愚陀仏は主人の名なり冬籠 漱石

11月の読書録08ーーーーーーー 俳人漱石 坪内稔典 岩波新書(2003/05/20) 1611-08★★★☆ ─────────────────────── 夏目漱石は作家になる前は俳人だった。特に英語の教師として赴任した松山時代から熊本時代にかけて、友人・正岡子規の影響もあって、句作に熱中し、新進の俳人として時めいていた。二千五百をこえる漱石の俳…