森の踏切番日記

ただのグダグダな日記です/2018年4月からはマイクラ日記をつけています/スマホでのんびりしたサバイバル生活をしています/面倒くさいことは基本しません

『真田丸』第45回「完封」の感想

大河ドラマ真田丸』視聴

 第45回「完封」

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🙀ほとんど感想になってません。

 

 

◾11月19日、木津川口の戦い。

😼ミサスキー! ミサしとる場合か!

 

 

◾11月26日、今福・鴫野の戦い。

又兵衛「戦の仕方教えてやるよ」

又兵衛「後藤又兵衛見参!」

 ズドーン

又兵衛「撃たれてねえ。俺は撃たれてねえ」

😽撃たれてますよ? ここは又兵衛と木村重成の見せ場だったのに、やはり、飛ばされたか。重成の初陣だったのに。

😽ところで、真田丸は何日で完成したのだ?

 

 

◾大坂方御前会議。秀頼、有楽、治長、幸村、大蔵卿局

😽大蔵卿、マジうざい。

 

 

毛利勝永、幸村

勝永「おかしいとは思わんか」

😽よく気づいたな。

 

 

◾厨。幸村、有楽。

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有楽「亡き兄の言葉にこのようなものがある」

😽お前、本能寺の変の時、こそっと逃げたやんけ。それにしても、一発で有楽を疑うのね。やっぱりね。分かりやすいね。

 

 

◾11月29日、博労淵の戦い。

😽橙武者のエピソードは省略されたか。

 

 

◾江戸真田屋敷。信之、福島、平野。大坂方に兵糧を差し入れる相談。

😽信之、結局押し切られる。弟を出されると弱いよな。まあ、現実には無理だよな。目立ち過ぎるしな。バレたら改易ものだしな。これ、何かの伏線なのか?

 

稲姫「他にも隠し事があるのですか」

😽先週の、絶対バレてるよな。あれ(香)は、お通は、わざとやってるよなあ。

 

稲姫「私は決して許しませぬ」

🙀こわ! どっち? どっちも?

 

 

◾きりVS茶々。

茶々「お励みなさい」

🙀なんか、茶々だけ別世界。

 

 

◾家康陣、家康、秀忠、正信。

🙀秀忠も、この二人に挟まれたら、やりにくいよな。

 

 

◾家康、上杉、直江。

家康「真田丸を落とせ」

🙀おお? 歴史改変か? それにしても、家康、ねちねちといたぶるなあ。ドSやなあ。直江、エエ声したはる。

 

 

◾御前会議。秀頼、幸村、茶々、有楽、治長、大蔵卿。

※秀頼、総大将として出馬を表明するが、幸村が反対する。

🙀幸村が、それを言ったら駄目なのでは?

※茶々が、「私がやる」と言い出す。

🙀茶々だけ別世界。

 

 


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◾茶々「この戦、負けることは決してありませぬ。徳川に思い知らせてあげなさい」

😽女王様キャラ? 

 

 

◾真田信吉陣に真田丸攻撃命令。

🙀おお? 歴史改変か?

 

 

◾ロウニンジャー作戦会議

幸村「おのおの、抜かりなく」

🙀佐助の働きで歴史改変は回避されたか。

 

 

◾12月4日、真田丸の攻防。
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◾大助、篠山で旗振り。

😽「た~か~さ~ご~や~」

 

 

◾佐助、爆破。

😽なんか微妙に、辻褄が合ってる。

 


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◾幸村「もっと引き付けよ」

😼前田隊、井伊隊、忠直隊突撃しま~す。

 


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🙀エキストラの皆さん大変だな。ワシも学生時代にバイトで時代劇のエキストラをしたことがあるけど、チョンマゲのカツラをかぶると頭が痒くても掻けないのだ。
 


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◾ズドドドドーン

😽前田隊、井伊隊、忠直隊やられま~す。

 

 

◾家康「いかん、真田の思うつぼじゃ」

😽上杉、直江、傍観中。

 

 

😼かんぬきがー!

 

 

😼敵侵入したー!

 

 


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😼ゴルゴ勝永、スナイパー!

 

 


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😼又兵衛ー!ソイヤー!

 

 

😼家康ー!退却 ー!

 

 


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😼内記ー!カッコエエー!

 

 


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😼上杉 ー!直江ー!見てるだけか。

 

 

 

 幸村「仕上げじゃー!行くぞー!」

 

 


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幸村「我こそは、真田左衛門佐幸村!」

 

 


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😼堀田さくべいべー!

