森の踏切番日記

ただのグダグダな日記です/2018年4月からはマイクラ日記をつけています/スマホでのんびりしたサバイバル生活をしています/面倒くさいことは基本しません

名古屋でブラタモリ(1)

ブラタモリ』#75名古屋(1/2)

尾張名古屋は家康でもつ?


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タモリ「どえりゃあでかいエビフリャーだがや」

近江「シャチホコだがね」

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ブラタモリ初名古屋。


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タモリさんが言う?


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タモリさんのデビュー前の持ちネタに「バーにやって来た典型的な名古屋人」というネタがすでにあった。


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おそらく、ディズニーランド的なものがないからだろうな。近江アナの場合は。


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ラジカル・ヒステリー・ツアー名古屋公演以来?

まさかね。 


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ニヤニヤ


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2メートル。でら大きいがや。


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タモリ「まーかん。あんた名古屋⤴だがね」


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タモリ「知っとられる?」

近江「いや、初めて見ました」


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タモリ「まーかん。名古屋⤴の誇りだがね」


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「まーかん」て、どういう意味?


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徳川家康は、三河の出身。


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早口さん登場。


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タモリ「清須ですか?」


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室町時代から尾張国の中心。守護代織田家の本城。


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1610年、廃城となっていた那古野城跡に家康が築城させた。那古野城織田信長生誕の地(最近の研究では異論もあるようだ)。


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なるほど。 


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小学生の頃、天守閣の中の博物館を見学したことがある。確か、織田信長豊臣秀吉徳川家康肖像画があったような。シャチホコのレプリカもあったような。おぼろげな記憶がある。ホームページをチェックしてみたら今もあるようだ。シャチホコ(のレプリカ)に乗れるそうな。


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昭和20年の空襲で焼け落ちたが、豊富な写真や図面をもとに忠実に再現された。


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ウロコキンピカ


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そりゃ盗もうと思う奴も出てくるわな。


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下の記事にもある「大凧の金助」こと柿木金助。凧に乗って鯱の鱗を盗んだ話は作り話のようだ。並木五瓶の歌舞伎『傾城黄金鯱』の題材になったことで噂話が有名になったようだ。


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図面を取るために足場が組んであったそうな。

大阪で売ろうとして足がついたそうな。


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搦め手は、大手門に対する城の裏口。馬出は、虎口に作られた攻防のための小規模な曲輪でよいかな。


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赤搦手馬出、青搦手馬出、黄キャラメテウミャダシ。カンだ。近江アナにやってもらいたい。


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清洲城は水害に弱いということもあったようだ。


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まずは、大坂対策のためだろうな。


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石垣の材料が異なる。


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西国の有力大名たち。


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近江アナ、ピンポイントに知識があるな。ドラマか何かで知ったか?


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ありゃあ。


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金城録町場請取絵図


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この時期は名古屋城だけでなく、江戸城の大増築や駿府城の再建など、諸大名の助役による天下普請が続いていた。


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豊臣恩顧の大名の財力をそぐ。それとともに徳川の天下になったことを思い知らせるという意味もあっただろう。名古屋城の強さというよりも、徳川家康の強かさだろう。


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白鳥堂々。


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防御に最適。


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草彅「ところが、強さだけでなく、もうひとつあります」


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台地の地盤を削って石垣を積んだ方が安定する。


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名古屋城の場合はわざわざ盛り土して石垣を作っている。


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先を見据えていた。


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草彅「徳川家康が天下統一の直前につくった名古屋城


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草彅「やがて来る平和な時代を見据えた城だったこと」


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草彅「よ~くわかりました」


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次の記事へと続く

 

 

 

📄この記事の前

🔘倉敷でブラタモリ(1) - 森の踏切番日記

🔘倉敷でブラタモリ(2) - 森の踏切番日記

 

 

 

 

 

 

 

トラピスト1系に関する基礎知識 ~トラピスト星人は存在するの? 

Eテレ『サイエンスZERO

2017.05.28. 放送

~7つの地球を大発見!?  トラピスト1 惑星系


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🐙今年2月、およそ39光年先にある恒星トラピスト1に7つの惑星があることが発表されました。これらの惑星は地球と似たサイズで、うち3つは生命が存在する可能性があるということで話題になりました。

🐙今回、Eテレ『サイエンスZERO』で特集されたので、それを基に自分なりにまとめてみました。ただし、本記事の内容は必ずしも放送通りではありません。

※上の画像は、2月に発表された時のトラピスト1系の想像図(NASAによる)

 

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👽トラピスト1はどこにあるの?

👾トラピスト1(TRAPPIST-1)は、水瓶座の位置にあり、地球からおよそ39光年離れている。天の川銀河系の中では、ご近所といってよい。(下図の赤丸)


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TRAPPIST-1 - Wikipediaより

 

 

👽トラピスト1系の構成は? 

👾中心星のトラピスト1は赤色矮星で、その周りを公転する地球と似た大きさの岩石惑星が7つある。アルファベットの小文字は通例発見順に付けられる。aは中心星に付けるので、惑星はbから始まる。

👾このうち、efgの三つの惑星はハビタブルゾーンにあり、生命が存在するかもしれないと期待されている。


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👽惑星にはどんな種類があるの?

