大河ドラマ『真田丸』視聴
第42回「味方」
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🐱『真田丸』を本格的に視聴するのは前回の第41回「入城」からです。大坂の陣をどのように描くのか興味があります。(一年通して見るのは、正直しんどい)
🐱『真田丸』の淀殿は、意外にも落ち着いた感じの女性になっていた。司馬の描く淀殿は盲目的に豊臣家の権威を信じ秀頼しか見えない母親だったが、今後どういう役柄を演じるのだろうか。
🐱織田有楽斎が、いかにも裏表がありそうでよかった。井上順がぴったりのキャスティングだなあと思った。
🐱大野治房は武断派なのであんな感じだろう。
🐱無言で睨まれると、なんか怖いぞ。
🐱真田幸村、長宗我部盛親、毛利勝永の三人は大名格で官位もあった。明石全登はキリシタンで宇喜多家の主席家老だったが、秀吉に認められて大名格で官位もあった。後藤又兵衛は黒田家の家臣だったが黒田長政と確執があり出奔して牢人になった。この五人が牢人五人衆と呼ばれたが、後藤又兵衛だけが大名格ではない。それもあって、自分を売り込む必要があったということだろうか。『城塞』では、又兵衛は度量の大きい男として描かれている。『真田丸』の又兵衛はちょっと小物っぽい感じがした。
🐱長宗我部、お茶目過ぎるぞ。
🐱『城塞』を始めとして、大坂の陣における家康は、権力の権化で悪謀の限りを尽くして豊臣家を滅ぼす冷酷非道な人物として描かれることが多いのだが、『真田丸』の家康は甘くて気弱で逆を行っていて、代わりに阿茶局が冷酷な役を受け持っているところが面白かった。これがうまくいくかどうか。
🐱手つきが様になってるね。
🐱秀忠も、家康に忠実で凡庸な将軍に描かれることが多いのだが、逆を行っているようだ。ここでもお江が強気だ。この辺りが三谷幸喜の趣向だろうか。
🐱司馬遼太郎の『城塞』では、家康が、和平派の大御所と武断派の将軍という演出をして、頼りない秀忠に箔を付けようとしている。律儀だが凡庸な秀忠は、関ヶ原での失敗を取り返したい気持はあっただろうが、自ら戦を仕掛ける程の才覚があったとは思われない。
🐱本多正信のニヤニヤ顔が善いなあ。
🐱作兵衛、やはり出てきたか。
🐱「手が……、いや、違う!」
😽どうでしょう
🐱秀頼は淀殿が公卿として育てて武士っぽくない人物として描かれることが多いのだが、今後どういう役柄を演じるのだろうか。
(世間ズレしていない感じは、よく出ていた)
🐱塙団右衛門、やはり出てきたか。
🐱木札配ってる!使い方間違ってね?
🐱そういえば、木村重成を見かけなかったな。見落としたかな。
🐱『真田丸』では、真田幸村の入城を知って家康は出陣を命じたことになっているが、そんなにすぐに全国の大名を動員できるわけがない。実際には10月1日に動員令が出されている。家康が駿府を発ったのが10月11日、幸村の大坂城入城が10月13日である。『城塞』と同じように、幸村の入城を9月に設定しているようだ。
🐱大河ドラマに史実に忠実であることを特に期待はしていない。なんといっても『真田丸』の主人公は真田幸村なのだから、多少の逸脱は面白くなれば構わないと思っている。いっそのこと大坂方が勝ったりすれば面白いのにとさえ思う。🐥
幸村「早熟でした」
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「徳川なんか、ひねり潰しちゃう❤」