 

 

 

◾上杉「源次郎め、あっぱれな戦いぶりじゃ」

 


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上杉「日本一の兵」

 


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上杉「真田左衛門佐ー!」

 

 

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 😽笑てるで。

 

 

 

◾家康「次の手を考える」

😽やっぱり、大筒作戦だろうな。

 

 

 


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 ◾真田丸「勝ちどきじゃ!」

 


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◾「おー!」

 

 


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完封!

 

 

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よっしゃ~! 

 

 

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😽あれ?

 

 

 

 


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😽家康方?

 

 

 

 


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◾幸村「実は、かような大戦は、私も初めてなのだ。心の臓が、口から飛び出そうであった」

😽おいおい。

 


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🙀お疲れさまで~す。

 

 

🙀なにげに、来年の大河ドラマの宣伝が入ってなかったか?

 

 

😼次回は「砲弾」か。夏の陣は何回でやるつもりなのだ?

 

 

 

📄関連日記

 

 

 

 


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🙀いろいろ拝借しました。🐥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大坂城・真田丸でブラタモリ

ブラタモリ』#54大坂城真田丸SP

 大坂城はなぜ難攻不落?


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🐱真田丸でかくれんぼ

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撮影は十月だったようだ。一日で二本分撮ったのかな。タモさんは熱中症対策で帽子着用。


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😽時事ネタ

 


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大坂城真田丸スペシャ

 


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天守閣は昭和6年に復元。鉄筋コンクリート製。

 


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豊臣期の大坂城が地下に眠っている。

 

近江「わっ!深い!」

カメラマン降りる

近江「お疲れさまで~す」

カメラマン無事到着

近江「良かったあ~」


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😽埋め殺し

 


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自然堤防(攻め口が狭い)

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 難攻不落に詳しい方一人目

 
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後ろの方の兵士を代弁


 


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真田丸跡🔎Google マップ

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案内人「台地の難攻不落さに非常に詳しい方をお迎えしていますので」
😽 難攻不落に詳しい方二人目


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惣構(そうがまえ)


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 段サーの礼儀➡上から見たら下からも見るべし

 


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タモリ「ここが真田丸

タモリ「長かったあ」

 


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真田丸の姿は謎


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松江で発見された「真田丸絵図」

 


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興奮ぎみのタモリさん

 


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ここか、出丸は!


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真田丸の出丸跡に認定

 


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近江「真田感はないですね」

タモリ「真田感はないよ!」

😽「真田感てなんやねん」

 


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🐱心眼寺の裏手あたりか

 


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冬の陣の後、徳川方に徹底的に破壊された。

😽上田城もそうやったな

 


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家康「真田、またしても真田か!」

 


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😽ブラタ丸スペシャ

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満足そうなタモリさん


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🐱今回は内容が濃かったなあ。満足満足。


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タモリ「この坂なかなかいいなあ」

 

 

📄関連日記

 

 

 


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炬燵して語れ真田が冬の陣 蕪村 ~真田丸の攻防

『城塞』再読(9)

🙀司馬遼太郎『城塞』中巻を再読しております。今回は、大河ドラマ真田丸』に先駆けて、真田丸の攻防戦を振り返りたいと思います。

 


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🔘真田丸の攻防 

◾11月29日、博労淵の戦い、野田・福島の戦いに敗れた大坂方は、翌30日、大坂城惣構えに撤退し、籠城戦に入る。同日、家康の命で藤堂高虎が大筒を放って大坂城西南の櫓を攻撃している。

 

◾12月1日、家康、「前進せよ、ただし接近すべからず」という命令を出す。

※大坂方は、北川次郎兵衛・山川帯刀率いる一万の軍勢を真田丸の後背に配置し、防備をさらに固めている。

 

◾12月2日、家康、前線を視察、真田丸を見て、「とても無理押しはできぬ」と判断する。

▶幸村は、真田丸の南にある笹の密生した「笹山」とよばれる小さな丘にも柵を組み銃隊を配している。

▶家康は前田利常に、陣地の前に壕を掘り、土塁を高々と築くように命ずる。

▶幸村は、笹山の銃卒を増やし、工事中の前田部隊に銃を乱射させる。この射撃によって前田方の死者は多数にのぼり工事が進められない。前田勢は総力をあげて笹山を奪取することを決める。

 

※前田家の筆頭家老本多安房守政重は本多正信の次男、つまり、正純の弟である。前田家は、関ヶ原のあと、徳川家に恭順する姿勢を態度で示そうと本多政重をもらいうけて、筆頭家老にしたのである。政重は家老ながら五万石、徳川家からは大名待遇をうけ、前田家の軍事・行政を牛耳っていた。前田勢の事実上の大将は本多政重であった。前田利常は本来聡明だったが、徳川家からあらぬ疑いをかけられないように生涯愚人を粧ったという。(後には、バカボンのパパみたいに鼻毛を伸ばしているのだ)