👾小規模の岩石惑星(地球型惑星~水星、金星、地球、火星)、中規模の氷惑星(天王星型惑星~天王星海王星)、大規模の巨大ガス惑星(木星型惑星木星土星)がある。

👾この他に近年、スーパーアースと呼ばれる地球の数倍の大きさの惑星が、系外惑星で数多く発見されている。大きさは岩石惑星と氷惑星の中間くらいで主に岩石でできていると考えられるが、形成過程など詳しいことは分かっていない。

 

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👽そもそも系外惑星とは?

👾太陽系の外にある惑星。太陽系外惑星の略。1992年、パルサーの周囲で発見されたのが最初。

👾主系列星の周囲で発見されたのは、1995年が最初で、ペガサス座51番星b (51Pegasi b) と呼ばれている。

👾この惑星は、木星の半分ほどの重さで、中心星のすぐ近くを4日ほどの周期で公転している。これは予想外のことで、あわてた天文学者たちが従来のデータを見直すと似たような惑星がいくつも見つかり、系外惑星発見ラッシュの時代が始まった。

 

 

👽ホット・ジュピターとは?

👾ペガサス座51番星bのように、軌道半径が小さい巨大ガス惑星は、潮汐ロックにより常に同じ面を恒星に向けているので大気が千度以上の高温になっていると考えられるので、ホット・ジュピターと呼ばれている。

 

 

👽潮汐ロックとは?

👾大ざっぱに云うと、二つの天体の距離が比較的近く、相手の天体が及ぼす潮汐力が強い場合に起きる自転周期と公転周期が等しくなる現象。常に相手に同じ面を向けて回転することになる。

👾代表的な例が、地球の衛星の月。太陽系の惑星の衛星は、ほとんどすべて自転と公転が同期している。冥王星カロンは両方とも潮汐ロックで互いに同じ面を向け合っている。

 

 

👽系外惑星の見つけ方は?

👾主にドップラー法とトランジット法の二つの方法がある。他に直接撮像法などがある。

👾惑星が中心星のまわりを回ると、中心星は惑星の重力に引かれてわずかに位置がふらつく。その様子から惑星の存在を推定するのがドップラー法。

👾惑星が中心星の前面を通る時に、惑星の影によって中心星が少しだけ暗くなる様子から惑星の存在を推定するのがトランジット法。地球から見て惑星が中心星の前を通過しないと使えない。トラピスト1系は、トランジット法で発見された。

👾望遠鏡によって、系外惑星の光を直接とらえるのが直接撮像法で、すばる望遠鏡ハッブル宇宙望遠鏡が成功している。

 

 

👽これまでに見つかった系外惑星の数は?

👾当初は、ドップラー法によるホット・ジュピターや、彗星のような極端な楕円軌道を回るガス惑星エキセントリック・プラネットが数多く発見された。

👾2009年から地球型系外惑星の発見を目指したケプラー(Kepler : 宇宙望遠鏡)の運用が始まり、トランジット法によって2300個以上もの系外惑星が発見された。(2016年末現在)

👾これまでに発見された系外惑星の確定数は3500個以上にのぼっている。(2016年末現在)

 

 

👽ハビタブルゾーンとは?

👾ハビタブルゾーン(HZ:habitable zone)は、宇宙の中で生命が誕生するのに適した環境と考えられている領域のこと。太陽系のハビタブルゾーンにある惑星は地球だけ。

👾ケプラーは、ハビタブルゾーンにある地球型惑星も数多く発見している。


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ケプラー宇宙望遠鏡が発見したハビタブルゾーンにある地球型惑星の例。

 

 

👽赤色矮星とは?

👾赤色矮星(red dwarf)は、主系列星の中で特に小さい恒星のグループ。特徴としては、直径が小さい、表面温度が低い、暗い、寿命が非常に長い。実は、恒星の中では最も数が多く、恒星全体の4分の3が赤色矮星だという。

👾系外惑星を探査するにあたって、当初は赤色矮星は重要視されていなかったが、今世紀に入ってから赤色矮星でも系外惑星が発見され注目され始めた。赤色矮星は暗いので、太陽系近傍の赤色矮星が探査目標となる。

 

👾ケプラーは、当初は比較的遠方の恒星を探査目標にしていたが、2013年に姿勢制御系の故障により、太陽系近傍に観測区域の変更を余儀なくされた。『サイエンスZERO』の解説によると、それにより、暗い赤色矮星も探査目標に加えられることになったという。


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※HR図。主系列星(MAIN SEQUENCE)の右下M型が赤色矮星。太陽はG型。

 

 

👽プロキシマ・ケンタウリbとは?

👾太陽系に最も近い恒星であるプロキシマ・ケンタウリも赤色矮星。2016年8月にハビタブルゾーンを公転する惑星プロキシマ・ケンタウリbの存在がドップラー法によって発見された事が発表された。


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プロキシマ・ケンタウリb想像図

(ESO/M.KORNMESSER)

 

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👽トラピスト1系の発見は?

