマホでマイクラ生活』ですので、記事の内容はスマホのアプリのマイクラ(Bedrock Edition)に基づいています。他の機種やJava Editionでは、このブログの内容とは異なることがあります。その点、ご了承ください。

 

 

 


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カボチャ自動収穫装置の最も簡単なものは、この日照センサを使った装置だと思います。

オブザーバーに日照センサを観察させておけば、日照センサに変化があるとオブザーバーが信号を出力します。それでピストンがガシャコンと動いてカボチャを弾くという装置です。

※これはサトウキビ自動収穫装置にも使えます。

 

 


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この装置は、カボチャが実っているかどうかに関係なく、1日1回作動することになります。

別にこれでも十分実用的で悪くはないと思いますが、なんとなく面白味に欠けるような気がするので他の方法を考えてみましょう。

 

 


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すぐに思い付くのは、サトウキビ自動収穫装置と同じように、オブザーバーにカボチャが実るのを観察させる装置ですね。

 

 


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上から見ると、こうなっています。

 

 


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でも、これがうまくいきません。

オブザーバーの正面にカボチャを置くと…

 

 


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オブザーバーがそれを観察して発信し、ピストンがガシャコンと動きますが、その変化をオブザーバーが観察して発信するので、ピストンがまたガシャコンと動きます。そのピストンの動きをオブザーバーがまた観察して発信するので、ピストンがまたガシャコンと動いて、それをオブザーバーがまた観察して発信するので、ピストンがまたガシャコンと動いて…

と、エンドレスに信号がループしてしまうんですね…

 

 


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オブザーバーに上から観察させる場合は、こういう装置が考えられます。オブザーバーの上に粘着ピストンを置いてレッドストーンブロックを付けます。

 

 


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カボチャを弾くピストンの後ろにレッドストーンパウダーを置きます。

 

 


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これでカボチャをオブザーバーの下に置くと…

 

 


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やっぱり信号がループしてしまうんですね…

 

 


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ちなみに、粘着ピストンにオブザーバーを上向きに付ける装置は、少なくともスマホのアプリのマイクラ(BE)では、作動しません。

 

 


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スマホのマイクラの場合、カボチャを弾くピストンの後ろにレッドストーンパウダーを置く必要があるのですが、そうすると…

 

 


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やっぱり、信号がループしてしまうんですね。なので、少なくともスマホではこの装置は使えません。まあ、使えたとしてもコストがかかりすぎるので、採用する気にはなりませんけど…

 

 


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さて、これは困りましたねえ…

 

 


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この無限ループの世界を断ち切るにはどうすれば良いのでしょうか?

 

 

 

 


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そこで本日ご紹介する商品がこちら!

簡単パルス回路です!

どうですか? ヒツジさん!

よくわからない?

では、実際に効果のほどをご覧いただきましょう!

 

 


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これは最も基本的なパルス回路で、レッドストーンコンパレータを減算モードにして、横にレッドストーンリピータを4ティック(最大遅延)にして置きます。レッドストーンパウダーを上のようにつないで、レバーをオンにすると…

※減算モードにするには、前側のトーチ(上の画像では光っているトーチ)をタップして光らせます。

 

 


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一瞬だけ信号が流れて、レッドストーンライトがピカッとフラッシュします。速すぎてスクショでは撮れません…

 

※解説

レッドストーンコンパレータは減算モードにすると、後ろから入った信号から横から入った信号を差し引いた大きさの信号が出ていきます。なので、横からの信号をリピータで最大にしておくと出力がゼロになります。

レバーをオンにした直後は、リピータの遅延効果で横からの信号はゼロなので後ろからの信号がそのまま流れてレッドストーンライトが光ります。少し遅れて横からの信号がコンパレータに入ると出力がゼロになるので、ライトが消えます。

 

 


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これは、コンパレータを比較モードにしても同じ結果になります。

※コンパレータは通常の状態が比較モードです。

 

 


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やっぱり速すぎて、光る瞬間はスクショでは撮れません…

 

※解説

コンパレータの比較モードでは、横からの信号が後ろからの信号よりも大きい場合、出力がゼロになります。なので、横にリピータを置くと、出力はゼロになります。

レバーをオンにした直後は、リピータの遅延効果で横からの信号はゼロなので、後ろからの信号がそのまま流れてレッドストーンライトが光ります。少し遅れて横からの信号がコンパレータに入ると、出力がゼロになってライトが消えます。

※基本的なことですが、レッドストーンパウダーの接続は長ければ長いほど信号が弱くなります。15ブロック目あたりで信号はゼロになります。

 

 


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このパルス回路をカボチャ自動収穫装置に使えば、信号が一瞬だけ流れた後はオフになるので無限ループから抜け出せるわけです。

 

 


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ガシャコンとね♪

 

 


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オブザーバーを上に下向きに置いた装置の見本が上の画像の右の装置です。

 

 


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真上から見るとこんな感じです。

 

 


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後ろから見るとこんな感じです。この装置ではコンパレータはどちらのモードでも良いので、ここでは比較モードにしてあります。

 

 


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それでは実験してみましょう。

 

 


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ガシャコンとね♪

ここで使ったパルス回路はレッドストーン回路の中では基本的なものなので、このカボチャ自動収穫装置は少なくとも理系の人なら誰でも思い付くと思うのですが、ググってチラッと見た限りでは出てこないんですよね。何でだろ…

 

 

 


