スマホでのんびりマイクラ日記
ども、バルスことPleiades0319です。これからピリジャー基地を制圧して襲撃イベンドトラップを作るために北へと遠征するのですが、その前にピリジャー基地について確認しておきたいことがあります。
ということで、とあるワールドをクリエイティブモードで生成しました。ここが初期スポーン地点ですが、何やら建物が見えます。行ってみましょう。
そうなんです! このワールドは初期スポーン地点のすぐ近くに村とピリジャー基地が隣接しているのです。このワールドは、ピンタレスト(Pinterest)で海外の人のユニークなシードを集めたボードから見つけました。
実は、以前、このワールドを使ってピリジャー基地におけるピリジャーの湧きポイントについて検証したことがあります。その時の5月14日付のツイートがこちらです。
https://twitter.com/pleiades0319/status/1128150859194310661?s=09
その時の検証で、ピリジャー基地におけるピリジャーの湧きポイントは、ピリジャー基地が生成されたチャンクの中心であることに気が付きました(厳密には、あと2点ピリジャーが湧くポイントがある場合もあります)。
尚、mobの湧きポイントは、コマンドを使うと分かりますが、コマンドを使わない場合は、上のようにすれば分かります。この手法は、silentwisperer氏のYouTubeの動画を見て真似たものです。
赤のガラスで区切られた区画はチャンクの中心の4つのブロックの交点です。つまり、ガラスの交点が各ブロックの中心になります。画面手前が西で左が北になっています。
少し分かりにくいですが、このチャンクの中心の4ブロックの内、南西と北東のブロックを塞ぐと、北西のブロックにのみピリジャーが湧きます。
ところが、北西と南東のブロックを塞ぐと、南西のブロックにのみピリジャーが湧きます。この辺りをもう一度検証してみたいと思いますが、その前にチャンクについて説明しておきましょう。
チャンクとは?
ということで、第2世界にやって来ました。このワールドは以前遊んだワールドですが、クリエイティブモードで再生成して、今は実験と試作の場にしています。ここは、その第2世界のx座標とz座標が0になるポイントです。
チャンク(chunk)とは、幅16ブロック、長さ16ブロック、高さ256ブロックに区切られた領域で、Minecraftにおける世界生成の基準となっています(Chunk – Official Minecraft Wikiより)。
256は16×16なので、1つのチャンクは、16×16×16の立方体が16個積まれていることになります。つまり、1つのチャンクは、
16^4=(2^4)^4=2^16
個のブロックで構成されています。すべてがFになるw
(16^4は16の4乗という意味です)
Minecraftの世界はチャンク単位に生成されていくわけですが、当然チャンクの基準となるポイントがあるはずです。常識的に考えれば、それは、
(x,z)=(0,0)
の地点でしょう。これを原点としましょう。
この原点を含むブロックのどこが(0,0)かというと、ブロックのど真ん中、フェンスがささる個所です。つまり、原点を含むブロックはxz平面上で、
x=0.5, x=-0.5, z=0.5, z=-0.5
の4つの直線で囲まれる1辺の長さ1の正方形になります。上の画像は上が北になります。つまり、下が南で、右が東です。
それでは、基準となるチャンクは、どうなるでしょうか?
※以下、分かりやすくするためにy座標は省略して、xz平面で考えます。
基準のチャンク
原点から真東へ進むと、x座標が増えていきます。つまり、(+)になります。
原点から真南に進むと、z座標が増えていきます。つまり、(+)になります。
原点からブロックを東へ延ばしていくと、16ブロック目は、(x,z)=(15,0)を中心とするブロックです。
同様に、原点からブロックを南へ延ばしていくと、16ブロック目は、(x,z)=(0,15)を中心とするブロックです。
そこから、さらに東へ延ばしていくと、16ブロック目は、(x,z)=(15,15)を中心とするブロックです。この4つのブロックを結んだ1辺16ブロックの正方形をすべてブロックで埋めると…
こうなります。これが1単位のチャンクの広さになります。この原点を含むブロックを基準に南東方向に作ったチャンクが、チャンクの基準だと考えてよいでしょう。以下、このチャンクを基準チャンクと呼びます。また、チャンクの基準は、北西角のブロック(基準チャンクでは原点を含むブロック)になることが分かります。そこで、チャンクの北西角のブロックを基準ブロックと呼ぶことにします。
チャンクの中心は、基準ブロックから東に8個目と9個目のブロックから南に進んで8個目と9個目のブロックの4つのブロックの境界が作る十字の交点になります。
※この基準チャンクの正方形は、
x=-0.5, x=15.5, z=-0.5, z=15.5
の4つの直線で囲まれる1辺の長さ16の正方形ということになります。
チャンクの境界
1.(x,z)=(+,+)の場合
x座標とz座標がともに+の場合、つまり、原点から南東方向にある場合のチャンクの基準ブロックは簡単です。
基準チャンクの東隣のチャンクの基準ブロックは、(x,z)=(16,0)になります。以下、東に進むと、各チャンクの基準ブロックのx座標は、
16,32,48,64, ... ,16n
となります。つまり、東西方向に16から31までが基準チャンクの東隣のチャンクの領域になります。以下、16nから16n+15までが1つのチャンクの領域になります。
基準チャンクの南隣のチャンクの基準ブロックは、(x,z)=(0,16)になります。以下南に進むと、各チャンクの基準ブロックのz座標は、
16,32,48,64, ... , 16n