👾トラピスト1系はまず、2016年5月に南米のチリにあるTRAPPIST望遠鏡を用いたトランジット法による観測で3つの地球型惑星が発見された。その後、NASAによるスピッツァー望遠鏡を用いた観測により、合計7つの地球型惑星があることが分かった。

👾NASAの記事によると、TRAPPISTは、Transiting Planets and Planetesimals Small Telescope の略だとか。

 

 

👽トラピスト1はどんな星なの?

👾表面温度は約2500K。大きさは太陽の約10分の1で木星より少し大きいくらい。質量は太陽の約8%で木星の約80倍。年齢は30億年から80億年。寿命は4~5兆年。

👾この大きさの天体で惑星が見つかったのは初めてのこと。

👾明るさは太陽の千分の一程度で、赤色光が中心だが大部分は赤外線。


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※太陽とトラピスト1の大きさの比較

 

 

👽何故トラピスト1系が注目されるの?

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👾地球と比較して、公転周期が非常に短いが、半径と質量は地球とよく似ている。


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👾このうち、efgの3つの惑星の公転軌道がハビタブルゾーンに入る。

👾中心星と惑星の相対的な大きさが理想的で、大気の存在が確認されていて、生命存在の可能性がある。

👾特にfが有望だとされている。


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👾1行目は公転周期。

👾2行目は恒星からの距離で、太陽地球間の距離を1AU天文単位)としている。トラピスト1系の惑星は中心星に非常に近いことが分かる。しかも、惑星どうしも互いに接近し合っている。

👾3行目は半径で、地球の半径を1としている。

👾4行目は質量で、地球の質量を1としている。

 
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👾太陽系の軌道と比較した場合、トラピスト1系は、水星の軌道の内側に入ってしまう。


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👾このため、惑星の自転と公転が同期する現象、潮汐ロックが起こる。常に恒星に同じ面を向けることになるので、昼夜が逆転しない。


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※トラピスト1fの想像図

 

👽昼夜が逆転しないトラピスト1系の惑星に本当に生命は存在できるの?

👾『サイエンスZERO』の解説によると、大気と水が存在すると、昼側の大気が熱せられて厚い雲が発生することにより地表が高温になることが防がれる。また、大気の循環によって夜側にも熱が拡散することによって惑星全体が15℃から35℃の生命存在に適した温度になる可能性があるとのこと。

👾渡部潤一国立天文台副台長は、昼側で活動して夜側で睡眠をとるサイクルを持つ生命が存在するかも知れないと解説していた。また、赤い世界の中に赤い色(赤外線)を識別する生命がいる可能性があるという。

👾惑星間の距離が近いので微生物が惑星間を移動することができると主張する研究者もいる。また、惑星どうしが近接しているので互いの重力が影響し合い、過酷な環境ではないかと考える研究者もいる。

 

🐙その他、色んな意見が出されていますが、すべて単なる憶測、妄想、あるいは、冗談に過ぎないという印象です。ハッキリしたことはまだ何も分かっていないので、言ったもん勝ちという感じがします。

 

 


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※トラピスト1dの想像図

(ESO/M.KORNMESSER)

 

 

👽今後はどういう観測をするの?

👾2016年12月からは、ケプラーでも観測が始まった。また、2018年以降に打ち上げが予定されているジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)でも観測する予定だという。

👾光の波長から大気の組成を分析する事が当面の目標のようだ。トラピスト1は太陽系に近いので大気の分析が可能である点もトラピスト1が注目されている理由の一つなのだ。

👾これまでに酸素が見つかった系外惑星は、まだ無い。

 


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🐙飽くまで「かもしれません」というお話でしたが、科学には夢とロマンとユーモアが欠かせないと思います。逆に云うと、夢もロマンもユーモアも無いような科学はすべきでないと思います。

 

 

 

 

🌏参考記事

https://nasa.tumblr.com/post/157579604399/largest-batch-of-earth-size-habitable-zone

 

※他にWikipediaTRAPPIST-1 - Wikipediaなどを参考にしました。

 

 

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📖おすすめ図書

地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)

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😸★★★★☆

🐙はるか未来、寿命が尽きかけ膨張した太陽に照らされた地球は自転が停止し、地上には永遠の昼と夜が訪れた。文明が崩壊し知性が衰退した人類は、暴力的に進化した植物が支配する昼の世界と死が支配する夜の世界の中で滅びようとしていた。昼夜が逆転しない世界と人類の行く末を想像力豊かに描いたSFの古典的名作。

🐙トラピスト1系の惑星の場合は、赤外線が支配する世界であるし、厚い雲におおわれている可能性もあるというので、地球上の生命とは全く異なる形態の生命が存在すると考えられるが、昼夜が逆転しない世界を想像するにはちょうど良い作品ではないかと思う。🐸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

倉敷でブラタモリ(2)

ブラタモリ』#74倉敷(2)

~なぜ美しい町並が倉敷に?


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綿毛の不安

 

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倉敷アイビースクエアかな?


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元工場長の守本卓郎さん。


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間違いじゃないけどね。


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綿押し。


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近江(ワタ、ワタ、メン、ワンタンメン?)


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近江(メンカ?)