 

◾12月4日未明、前田軍が動き始める。『城塞』では、本多政重が抜け駆けしたことになっている。夜陰に乗じて笹山によじ登るが、もぬけの殻であった。事前に察知した幸村が守備兵を撤退させていたのである。

▶本多隊の銃声を聞いた他の諸隊も動き始め、笹山を先んじられたため真田丸に向かって進軍する。本多隊も慌てて真田丸に向かう。互いに先を争うが闇夜に濃霧が立ち込め方角が分からず、真田丸の堀端に至ってようやく気が付く始末。大混雑の中、後ろから押されて次々と兵は掘に落ち込んでいく。這い上がろうとしても頭上からまた人が落ちてきたりして大混乱である。

▶幸村は足を組み、柱にもたれたまま瞑目し動かない。真田丸の無数の銃眼からのぞいた銃は不気味に沈黙を守ったままであった。

 


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(『真田幸村の謀略』東映・1979年 )

 

 

▶やがて夜が明け霧が晴れる。幸村は大声で聞こえた男、藤沢重蔵に口上を述べさせる。

「それへ犇めいておわすのは、加賀中納言利常公のお手勢とお見うけ申す」

「昨夜あれなる笹山を取りまいてたいそうな発砲さわぎをなさっておられたが、あれは兎や雉でも狩り立てなさるおつもりでござったか。しかしながらあのようにお騒ぎあっては、兎も雉も居たたまれずにどこぞに逃げてしもうたでござろう。狩りが済んだ以上、早う早うおひきとりあれ」

「それとも、いくさをなさるおつもりならば、相手はこの小さな出丸、日本一の大大名のお相手にしては御不足ではござろうが、寄せてかかられては如何。それとも笹山で兎を追うだけにておひきとりあるか」

▶本多政重は、この挑発に乗り、「かかれ」と、采を振ってしまう。

▶前田勢はどっと堀へ飛び込み、さらに城壁にとりつき、登りはじめる。司馬は、一番乗りは、本多政重隊の奥村栄頼という者であったと記している。 

▶幸村は、じっと「待て」の命令を徹底させ続けている。やがて数百人が取りついたとみたころ、千挺の鉄砲が一斉に火を噴く。最初の一斉射撃が終わって硝煙が薄れたときには、城壁に一人の前田兵もいなかった。堀に落ちた兵に雨のように矢を射かけ、さらに、ふたたび銃丸を降り注がせる。

▶前田隊の前進に刺激された諸隊も動き始めるが、木村重成隊や後藤又兵衛隊を始め諸隊が猛射をあびせ、たちまち城南は濛々たる硝煙でつつまれる。

真田丸では射撃が終わると、五百の突撃部隊が前田隊の連携部隊である寺沢隊や松倉隊を急襲して潰乱させる。

▶驚いた前田利常は伝騎をもって退却命令を出した。母衣武者森権大夫が前線を駆け回って退却を連呼して帰陣してみると背中にかついだ母衣(竹製の骨でふくらませた布製の大きな袋)に48個もの弾痕があったという。

▶東軍の潰乱ぶりは全線にわたってすさまじいばかりであった。

世間は、東軍の負けとした。

家康がもっともおそれていた事態が、おこってしまったのである。

 

 

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※冬の陣図(真田信吉・信政は画面右上佐竹義宣の右)

 

 

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月岡芳年「大坂軍記真田幸村冬の陣」1873年

 

 

 

🐱というのが『城塞』での「真田丸の攻防 」なのだが、他の本には少し異なることが書かれている。火坂雅志の『真田三代』では、

 

◾本多政重隊の武将奥村摂津守が篠山を占領したが無人だったため、頭に血がのぼった奥村をはじめ前田隊が真田丸に攻め寄せ、一斉射撃を受ける。

▶前田隊の抜け駆けを知った松平忠直井伊直孝藤堂高虎の諸隊も真田丸に押し寄せるが銃撃にあい枯木のように兵達が倒れてゆき、あわてて退却をはじめる。

▶その時、真田丸後方の惣構えのうちにいた石川康勝の守備隊が、うっかり火縄を火薬の入った桶に落としてしまい、轟音とともに櫓が燃え上がる。

▶それを見た徳川勢は、城内の内通者が呼応したものと勘違いして、再び真田丸に取り付くが、兵達が殺到して、すし詰め状態のところへ、銃弾、弓矢、石つぶてが降り注ぎ大混乱に陥る。