となります。つまり、南北方向に16から31までが基準チャンクの南隣のチャンクの領域になります。以下、16nから16n+15までが1つのチャンクの領域になります。
従って、x座標とz座標がともに+の場合のチャンクの基準ブロックは、
(x,z)=(16n,16n)
となります。このとき、チャンクの領域は、
(x,z)=(16n,16n), (16n+15,16n), (16n,16n+15), (16n+15,16n+15)
の4点を中心とするブロックを結んだ正方形とその内部になります。
※例えば、基準ブロックの座標が(256,176)の場合は、東西方向には256から271まで、南北方向には176から191までがチャンクの領域になります。
2.(x,z)=(-,+)の場合
基準チャンクの西隣のチャンクの基準ブロックは、原点を含むブロックから西へ16ブロック目になります。原点から西のx座標は(-)になります。
従って、基準チャンクの西隣のチャンクの基準ブロックは、(x,z)=(-16,0)になります。以下、西へ進むと各チャンクの基準ブロックのx座標は、
-16,-32,-48,-64, ... , 16n
となります。東西方向に-16から-1までが基準チャンクの西隣のチャンクの領域になります。以下、16nから16n+15までが1つのチャンクの領域になります。
※原点から西ではnは負の整数です。
従って、南西方向もチャンクの基準ブロックは、
(x,z)=(16n,16n)
となり、南東方向と同じになります。
※例えば、基準ブロックの座標が(-256,176)の場合は、東西方向には-256から-241まで、南北方向には176から191までがチャンクの領域になります。
3.(x,z)=(+,-)の場合
基準チャンクの北隣のチャンクの基準ブロックは、原点を含むブロックから北へ16ブロック目になります。原点から北のz座標は(-)になります。
従って、基準チャンクの北隣のチャンクの基準ブロックは、(x,z)=(0,-16)になります。以下、北へ進むと各チャンクの基準ブロックのz座標は、
-16,-32,-48,-64, ... , 16n
となります。南北方向に-16から-1までが基準チャンクの北隣の領域になります。以下、16nから16n+15までが1つのチャンクの領域になります。
※原点から北ではnは負の整数です。
従って、北東方向もチャンクの基準ブロックは、
(x,z)=(16n,16n)
となり、南東方向と同じになります。
※例えば、基準ブロックの座標が(256,-176)の場合は、東西方向には256から271まで、南北方向には-176から-161までがチャンクの領域になります。
4.(x,z)=(-,-)の場合
同様にして、北西方向のチャンクの基準ブロックも
(x,z)=(16n,16n)
になります。北西方向では、nはどちらも負の整数になります。
※例えば、基準ブロックの座標が(-256,-176)の場合は、東西方向には-256から-241まで、南北方向には-176から-161までがチャンクの領域になります。
まとめると、チャンクの基準ブロックの座標は、
(x,z)=(16n,16n) nは整数
であり、1つのチャンクの領域は、
東西方向に16nから16n+15
南北方向に16nから16n+15
だということになります。基準ブロックはチャンクの北西角に位置します。
※上の画像は、中心が原点、右が東で下が南です。
この砂漠の寺院の場合、チャンクの基準ブロックはこの位置になります。
砂漠の寺院は、1つのチャンクに収まりきらないようです。
ピリジャー基地の湧きポイント
ピリジャー基地に戻ってきました。
ここがピリジャー基地が生成されたチャンクの基準ブロックになります。座標は(x,z)=(656,160)です。従って、チャンクの領域は、東西方向に656から671、南北方向に160から175ということになります。
チャンクの外側をフェンスで囲みました。
ピリジャー基地を北から見るとこんな感じです。ピリジャー基地は1つのチャンクに収まります。基地の幅は東西、南北両方向とも最大13ブロックなので、基地の配置は16通りあることになります。
そのうち、基地がチャンクの境界に接する場合に限ってその接する辺の中点でピリジャーが湧く場合もあるのではないかと推測していますが、私自身は確認したことがないので、はっきりしたことは言えません。
いずれにしても、上のようにチャンクの外側をフェンスで囲っておけば、ピリジャーが湧いても徘徊することはないでしょう。
重要なのは、基地の最上階のチャンクの中心部です。
この位置にピリジャーが必ず湧きます。上の画像の黄色のカーペットで囲った部分がチャンクの中心になります。赤のカーペットが北西のブロックになります。つまり、画面下が東で、左が南です。座標でいうと、x座標が663と664、z座標が167と168になります。
※ピリジャーが定点で湧くことは、最初にsilentwisperer氏のYouTubeの動画を見て知り、自身でも検証したうえで、他の方の検証も参考にしました。
実際に湧いたのがこの画像です。
これについて、再検証しようと思うのですが、今回は長くなってしまったので、次回に持ち越すことにします。
⛏️おまけ
先日攻略した海底神殿を調査したところ、海底神殿の中心もチャンクの中心と一致していました。ガーディアンの湧きポイントもチャンクの中心(の南東ブロック)が基準になっていました。
silentwisperer氏がYouTubeの動画で紹介して日本でも拡散したガーディアンの湧きポイントを調べてみたところ、海底神殿の中心のチャンクとそれを取り囲む8個のチャンクの中心の南東ブロック、及び、その9ブロックを南北と東西に通る直線と海底神殿の外縁(上の画像で高さ2ブロックの水がある辺)との交点12ブロック、それに、その各辺の交点の4ブロックの合計25ブロックだと分かりました。実際に海底神殿を見てみると、とても分かりやすかったです。