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近江(分かった振り、分かった振り)


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大坂の大和川つけ替え工事で出来た低湿地も綿の栽培をして河内木綿になったものなあ。


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大阪に大阪紡績(現・東洋紡)が出来たのと同じような経緯だろうな。


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タモリ倶楽部


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京都府舞鶴市に「赤レンガ博物館」というレンガばっかり展示している博物館があります。


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イギリス積み、見たような覚えがある。あと、フランス(フランドル)積みとか。


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何が面白いのか、さっぱり分からなかった。 


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鋭いなあ。


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「いつごろ」の解釈の問題。


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なぜに倉敷限定?


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倉敷では、正午ぐらい?


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近江ちゃんには、分かりやすく言ってあげなきゃ。


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自分の勘違いに、ウケてる。


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今回も、近江ちゃん絶好調。


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真夏じゃなくて、夏至


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近江ちゃんは、社会も理科も苦手なのね。

給食の時間が得意そうね。


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ついに、自虐化。


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工場の中が灼熱地獄化。

それで、どういう対応をしたか?


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タモリ「アイビーで断熱をはかる」


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南側の壁の温度は10℃も下がった。


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ツタに彩られた工場は、今では観光資源に。


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紡績の発展がさらに新しい魅力を生み出した。


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銀行。


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モダンな西洋建築が次々と生まれた。


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倉敷といえば、大原美術館


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やっぱり、これを見ないとね。


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倉敷といえば、大原財閥。


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大原孫三郎の長男。


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多分、お城が好きだったのだろうな。

倉敷にはお城が無いからお城も欲しかったとか。


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全国で二番目。

全国初は、同じ年の「金沢市伝統環境保存条例」ということなのかな?

 


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今週のお題「なぜ美しい町並が倉敷に?」


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残ったのではなくて


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残したということ


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よ~く分かりました。


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いろいろ駄目だけど、ガンバってね、近江ちゃん。


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つまりは、住民の強い関心がないと、残すべきものも残らないということですね。

 

 


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ついに実現! タモリ🆚ナゴヤ


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ピアスは、いつもオサレさん。


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名古屋城は西の備えに築城したからなあ。


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築城時に福島正則加藤清正のエピソードとか、あったものなあ。 

 

 

 

大原美術館Google マップ
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📄OHARA MUSEUM of ART

 


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児島虎次郎「大原孫三郎像」1915


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ルノワール「泉による女」1914


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ゴーギャン「かぐわしき大地」1892


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クロード・モネ「睡蓮」

 

📄大原美術館 - Wikipediaには、この他にも所蔵作品の画像が紹介されています。

 

 

 

 

📄この記事の続き

🔘名古屋でブラタモリ(1) - 森の踏切番日記

🔘名古屋でブラタモリ(2) - 森の踏切番日記

 

📄関連日記

🔘尾道でブラタモリ(1) - 森の踏切番日記

🔘尾道でブラタモリ(2) - 森の踏切番日記

 

🔘箱根関所でブラタモリ(1) - 森の踏切番日記

🔘箱根関所でブラタモリ(2) - 森の踏切番日記

 

🔘箱根でブラタモリ - 森の踏切番日記

 

 

 

 

 

 

倉敷でブラタモリ(1)

ブラタモリ』#74倉敷(1)

~なぜ美しい町並が倉敷に?


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今回は、近江ちゃんが屏風の虎を退治します。(嘘)

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いかにも倉敷


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タモリ「ビール飲みたいね」

近江「もう、お休みですか」


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いろんな時代の建物が残っている。

町の中心部に古い建物が500以上。


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順番が廻って来るまでに戦争が終わった。

運が良かった?

京都市も被害は少なかったけれども、東山馬町や太秦安井が空襲の被害を受けています。倉敷も軍事施設や工場を標的とした小規模空襲の可能性はあったはず。

ちなみに、最も空襲が少なかった県は石川県だそうな。

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言い当てちゃいました。


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案内人、辞書持参。


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前回の尾道倉敷地だった。


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別名「汐入川」

上流から水が流れているのではなくて、海の水が入り込んでいる運河。


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倉敷の多くの豪商が富を増やした本業以外の“やり方”とは?


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暗渠をたどって今も残る豪商の家へ向かう。


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橋の跡。


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森田酒場?


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タモリ「おじの所だ」


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草彅くん、どうしちゃったの?


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森田森田。


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正しくは、森田酒造場だそうな。


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隙を見て、川の上にコンクリートの蓋をして家を建てたとか。


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大正時代の建物だとか。


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お宝登場。


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いかにも岸派。


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タモリさんも屏風好きだそうな。

 


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タモリさん、屏風から虎を追い出してください!

 


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森田家が酒造業を始めたのは明治42年から。

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岡山はイグサの産地として有名だった。

でも、畳表の商売だけで豪商になったわけではない。


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畳表を扱う商人なのに大量の米を持っていた。どうして、森田家は大量の米を入手できたか?


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倉敷の商人の多くは、地主を兼ねていた。


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では、どうして倉敷では商家が地主になることができたのか?


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干拓事業ね。


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大坂の鴻池新田みたいなものか。あれは、大和川のつけ替え工事で出来た低湿地だったけど。


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倉敷といえば、クラボウ


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タモリさん、なんか見えた。


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山本太郎案内人、ガッカリ。

 
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近江いじり、来た!