▶それを見すました幸村は、息子大助に赤備えの兵五百をつけて、真田丸の門外に出撃させる。大助の隊は、浮き足立つ敵軍に甚大な被害を与えて意気揚々と真田丸に引き上げる。

 

※こちらの方が通説に近いようである。内通していたのは南条元忠という武将だが、南条はすでに処刑されていたという。大助には母衣(ほろ)衆(秀頼親衛隊)伊木七郎右衛門が付いていたという。伊木は目付として真田丸に入っていた。

※激怒した家康は撤退命令を出すがなかなか行き届かなかったという。徳川勢は城南に十五万もの兵を集めていたが、戦死者は最大で一万五千人という記録もある。司馬は二千ほどであったであろうとしている。

真田丸には六千もの軍勢が籠もっていたとされる。つまり、真田丸は、それくらいの規模だったということになる。実は、長宗我部盛親の部隊も真田丸に入っていたのだが、真田幸村に全部持って行かれたようだ。藤堂高虎が井楼を築いて長宗我部隊を攻撃したが、木村重成隊が援軍として駆けつけて活躍したという話もある。

※徳川方は大坂方についた牢人勢を単なる寄せ集めと軽く考えていたようだが、丸島和洋は、

「寄せ集め」の印象が強いが、同時に彼らは「歴戦の勇士」である。

と、指摘している。一方、徳川方は関ヶ原から十五年経ち世代交代が進み、主力は経験不足の者が多かったという。「兵の質」という意味では、大坂方の方が高かったということになる。司馬遼太郎も『城塞』で同じようなことを書いていて、家康の悩み事になっている。

(😽大河ドラマ真田丸』第44回「築城」で幸村も、同じようなことを言っていたな )

 

※いずれにしても、この真田丸の攻防で真田幸村は一躍その武名を天下に鳴り響かせたのであった。

(😽『真田丸』第44回「築城」で絵図に描かれた真田丸を見て家康は、

「真田。またしても、真田か!」

と唸ったが、タイミングが早過ぎたと思う。家康は、ここでそれを言うべきだと思う。秀忠が言ったという説もある)

 

真田丸は、当初は単に「出丸」と呼ばれていたようだが、この幸村勢の活躍で、いつしか「真田丸」と呼ばれるようになったらしい。別に「決まってるだろう」ということは無かったようだな。

(😽オープニングが始まらねえ)

 


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🔘幸村に仕掛けられた寝返り工作 

🐱『城塞』に戻ります。

◾家康は、この戦況の不利を謀略を用いて転回しようと画策する。

「真田左衛門佐に餌を見せよ。かれを誘(おび)きだすことが最上であろう」

本多正純へ言い、正純をしてその手配をした。

家康は、幸村の叔父にあたる真田信尹(のぶただ)を呼び、交渉の使者とする。

▶家康の提示した条件は、一万石とも十万石とも云われているが、幸村はこれを断る。

※『慶長見聞書』によると、幸村は秀頼から受けた恩顧を述べ、和睦後に召し出していただけるのなら千石で奉公しますと返事をしたという。

▶家康は、それならば信濃一国ではどうだと条件をつり上げて、再度、信尹を使者にたてる。嘘ではない証拠に本多正純の誓書を出させてもよいとまで言っている。

▶幸村は、家康のこの執拗さに激怒する。

自分が目的としているところは領地ではない、何度申したらお分かりです、私は生涯の栄光を飾りたいというそれだけでこの真田丸に籠もっている、

餌でもって男子の志を吊ろうとなさるおろかしさ、申しておきまするが、この左衛門佐は、たとえ日本国の半分を割きあたえられようとも、この御城を退きませぬぞ、左様に申しあげられよ、

▶信尹は、幸村に追い返され、すごすごと引き上げる。

「いやと申すか」

と、家康はにがい顔で、そのようにつぶやいただけであった。

※幸村は、九度山で鬱々としていた自分の器量を見出してくれ、仕事場を与えてくれた秀頼に感謝していた。合戦中の裏切りなど考えられなかったのである。幸村は、豊臣家の存続を前提としている。家康が提示する非現実的な条件にブチ切れたようだ。

 


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🐱家康と内通している織田有楽斎は早い段階で秀頼に和睦を進言しているが、秀頼はこれを退けている。

▶12月2日、鉄砲の音が、遠く醍醐(京都市伏見区)まで鳴り響く程であったが、秀頼は弱気になることはなかった。

▶12月3日、有楽斎、秀頼の和睦拒否を家康に伝える。

家康、茶臼山に陣を移し、全軍に惣構えの前まで陣を進めよと下知する。

▶12月4日、真田丸の攻防で徳川方大損害を被る。

という流れのようだ。ここから、家康は心理戦を展開し、和平工作を進める。女共、特に淀殿の心を折れさせるのが早いという悪謀である。家康としては、まず大坂城を無力化することが最善策と考えている。

