スマホでのんびりマイクラ日記
ども、バルスことPleiades0319です。クリエイティブモードの世界に来ております。後ろにあるのは、Zero Tick Sugarcane Farm と呼ばれている骨粉を使わないサトウキビ自動促成収穫装置の試作品です。私は、このゼロティック機構を silentwisperer 氏のYouTubeの動画で知りました。zero tick の発見者は、Panda4994 という人だと言われていますが、定かではありません。今回は、この驚異のサトウキビ大量生産装置 Zero Tick Sugarcane Farm を紹介したいと思います。
こちらが装置の基本モデルになります。逆さ階段に水源を入れて、クロック回路をつなげたピストンで下の水流をガシャコンとすると、何回目かのピストン運動で何故かサトウキビが成長します。それを上のピストンで弾いて収穫するという仕組みです。何故そうなるかについては、ここでは深く考えないことにしますw
さらに水流をガシャコンとするピストンを上のように2つにすると、サトウキビの成長がやや早くなります。
こんな感じにサトウキビがポンポン飛ばされます。
⛏️Zero Tick Sugarcane Farm の作り方
それでは、装置を作っていきましょう。今回は8連のサトウキビ収穫装置を作ります。まずは、普通のピストンを上のように並べます。
上向きピストンの上に水を置くので、周囲を2ブロックの高さで囲います。横向きピストンの対面がサトウキビを植えるための土ブロックになっています。その上にガラスブロックを仮置きしています。
囲った部分8ブロックの上段に水を入れます。
横から見ると、こんな感じです。
階段を上のように逆さに置いていきます。
奥から見ると、こんな感じです。
土ブロックの上の仮置きしたガラスブロックを取り外して、サトウキビを植えます。
逆さ階段の上にピストンを8個並べます。
横向きピストンの下に、上のようにレッドストーントーチを置いていきます。
横から見ると、こんな感じです。
※ピストンをそろえるために、一度信号を流しました。
横向きピストンの後ろにレッドストーンパウダーを置いていき、対面オブザーバ式クロック回路につなげます。
※オブザーバに付けたリピータは無くても構いませんが、微妙に効率が変化します。クロック回路も回路の組み方で微妙に効率が変化します。オブザーバの方が相性が良いようです。オブザーバに付けるピストンは粘着ピストンです。
クロック回路をオンにすると、サトウキビが伸びます。
サトウキビの成長をオブザーバに観察させます。サトウキビはほぼ同時に伸びるので、オブザーバは1個で十分です。オブザーバの後ろに基本的なパルス回路を組みます。コンパレータは減算モード、コンパレータに横付けするリピータは4ティックです。
※パルス回路も回路の組み方で微妙に効率が変化します。あとで組む回路のために1ヶ所はガラスブロックにして、1ヶ所は1ブロック下げています。
信号をオンにすると、こんな感じにサトウキビが量産されます。
サトウキビの周りを囲んでサトウキビが散らないようにします。
※記事では見えやすいようにガラスを使いましたが、ガラスだとサトウキビが壁抜けする可能性があります。
機構としては、これだけです。とても簡単♪
あとは回収装置を付けるだけです。
⛏️回収機構タイプ1
上のようにチェストに付けてホッパーを置きます。ホッパーにコンパレータを付けて、レッドストーントーチとレッドストーンパウダーを上のように置きます。
ホッパーの上に加速レールを敷いて、普通のレールを7個つなげます。右端はまた加速レールを敷きます。この加速レールはレバーでオンオフ出来るようにします。
ホッパー付きトロッコをレールに置けば、完成です。アイテムを積んだホッパー付きトロッコが左端まで来ると停止して、チェストに積み荷を移します。積み荷が無くなると、トロッコはまた動き出します。これだけでも十分ですが、トロッコ発進装置を追加してみます。
サトウキビの成長を観察するオブザーバに付けたパルス回路から上のように回路を延ばします。1ヶ所ガラスブロックにしないと信号が下につながりません。下のリピータは4ティックにします。
これで、パルス回路に信号が流れると同時に下の右端の加速レールに信号が入りトロッコが動き出すようになります。
こうすることのメリットは、ゼロティック機構を使わないときは普通にサトウキビ自動収穫装置として使えることです。デメリットは、信号が入ったときに必ずしもトロッコが右端にいないので回収がもたつくことです。
右のトロッコ発進装置は一旦無効にして(上の位置にレバーを付けました)、1分間での収穫効率を計測してみます。
168個でした。この装置の場合1分間で160個が平均値になります。サトウキビ1株当たりでは20個です。つまり、3秒周期でサトウキビが成長します。いろいろ実験してみましたが、最大効率は1分間1株当たり22個で、それを超えることはないと思います。
コスト面を考えると、実作するときは、この回路にしたいところなのですが、長時間続けると、チェストへの収納が回収に追いつかなくなる可能性があります。そこで、少し奮発してホッパーを追加してみます。
⛏️回収機構タイプ2
右端の加速レールを除くレールの下を全てホッパーにして、チェストにつながるようにしました。左端の加速レールはオンのままにします。これで回収が素早く出来るので、長時間稼働させても大丈夫でしょう。
10分間稼働させてみました。予想では25スタックだったのですが、24スタック半でした。まあまあでしょう。回収の方は、スムーズになりました。
※長時間稼働させると、効率がやや悪くなるようです。10分間で平均24スタックと見ておいた方が良いでしょう。
そんなこんなで、完成形がこちらです。
両端の加速レールの下は普通に個体ブロックです。間の6枚の普通のレールの下はホッパーを6個、チェストにアイテムが流れるようにつなげました。左端の加速レールはオンのままにします。
※欲張ってもっとサトウキビをつなげたいときは、加速レールを増やした方が良さげです。
裏側です。
パルス回路です。
発車装置です。
※発車装置は普段も使いたいから付けただけなので、長時間稼働させる場合は、右端の加速レールの右隣のブロックにレバーを付けて、加速レールをオンのままにしても構いません。
ゼロティック機構です。
サトウキビを囲むガラスブロックは不透過ブロックの方がよいかもです。
ということで、今回はゼロティックサトウキビ自動促成収穫装置を紹介しました。
この装置については、silentwisperer氏の次の動画を参考にしました。
Minecraft Bedrock: Zero-Tick Sugarcane Farm Tutorial! Instant Sugarcane! MCPE Xbox PC - YouTube
Thanks to silentwisperer.
日本ではぺこぱさんが動画をアップされていますので、そちらのリンクも貼っておきます。
【統合版】ぜろてっくサトウキビ回収機 【骨粉不要】 - YouTube
⛏️お断り~サバイバルモードでこの装置を作った場合、(特にスマホだと)重くなるので、1分間当たりの収穫量はクリエイティブモードに比べて、どうしても減ってしまいます。ゲーム内時間の経過が遅くなるからです。
⛏️おまけ
基本的にケチ臭い性格の私は、もっと低コストで作る方法はないだろうかと、オブザーバを使わないタイプの装置をいろいろ実験してみたのですが、どうしても効率面で難があります。この装置の場合、1株1分間当たりの収穫量は16個を超えません。サトウキビの成長とピストンの動きが合わないようです。
完成形は、こちらになります。
ゼロティック機構の2つのピストンの動きをオブザーバに観察させて、上のサトウキビ収穫ピストンに信号を送らせています。
こうすると、サトウキビの成長とピストンの動きが同期して、1株1分間当たり22個の最大効率になるのですが、周期が30/11(=2.727272…)と半端なためか同期が長続きしません。
これでも悪くはないのですが、まあガチャガチャうるさいですしw、こちらの方向は断念しました。