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そのまんまやないか~い!


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天領だったので、お侍が少ない。


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商人の力を借りないと干拓事業が出来なかった。

その辺も大坂と似てるな。


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よ~く分かりました。


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🐯次の記事へと続く


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後半は、近江ちゃんが本領を発揮します。

 

 

 

 

🐯この記事の前

🔘尾道でブラタモリ(1) - 森の踏切番日記
🔘尾道でブラタモリ(2) - 森の踏切番日記
 

 

 


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虎と云えば、岸駒(がんく 1749~1839)


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よく分からないけど、岸駒本人の作品ならすごくね?

 


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虎図 岸駒 石川県立美術館蔵

美技 | 北陸物語より)

 


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猛虎図 岸駒 本間美術館蔵

虎描きの名手 円山応挙と岸駒 | 公益財団法人 本間美術館 [山形県 酒田市]より)

 

 

 

 

 

 

「源氏びと」の聖地巡り

5月の読書録04ーーーーーーー

 明解源氏物語五十四帖 あらすじとその舞台

 池田弥三郎 伊藤好英

 淡交社(2008/05/12)

 1705-04★★★

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🐱この4月から毎週月曜日に、市内に住んだはる作家のいしいしんじはんが、朝刊に源氏物語の現代京ことば訳いう連載を始めはってん。今週で8回目なんやけど、ようやっと「帚木」の源氏の君が空蟬を口説く所までいかはったんや。これ、長い連載になりそうやわあ。

🐱いしいはんは、大阪生まれやしい、ネイティブの京都人ちゃうしい、現代的な言葉遣いやしい、京ことばいうよりも京都弁いう感じやなあ。なんか大阪からお嫁さんに来はった近所のおばちゃんに源氏物語聞かせてもろてるいう感じやわあ。

🐱どんな感じか、最初のトコをチョロンと引用させてもらうとこんなんや。

どの帝様の、ころやったやろか。

女御やら、更衣やら…ようさんいたはるなかに、最高位のご身分でもあらしまへんのに、とくべつなご寵愛をうけはった、更衣はんがいてはってねえ。

🐱それからな、第1面では「京都ぎらい」の井上章一センセが「現代洛中洛外もよう」いうコラムを始めはったんやけど、これも井上センセらしい、ひねた文章で京都のことをくさしてはってな、ホンマようやらはるわあ。あ、そうそ。京都で新聞言うたら京都新聞のことやから。

 


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土佐光起「紫式部

 

 

源氏物語については、部分的には読んだことはあるけれども、原典はもちろんのこと現代語訳も通して読んだことはない。あらすじ本は読んだことがあるが、おおむね高校の参考書程度の知識しか無いといってもよい。昔の恋愛小説にはあまり興味を持てないのだ。それでも、今回の源氏物語現代京都弁訳の連載を機会に少し源氏物語を復習してみようと思い本書を読んでみた。

 

淡交社は茶道関係に強い京都の出版社で、本書は元々は1976年にカラー古典シリーズの一環として『カラー源氏物語』というタイトルで出版されたものらしい。それを2008年の源氏物語千年紀にカラー写真を除いて復刊したということだ。

 

池田弥三郎(1914~1982)は、折口信夫に師事した国文学者、民俗学者。東京生まれで東京育ち(生家は銀座の天麩羅屋らしい)の著者が旅行者の立場で源氏物語縁の聖地を各帖ごとに巡る随筆が本書の中心となっている。元本には各帖ごとに写真が付いていたのが本書では除かれたことになる。40年前の京都の風景も今となっては貴重だと思うので残念なことである。コストの問題か権利の問題でもあったのかも知れない。

 

◽著者は「源氏物語の中に、その精神生活を探るよすがを留めている人々」のことを「源氏びと」と呼んでいる。これは、登場人物だけをいうわけでもなくモデルとなる実在人物だけをいうわけでもないという。源氏物語を生み出した王朝社会に生きた人々を、その「内生活の抽象」として源氏物語の中に見いだすということのようである。ちょっと難しい。

 

◽本書で紹介されている聖地も、源氏物語の舞台だから訪れるのではなく、「源氏びと」の内生活の記念の場所だから訪れるのだという。そして、著者はその場所を「名どころ」と呼び単なる「名所」と区別している。これは将に今言うところの「聖地」である。著者は「源氏旅行」と呼んでいるが、これも今言うところの「聖地巡礼」に他ならない。従って、本書は源氏物語オタクの聖地巡礼の書と言ってもよいと思う。

 

◽著者が訪れた聖地は、平安京内裏、賀茂川、夕顔の墓(架空の人物なのに墓がある)、鞍馬寺、北野、高尾、賀茂社野宮神社、廬山寺、須磨、明石、住吉、紙屋川、逢坂の関、清涼寺、大堰川左岸、冬の嵐山、桃園(西陣)、二条城周辺、長谷寺、六条、今出川通、瀬田、大原、大原野、石山寺仁和寺、男山、小幡、岩戸落葉神社、冷泉院、小野、鳥辺野、大覚寺平安神宮宇治橋宇治川、小幡山、巨椋池、勧修寺、山科川平等院宇治神社、橋寺、三室戸寺、横川、比叡山など。京都・宇治を中心に畿内各所にわたる。五年近くかかったというからかなりの労作である。