🐱大坂冬の陣のこの年は、厳冬だったという(この時代は地球規模の寒冷期)。年寄りの家康には辛かっただろう。また、徳川方は兵糧不足に悩まされていたという。戦を長引かせたくなかったものと思われる。

🐱幸村に仕掛けられた寝返り工作は12月10日過ぎのことのようだ。たとえ幸村が寝返らなくても、大坂城内に悪い噂が流れるだけでも効果はあるのだ。 

🐱今まで外部と接触の無かった秀頼は、大坂の陣で刺激されて本来の資質が開花して、どんどん成長しているようだ。🐥

 


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※松江で見つかった最古と云われる「真田丸絵図」

🔎真田丸:詳細な最古絵図 松江で発見 - 毎日新聞

 

 

 

📄この記事の前

 

📄この記事の続き

 

 

📄関連日記 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木星のオーロラとエウロパ生命体?

サイエンスZERO]11.06.

木星最接近!  探査機ジュノー最新報告

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🙀サイエンスZEROを見ようと思って、Eテレにしたら、真田昌幸がお茶を飲んで、くつろいでいた。

 

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NASA's Mission Juno

 

 

🔘「我々は木星を征服した」

⭐7月4日、木星探査機ジュノー、無事木星の周回軌道に到達。

🐱わざわざ独立記念日にぶつけてくるところがUSAだな。一時は、予算削減とかあって苦労してたけどな。

 

 

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木星と地球の大きさの違い

 

 

⭐ガス惑星木星について、まだほとんど何も分かっていないと云ってもよい。大気の組成はどうなっているのか、大気の下はどうなっているのか、何も分かっていない。

➡探査機ジュノーは、可視光カメラ・ジュノーカム、紫外線カメラ、マイクロ波放射計など9種類の測定器を搭載。

➡これまでで最も近い4100㎞まで接近する。しかも、これまでは横からしか観測していなかったが、今回は北極と南極の上を通過する縦軌道で接近する。1年かけて30周以上する予定。

 


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※探査機ジュノー

 

 

🔘木星の極にある謎の渦巻

⭐10月19日、アメリカ・パサデナ。学会におけるスコット・ボルトン博士の発表に注目が集まる。

🐱プロジェクト開始から14年、木星一筋。部屋に大きな木星儀がある。木星儀、初めて見た。

 

国立天文台副台長・渡部潤一先生の解説

木星の南極上空に数十個もの渦巻が密集している。直径およそ7000㎞。

➡正体は小型( ! )の嵐。

➡たまたま、昼夜の境にあった渦巻は影ができて観測に適していた。(地球からは昼の部分しか観測できない)

➡この嵐は円形でずっと消えないようだ。赤道に近い渦は、歪んでいるし、寿命が短い。

➡発生のメカニズムが異なる可能性あり。

 


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木星南極付近 

出典:NASA(2017-02-01画像を追加)

 

 

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※こちらは大赤斑近辺

 

 

土星の北極には、六角形の模様があるが、木星には無い。

➡大気の差?


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土星の北極に見える六角形

 

 

木星の極を観測すると青く見える。

➡メタンの影響か?

(メタンは赤色を吸収し、青色を反射する)

天王星海王星と同じか?

 


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天王星


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海王星

 

 

🔘木星のオーロラ

⭐地球でのオーロラ発生のしくみ。

太陽風(プラズマ)が地球の磁力線に沿って急速に降下

➡大気中の酸素原子や窒素原子を励起させることによって発光すると考えられている。

➡大気と磁力線があれば他の惑星でもオーロラは発生する。

 


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ノルウェーのオーロラ


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※上から見た北極圏のオーロラ。

 

 

⭐ランディ・グラッドストーン博士の研究。

木星の衛星イオの火山活動が粒子を放出。

木星の磁力線につかまる。

➡磁力線をつたって極へ到達してオーロラを発生させる。

木星のオーロラは地球三個分の直径がある。

➡詳細に分析すると小さなオーロラが複数あることが分かる。

➡他の衛星エウロパやガニメデが要因となっている。(磁力線で結ばれている)

 


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木星のオーロラ


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土星のオーロラ

 

 

木星探査の最終目標は、木星の内部構造を知ること。

➡表面の模様は濃いと深い所まであるが、薄いと浅い所で消える。

➡縞はどうやってできているのか?

➡核はあるのか? あるとしたら、何でできているのか?

木星はもともと何でできているのか?