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カボチャ自動収穫装置の見本を作ってみました。

基本構造はサトウキビ自動収穫装置と同じなので回収装置は水流式とホッパー付きトロッコの両方を使います。

※回収装置の詳細は「サトウキビ自動収穫装置を作る~第3世界編(95) - 森の踏切番日記」をご覧下さい。

 

 


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横から見ると、こんな感じですね。これは見本なので片側しか作りませんでしたが、実作するときは両サイドカボチャ畑にします。

 

 


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後ろはこんな感じです。水流式なので8×2ブロックがワンセットになります。回路が長くなるので途中でリピータを入れて出力をキープします。

 

 


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角度を変えると、こんな感じです。

 

 


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ここが回収装置です。サトウキビ自動収穫装置の使い回しです。

 

 


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下は、こんな感じです。カーブでトロッコがつかえて減速することがあるので、空間に余裕を持たせています。

 

 


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カボチャ自動収穫装置の場合は、メンテのための通路を1段掘り下げておく必要がありそうです。

 

 


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この前作ったサトウキビ自動収穫装置は、片側が反応しても逆サイドは反応しない作りでしたが、今回は、片側が反応すると逆サイドも同時に反応するように、レッドストーンパウダーをつなげました。配線が長くなるのでリピータを入れる必要があります。そのため、信号は一方通行になります。上の場合、左側が反応すると右側も反応するようにつないでいます。

 

 


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なので、反対側にも同じようにレッドストーンパウダーをつなげて、途中にリピータを入れます。

 

 


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それでは実験してみましょう。カボチャを右側の任意のオブザーバーの下に置いて、両サイドのピストンがガシャコンと1回動けば成功です。

 

 


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成功しましたが、スクショに撮るのが難しいです。もう一度…

 

 


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ガシャコンとね♪

 

 


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この前、サトウキビ自動収穫装置を作ったあとで思ったんですけど、別にすべての対象にオブザーバーを付ける必要はないのでは?

 

 


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特に、カボチャ自動収穫装置の場合は1個実るたびにすべてのピストンが動くことになります。それが少し無駄なような気がします。そこで実作するときには、オブザーバーの数を減らしてみようと思います。といっても、1つだけでは枯れたりすることもあるでしょうから、片側に2個ずつ、合計4個にしてみようと思います。

 

 

 

 

蛇足その1

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パルス回路には、こういうふうにリピータを3つ組み合わせた回路もあります。手前右のリピータだけ2ティック(1遅延)になっています。

 

 


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分かりやすいように4ティック(最大遅延)にしてレバーをオンにすると…




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奥のリピータが信号をロックして、レッドストーンライトに信号が届きません。これは、リピータのロック機能で、手前の左のリピータに信号が流れると、奥のリピータがロックされます。

この状態でレバーをオフにすると…

 

 


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手前左のリピータに信号が流れなくなるので奥のリピータのロックが解除されます。その直後に手前右のリピータで遅延された信号がレッドストーンライトに届いて、一瞬だけピカッと光ります。

 

 


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これをクロック回路とつなぎます。

 

 


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このクロック回路は、信号がクルクル回路を回って、周期的にオンオフを繰り返します。コンパレータは減算モードにします。リピータは4ティックにしてあります。このリピータの数で周期を調節します。

レバーをオンにすると…

 

 


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手前のレッドストーンライトはクロック回路のオンオフに応じて、周期的に点滅を繰り返します。

 

 


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パルス回路にも周期的に信号が送られるので、周期的にパルスが発生し、奥のレッドストーンライトは、ピカッ、ピカッ、ピカッと、フラッシュを繰り返します。

 

 


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こうすると、クロック回路とパルス回路の信号の伝わり方の違いが良く分かって面白いです。

 

 


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上から見るとこんな感じです。

 

 

 

 

蛇足その2

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ピストンとオブザーバーの無限ループを止めるユニークな方法に砂ブロックを使うやり方があります。上のような回路で、砂ブロックは上向きのピストンの上に乗っています。

 

 


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オブザーバーが反応すると、ピストンが砂ブロックを跳ね上げて信号を遮断するので、無限ループから脱出できるという仕組みです。面白いですね。これも考え方のひとつです。

 

 


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この仕掛けは、個体ブロックだと戻ってこないので、1回きりしか使えません。

 

 


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カボチャだとこうなります。

 

 


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粘着ピストンにすると、無限ループが止まりません。

 

 


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この仕掛けは、リピータは1ブロック向こう側に信号を伝えることができるという性質を利用したものです。

 

 


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何もなければ、信号は伝わりませんが…

 

 


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何かブロックを置けば、信号が伝わるわけです。

 

 


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砂ブロックを置いても信号が伝わるわけですが…

 

 


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下に上向きのピストンを置いて、レバーをオンにすると…

 

 


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ピストンにも信号が伝わって、砂ブロックを跳ね上げて、一時的に信号が遮断されランプが消えます。

 

 


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砂ブロックが元に戻ると、再び信号が伝わってランプが点灯します。レバーをオフにするまでピストン運動は続くので、ランプが点滅を繰り返します。

 

 


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オブザーバーの場合は、1回信号を出力したあと2回目の信号が遮断されるので、ピストンは1回しか動かなくなるわけです。

 

 

 

 


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次回は、サバイバルの世界に戻ってカボチャ自動収穫装置を実作したいと思います。割と頻繁にガシャコンしてますので、やっぱりオブザーバーの数は減らします。