 

◽「橋姫」の帖では、宇治橋が取り上げられている。「橋姫伝説」といえば嫉妬深い女神のことなのだが、「源氏びと」の間では宇治の橋姫はすでに美化されていて民間伝承とは離れていたという解説を読んで、自分の勘違いに気がついた。民間伝承の「橋姫伝説」は源氏物語には反映されていないようだ。

 

◽「早蕨」の帖では、小幡山を取り上げている。宇治十帖の舞台を想像する場合、今は干拓されて無くなってしまった巨椋池がどの程度の大きさだったかを考えなければならない。著者は小幡山を今の小幡辺りでは無くて、もっと西寄りだったのではないかと推測している。つまり、京から宇治へ向かうには、「深草を通り過ぎて、大亀谷から、斜めに、低い峠を越えて、六地蔵に出た」と推測し、この道が越える山路こそ「小幡山」であったと主張している。源氏びとは、小幡山を畏怖していたという。

 

◽あらすじの方は、池田弥三郎の教え子である伊藤好英が担当している。各帖ごとのあらすじが簡潔にまとめられている。やはり、あらすじを読んだだけでは源氏物語の良さは分からないなと反省した。

 

◽本書には付録として、主要人物系図、源氏物語略年譜、主要人物一覧、用語解説、参考地図、平安京図、平安京内裏図が付いていて、これらは大変分かりやすく便利である。

 

いしいしんじ訳の連載では、毎回原文の一部も掲載されているのだが、音読してみて美しい文だなと思う。本来なら原典を読むべきなのだろうが、折口信夫が語っているように、源氏物語の不幸は長すぎることにある。源氏物語に取り組むにはそれなりの覚悟を求められるような気がして二の足を踏むのである。

 

◽本書はそれなりに面白く読んだが、あらすじを知る目的としては少し物足りなかったので、次はもっと詳しい阿刀田高の『源氏物語を知っていますか』を読んでみようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松岡譲『漱石の印税帖』の感想 ~漱石の娘婿の憂鬱

5月の読書録03ーーーーーーー

 漱石の印税帖

 松岡譲

 文春文庫(2017/02/10)

 1705-03★★★

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🐱著者の松岡譲は、明治24年(1891)、新潟県古志郡(現在の長岡市鷺巣町)の寺の生まれ。旧制長岡中学、一高を経て東京帝国大学文学部哲学科に入学。久米正雄菊池寛芥川龍之介らと共に第三次(1914)、第四次(1916)「新思潮」を発刊。晩年の漱石の門人となる。大学卒業の翌年、大正7年(1818)4月に漱石の長女・筆子と結婚。昭和44年(1969)7月没。主著に『法城を護る人々』『敦煌物語』など。

 

🐱本書は、昭和30年に朝日新聞社より刊行された単行本『漱石の印税帖』が文庫化されたものである。この文庫版には「娘婿がみた素顔の文豪」という副題が付いていて、全部で10編の随筆の内6編が漱石に関するものである。残り4編は「新思潮」時代の回想などであるが、こちらも興味深い内容である。

はっきりと書かれてはいないが、所々に夏目鏡子未亡人に振り回されている様子が垣間見られて苦労がしのばれる。

 

 

 

🔘「漱石の印税帖」では、夏目家に保存されていた印税覚帖から、当時のベストセラー作家だった漱石の本が実際にはどの程度売れていたのか考察している。不完全な資料なのでおおよその事しか分からないが、漱石在世中より死後に圧倒的に売れ始めた。これは、廉価版が出始めたり全集が刊行されたりしてマーケットが広がったことや、本人の声望が死後の方が上がったことや、世間の景気が影響しているのではないかと著者は推測している。著者は、漱石在世中の12年間でおよそ10万冊に対して、大正6年から12年までの7年間でおよそ70万冊売れたと分析している。この漱石死後の7年間は、著者自身が覚帖を認めたこともあって詳しいデータが残っているのだが、それによると『猫』『坊ちゃん』『草枕』が、やはりよく売れている。

 

 

🔘「漱石の万年筆」は、漱石山房にあったはずの漱石遺愛の万年筆(のペン尖)と硯が、戦後富山県の高岡から出てきたという話。盗品が巡り巡って高岡までいったようで、探偵小説風味の作品。漱石山房の様子が詳しく再現されていて興味深かった。また、義弟の純一について「相変わらずのお殿様だ」と、揶揄しているのが印象に残った。

 

 

🔘「贋漱石は、漱石の書画の鑑定の第一人者である著者が見てきた贋作にまつわる話。著者の娘である半藤末利子の『夏目家の福猫』(新潮文庫)によると、著者が大正9年から亡くなるまでの約50年間に鑑定した真漱石の数は500余に対して贋漱石は2000点近くに及んだという。ややこしいことに、漱石の俳号を使っていたのは夏目漱石だけではないということもあるのだそうだ。

 

 