➡それが分かれば、太陽系の起源に迫ることが出来るかも。

 


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※衛星イオ(火山活動をしている。月と同じくらいの大きさ)


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※衛星エウロパ(イオより少し小さい氷衛星)


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※衛星ガニメデ(水星より大きいが水星より軽い。半分岩石半分氷)


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※衛星カリスト(水星なみの大きさだが、ごく軽い衛星。氷と岩石が混じっている)

 

 

🔘衛星エウロパに生命は存在するか?

⭐ウィリアム・スパークス博士。地球外生命の発見を目指している。

「地球外生命を見つけるのに遠くの星を観測する必要は無い」

🐱おお、ちょっと松戸菜園地素人ぽい。

⭐衛星エウロパは、直径およそ3200㎞で月よりやや小さい。表面は氷に覆われていて、その下は海になっていると考えられている。そこに生物が存在するに違いない。(😽?)

ハッブル宇宙望遠鏡を使って、衛星エウロパをずーっと観測。

➡2014年、水蒸気が吹き上がるのを観測。

➡氷を掘るのは難しいが、噴き出したものを調べるのはできそう。

➡生命の存在する証拠を探す。

NASA、2020年代に探査機を飛ばす計画あり。

➡はたしてエウロパに生命は存在するのか。

 


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エウロパ

 

 

渡部先生「魚とかいるかも知れませんよ」

南沢奈央「えー? 魚ですかあ?」

竹内薫「魚がいるとしたら、地下は暗いから眼が無いかも知れませんね」

😽クラゲみたいなのがいるかもな。半透明で骨が無いような。

 


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NASAが無料配布しているポスターだとか。

😽エウロパ人とかいたらEuropanになるのか? 

 


 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

『真田丸』第44回「築城」の感想

大河ドラマ真田丸』視聴

 第44回「築城」

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◾ロウニンジャー作戦会議

「勝てるのか、籠城で」

「私は、そのために来た」

🐱何故か栗山監督を連想した。

 

🐱二条城しょぼいな。家康、いくらなんでも老けすぎ違うか。家康は籠城を喜ばないと思うがなあ。

 


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◾「あんた、戻ってくると思ってたよ」

 

◾ブルーVSレッド

幸村「やはり、又兵衛どのは死ぬ気だな」

幸村「私なら勝てる出城を築く」


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又兵衛「面白いじゃねえか、ワハハハハ」

 

◾「「「「「承知」」」」」

 

◾有楽斎、大蔵卿局、治長、木村重成

🐱有楽斎の魂胆が分かっているだけにじれったいなあ。

大蔵卿局「作り直しじゃあ、作り直しじゃあああああ」

🐱お前が口出すなよ。治長、しっかりしろよ。茶々が前に出てこない分、大蔵卿局が代わりを務めるしかないか。だんだん砂かけ婆に見えてきた。

 

◾茶々、幸村

 茶々「しばらく大人しくしておくことですね」


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🐱茶々は幸村をどうしたいのだ?

 

◾出城工事中

😽なんか、しょぼい。

🐱治長、今回こそは、しっかりしろよ。

 
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😽治長のイメージ「困り顔の座敷犬」

 

◾家康、秀忠、正信

「いつまでも関ヶ原を引きずるな」

😽秀忠、やっぱり叱られた。

 

🙀松の場面、必要だったかな?

 

真田信之、小野お通

信之「うれしいことは何も無かった」

信之「いつになったらわしの心は安らぐのか」

😽あんたは、長生きするよ。お家騒動で苦労するよ。秀忠からは一生、笑顔を見せてもらえないよ。

お通「えろう、つらかったんどすねぇ」

😽八木亜希子の京言葉、ちょっと無理。

 


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🙀稲姫、こわ!

 

◾出城工事中。漆生乾き。

「沢ガニみたいだったな」

🐱こだわりの強い幸村さん。

🙀有楽斎、出てくるなあ。一応、大坂方の総大将だがなあ。現場に口出しするナントカ大臣みたい。魂胆が分かっているだけにウザいなあ。

 

◾秀頼、有楽斎、大蔵卿局大野治長

😾は、る、な、が!

 

毛利勝永後藤又兵衛、幸村

幸村「豊臣を見捨てる訳にはいかない」

◾秀頼タイミングよく登場


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😽おお、又兵衛VS主馬。

秀頼「この出城を仕上げよ。私が許す。私はそなたらを信じておる」

🐱秀頼くん、今回こそママに勝てるか?

 

◾茶々、秀頼。秀頼反抗。茶々の表情。

🐱茶々は、どうしたいのだ?

 

◾家康陣。家康、伊達、上杉。

😽なんか、しょぼい。

 

◾幸村、又兵衛、木村重成真田大助

🐱大野主馬、今回も無言。

🐱塙団右衛門、大助に木札配り。あれは戦場でばらまく物なのに。キャラ変わってないか ?

🙀明石全登、ミサスキー。

🙀兜完成。重量感無し。

 

◾家康、仕寄せ、見るに見かねて大御所自ら手本を見せる。

🙀しゃちょ~。無理せんといて下さいよ~。

家康「真田。また真田か!」

 

真田丸完成。

幸村「ようやくこれで城持ち」 

内記「城の名前は何とします?」

幸村「決まってるだろ」

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😽ずっと、これがやりたかったのだな。

 

 

😽そういえば、長宗我部さん、影うすかったな。

🙀本多正信のニヤニヤ顔がよかった。

😼次回は「完封」か。良いタイトルつけたな。

 

 

📄関連日記

 

 

 

 

 

 

 

 


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😽「大人しくしなさーい❤」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪でブラタモリやあ

ブラタモリ』 #53大阪

 大阪はなぜ日本一の商都に?

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 大阪のおばはん「ブラタモリの撮影やあ🎶」

 

 


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🐱ブラタモリは、やっぱり街歩きの方が楽しいなあ。


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近江「まさかの展開、ごめんなさい」

 


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🐱あべのハルカス展望台へ。

外を見ようとしないタモリさん。

 


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タモリ「大阪駅は海の~なか~🎵」

 


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🐱信長がどうしても欲しかった大坂。

大坂は、およそ日本一の境地なり。

 [中略]

日本の地は申すに及ばず、唐土・高麗・南蛮の舟、海上に出入り、五畿七道集まりて、売買利潤富貴の湊なり。

(『信長公記』より)

🐱難波宮もあった訳だから、古代からの要衝だったのだ。

 


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天正10年(1582)6月、本能寺の変山崎の戦い

天正11年(1583)9月、秀吉による大坂築城始まる。(大坂の町割も始まる)

 


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🐱坂道をただ降りて、ただ上がるだけの一行。

タモリ「はぁ!?」

 近江「この番組でめずらしい」

 

 

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🐱両側町。(三ノ丸の内側)

 


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🐱背割(太閤)下水。

 


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😽特に意味の無い会話。

 


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🐱画面左側の堀が三ノ丸の西の境界で、画面下側の水色の川辺りが南の境界で、画面右側の川(猫間川)が東の境界になる。

 

🐱曲がった下水道の謎。

➡もともと川だったのをそのまま利用。

 


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🐱谷頭(こくとう)

😽普通知らんわ。

 


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🐱タモリさん大満足。


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😽うどん100円。ガムテ文字。大阪プライス。

😽谷町テント


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🐱船場は三ノ丸の外側。



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◾元和元年(1615)5月、大坂夏の陣。大坂の町は灰燼に帰す。

➡町人たちによる復興。

➡大坂は町人の町へ。



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🐱曲がる道の謎。秀吉の作った道は東西に真っ直ぐで南北に平行。

 

🔘ブラタモリ伏見編

タモリ「直線を見たら秀吉と思え」

 


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🐱江戸時代、町人たちが作った堀は、川に合わせて合理的に作られている。

 

 

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🐱街中で地図を囲む人たち。


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😽ただのカーブにしか見えへん。

 


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🐱中之島は、大名の蔵屋敷が建ち並んでいた。



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😽冷えたボス1本70円有ります。

 



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大坂城真田丸スペシャル!!


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😽石山合戦配陣図。信長の包囲陣と当時の地形。

画面下側が海(西)、画面中央からやや左寄り上の島が石山本願寺。秀吉は、この跡地に大坂城を築城した。 

 


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🙀これは、1970年代の地図です。(他に無かった)

😽大和川の流路の付け替え工事も重要なのだが触れなかったな。

 

 

 

📄関連日記





🐱なんか、世間では「丁字路」が話題になっているようだが、どうやら、去年のブラタモリ(2015年4月:金沢編)でも草彅クンが「T字路」と言ってしまったことがあったようだ。それで今回、「丁字路」と言って、テロップも出して念を入れたようだ。🐥 


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真田丸「築城」

『城塞』再読(8)

🐱 司馬遼太郎『城塞』中巻を再読しておりますが、真田丸の攻防戦の前に、真田丸の形状問題について振り返っておきましょう。

 

 

真田丸「築城」

🐱大坂城の弱点は、平坦な上町台地が続く城南にあり、秀吉も気にしていた。そのため堀をつくり、塀と櫓が続く惣構を設けていたが、まだまだ手薄であった。家康側も当然主力を城南に集中させることになる。