🔘「漱石の顔」「宗教的問答」「『明暗』の頃」には、著者が木曜会で見聞した漱石との対話や木曜会の様子が記されていて貴重である。『明暗』には、推理小説の手法が取り入れられているという意見が印象に残った。

 

 

🔘「蘆花の演説」は、漱石とは関係なく、明治44年(1911)2月1日に催された一高の弁論部大会での徳冨蘆花の「社会主義演説」を当時一高生だった著者が見聞した思い出を昭和28年に発表したもの。これは、『謀叛論』と題されたもので当時問題となったようである。青空文庫でざっと目を通してみたが、井伊直弼吉田松陰の話からから始まって、大逆事件における政府の対応を弾劾する激烈な内容になっている。最後は、西郷隆盛と同様に幸徳秋水も逆賊ではないとし、聴衆に人格をみがくように呼びかけて締めている。一時間を超える演説であったらしいが、著者は深い感銘を受けたようである。

幸徳秋水らの死刑が執行されたのは、この演説の直前の1月24日、25日。

 

(近い未来において、この国が再び言いたいことも言えないような国に成り果ててしまわないとは限らない)

 

 

🔘「三重吉挿話」は、漱石門下の大先輩にあたる鈴木三重吉の思い出話。晩年の三重吉が、所蔵する漱石の「虞美人草」の原稿を売りに出したのだが、やっぱり手放せなくてドタキャンした話は、漱石愛の大きかった三重吉らしい挿話で印象深い。

 

 

🔘「二十代の芥川」は、芥川龍之介の思い出話。学生時代の芥川は秀才タイプの都会人で異彩を放っていたという。始めから親しく交わったということではなかったようだ。小説を書き始めた頃の芥川が「柳川隆之介」という筆名を使っていたことや犬を極端に怖がったことなど友人ならではの逸話が綴られていて興味深い。

 

🐱ここで、芥川龍之介が珍しく学生時代を振り返った「あの頃の自分の事」を再読してみた。芥川が自身のことを書くと私小説にはならなくて、随筆に近い作品である。第四次「新思潮」を創刊しようとしていた頃の話で、芥川自身は「鼻」の執筆中だった。当時の成瀬正一、久米正雄、松岡譲との交友が描かれている。芥川の方は松岡譲を浮世離れした鷹揚な人物とみていたようである。芥川が松岡譲の下宿を訪ねたとき、徹夜で戯曲を仕上げて爆睡している松岡の目から涙がこぼれているのを見て、もらい泣きしたという話が印象的である。所々に芸術論が挿まれているのが芥川らしい。

🐱佐藤春夫がこれを読んで「成程、他の連中はみんなあの頃だが、作者自身はこの頃だ」と評したと「二十代の芥川」に書いてあるのだが、確かにそんな感じのする作品である。

 

🐱芥川の「文藝的な、餘りに文藝的な」には、漱石の思い出が少しだけ書いてあるが、秀才の芥川龍之介から見て夏目漱石は天才であったようだ。漱石のことを考えると「老辣無双」の感を新たにすると書いている。

🐱松岡譲は、娘の松岡陽子マックレインによると、晩年の漱石先生は円満で澄み切った心の持ち主だったと言っていたそうだ。一方、筆子は、最後まで精神的に激しい人であったと主張して譲らなかったという。

🐱漱石は、松岡譲を「越後の哲学者」と呼んで可愛がったという。

 

 

🔘最後の「回想の久米・菊池」は、本書の中で最も長く最も印象に残る一編である。漱石が没した大正5年(1916)の翌年の春、第四次「新思潮」の「漱石先生追慕号」が完成し発送しようという日に菊池寛が見合い写真を持って著者を訪ねた所から話は始まる。

菊池寛は、「新思潮」の同人の中では異質な感じがする。本書では、菊池との友人らしい遠慮のないやり取りが書かれているのだが、菊池の愉快な人物像が印象的である。

菊池寛は、友人の成瀬正一の父親に経済的な援助を受けて京都大学を卒業している。成瀬家は、豪農出身の銀行家で大金持ちだった。当時の菊池寛は、成瀬正一が留学中で父親も多忙で不在がちな成瀬家に男手がいた方が良いとの理由で成瀬の母親に頼まれて成瀬家に下宿していた。

菊池の縁談はトントン拍子に決まり、4月の始めに故郷の高松で結婚式を挙げる。嫁が上京して所帯を持つことになったので、著者が代わりに成瀬家に下宿することになる。菊池寛の嫁が極端な恥ずかしがり屋でどうしても人前に出ようとしないエピソードが愉快である。

一方、夏目家も漱石が没して女子供だけになって心細いということで、独身の門人たちが順番に泊まることになっていた。古い門人たちは家族に対して遠慮があったようだが、著者たち若い門人は家族に対する遠慮もなく子供達にも人気だったという。

そうした中で、久米正雄漱石の長女に熱を上げ始めた。半藤末利子に云わせると、久米は才人だが軽薄で目立ちたがり屋で先輩たちからは睨まれていたという。久米は惚れっぽい性格で何度も浮き名を流していたということもあって、先輩たちは久米の恋に反対していた。松岡譲自身は、まだ喪も明けていないうちから不謹慎なという気持ちと友人の恋を応援してやりたいという気持ちの二律背反で苦しい立場だったと述懐している。