🐱真田幸村は、「この城の最大の弱点を、おのれ一手で塞ぎ止めてみせよう」と思い、城南の守備を志願し、三ノ丸の南限の堀の外に小城塞を築く。これが真田丸である。

🐱『城塞』では、淀殿が、家康方に真田信吉・信政が出陣している幸村は内応するつもりではないかと疑う。

※幸村は、そうした疑念を払拭するために激戦が予想される南面の守備を志願したという説もある。また、後藤又兵衛も南面の守備を志願して幸村と持ち場を争ったが幸村の思いを知り譲ったという説とか、又兵衛が遊軍になったため幸村が真田丸に入ったという説など、いろいろ説があるようだ。

 

 

真田丸の形状問題

🐱真田丸の形状については、 NHKの『歴史秘話ヒストリア』でも今年の初めに取り上げられていて、大河ドラマ真田丸』では、新説に基づいた真田丸を築くようである。

🐱司馬は真田丸について、「ほぼ正方形の敷地で、一辺は百間(182㍍)である」としているが、旧来の説では、真田丸は半円形の出丸で、武田系城郭に特徴としてみられる「丸馬出」の発展形と見られていたようだ。

🐱真田丸は、その三方に空堀を掘り、塀を二重にかけ、柵を三重につけ、所々に櫓を設け、幅七尺の武者走り(通路)をつくり、その武者走りにはびっしりと銃を配したという。(『大坂御陣山口休庵咄』)

🐱新しい見解については、『真田四代と信繁』(丸島和洋著:平凡社新書)から引用する。

ところが近年、千田嘉博氏により、真田丸大坂城から離れた場所に築城され、出丸という言葉から連想される規模を遥かに超えた大きさを有していたという見解が提示された。

たしかに、大阪上町の発掘成果報告書によれば、真田丸大坂城惣構えの間には低地と水路が確認され、惣構えから離れた場所に築かれたことがわかる。これは、従来知られていた広島市立中央図書館浅野文庫の「真田丸絵図」と一致しており、同絵図の正しさが証明された。

出丸から惣堀の間に細道をつけて大坂城中に出入りできるようにしていたという(『辛島若狭大坂物語』)。

 

 

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※「真田丸絵図」(広島市立中央図書館蔵)

 

 
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※囲んだ部分が真田丸(右が大坂城方向)

 

 


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NHK歴史秘話ヒストリア』より

🐱大河ドラマ真田丸』では、この形状の真田丸を築城するようだ。

 


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※旧説に基づいた半円形の真田丸

 

 

真田丸の跡地問題

🐱真田丸は旧説では、大阪市天王寺区三光神社ないし、その南の真田山公園にあったとされる。ところが、前出の『真田四代と信繁』によると、

慶應義塾大学所蔵「大阪北組旧蔵大阪町絵図」(幸田文庫)をみると、三光神社所在地には「宰相山」と記されており、真田丸を攻撃した前田利常(加賀宰相)が布陣したと推定される。実際に真田丸があったのは、その西にあたる丘陵で、近世にはこの地が真田山と称されていた。このため、現在の明星学園の敷地が正確な真田丸跡地と推定されている。ようするに、いつの間にか名称が入れ替わってしまったわけだ。

ということで、明星学園には顕彰碑が設置されている。

 

 



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🙀この地図は1990年代の地図です。

 

 

 
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🙀この地図は、司馬遼太郎が『城塞』を執筆した頃(1970年代)の地図です。囲んだ部分が大坂城三ノ丸(惣構)のだいたいの領域です。下方の小さい囲みが真田丸のだいたいの推定地。

さらにこの三ノ丸の南限は、南の方の清水谷までおよんでいる。現今の地理でいえば、環状線玉造駅が三ノ丸の東南角に相当し、そこに黒門と称せられる城門がある。玉造駅から西へ、松屋町筋(南北の道路)に交叉するまでの線が、大坂城南限線であった。最近までここに市電が走っていたが、いまはレールがはずされ、ただの道路になっている。この道路は、両側の土地よりやや低く、場所によって谷といえるほどに低い。この道路が、豊臣期の大坂城南限の堀であった。

 

 


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大坂冬の陣

(画面右上佐竹義宣の右が真田信吉・信政)

 

 


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三光神社真田幸村公之像🔎Google マップ

(左に見える穴は真田の抜け穴と云われている)

 

 
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明星学園真田丸顕彰碑(学園東側)

🔎Google マップ

 

 

 
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心眼寺🔎Google マップ

 

 


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松江歴史館の「真田丸絵図」

📄真田丸:詳細な最古絵図 松江で発見 - 毎日新聞

 

 

 

📄この記事の前

 

📄この記事の続き

 

 

📄関連日記 


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