久米の方は周囲のことなどお構いなしで、いよいよ我慢できなくなって、鏡子夫人に「お嬢さんを下さい」と直訴する。鏡子夫人は満更でもなかったようで、本人さえ承知すればと、肯定的な返事をしたので久米はすっかりその気になってしまった。

ところが、ある日、成瀬家に下宿し卒論に取り組んでいて夏目家から足が遠のいていた著者が鏡子夫人から呼び出されて行ってみると、久米の情事を暴露する女文字の手紙が鏡子宛に舞い込んだという。著者は鏡子に疑われたが、身に覚えのないことで否定する。この手紙の張本人を著者と菊池が推理する。

本編では犯人の名は伏せられているが、久米の友人だった山本有三(『路傍の石』の著者)である。当時、久米には彼女がいたようで、その彼女を捨てて筆子に乗り換えたみたいなことがあったようだ。そういう久米の性格が気に入らなくて暴挙に出たようだが、やり過ぎである。著者は道義的に許されるものではないと切り捨てている。山本は、その後も何食わぬ顔で久米との親交を続けていたというから相当な人物である。

この手紙事件で、鏡子夫人の信頼を失った久米は謹慎するのだが、この恋愛事件は意外な決着をみる。実は、筆子は久米にはまったく興味がなくて、一目見たときから松岡譲が好きだったのだ。ところが、明治女性の奥床しさで言い出せなかったらしい。周囲の誰も気が付いていなかったのだが、久米だけは恋する男の敏感さで、松岡を警戒する素振りを見せていたという。松岡本人は、筆子の恋心に全く気がつかなかったと主張している。芥川の松岡に対する見方から考えると肯ける。

松岡は、筆子の想いを受け入れ筆子との結婚を決意するのだが、これは同時に友人を裏切る結果となり、相当に複雑な心境だったようだ。誰が悪い訳でもないけれども後味が悪い結末である。久米も傷ついただろうが、松岡も筆子が傷つかないように自分が傷つく決心をしたようだ。

私は山に隠れるような気持ちで創作の筆を折ろうと決心した。

翌年の大正7年(1818)4月に松岡譲と夏目筆子は日比谷大神宮で式を挙げ、築地の精養軒で披露宴を行った。その日、憂鬱な気分の著者は菊池を誘い出す。結局「新思潮」の同人で式に出席したのは菊池だけだった。

「哲学者は困る。自分で自分の掘った穴にはまってもがいている」

菊池の平凡で素朴な結婚と著者の波乱に満ちた結婚が対比して置かれている。

 

話はこれだけでは終わらない。嫉妬に狂った久米が二人を悪者に仕立てた失恋小説を次々と発表し始めたのだ。特に、大正11年(1922)に発表された『破船』は、評判となり世間の同情を集めたという。久米も嫉妬に狂う己の醜さを客体化し昇華出来れば優れた文学者に成り得たかもしれないが、感情に流されて俗に堕してしまったようだ。久米は恋愛の女神に見放されたが、芸術の女神にも見放されたと云えよう。

松岡家にとって迷惑なことに、久米の小説を事実と信じこんだ世間が松岡夫妻を悪者と誤解してしまった。松岡譲は何を言われても沈黙を守ったが、長女が、あんな悪い人の子供と遊んじゃ駄目と言われて、泣いて帰ってきた時には、流石に久米に対して腹を立てたという。家族のために弁護することに決め発表したのが小説『憂鬱な愛人』だった。

本編の終わりに、著者は若い女性の来訪を受ける。その女性は山本有三の別れた妻だった。夫に言われるがままに破廉恥な手紙を書いた事を恥じ謝罪に訪れたのだった。著者は、本当の被害者は貴方自身だとその女性を慰める。著者の倫理観では一番の悪人は山本有三のようだ。

 

🐱昭和22年(1947)、久米正雄は松岡譲に正式に(手をついて)謝罪した。本編の発表も昭和22年なので、この和解を受けて発表されたものと思われる。

🐱半藤末利子によると、筆子は自分の気持ちを周囲に知らしめるために食を絶ったという。明治の女性は恋愛の手続きが面倒くさい。松岡譲は寺の生まれで幼い頃から躾られていたので行儀の良い人であったらしい。漱石の弟子は娘から見て皆行儀の悪い人ばかりだったようで、松岡の行儀の良さに好感を持ったと筆子は娘によく語っていたという。

🐱松岡陽子マックレインによると、筆子が、好きになったのは自分の方で、むしろ迷惑をかけた結婚だったのではと話したことがあったという。松岡家は経済的にはあまり恵まれなかったが、筆子にとっては幸せな結婚生活だったのではないかと、娘たちの書いたエッセイを読んで思う。松岡譲は一度だけ陽子に、筆子との結婚は文学的には損をしたと、語ったことがあるという。男は、女から好きと言われて悪い気がしないはずはない。ましてや、尊敬する先生の娘さんである。松岡譲は男気でもって筆子を愛そうと決心したのではないだろうか。友情と文学を犠牲にして筆子を選んだのだ。本編では、その心理を踏み込んで描いてはいないが、明治の男性の意気を感じる。

 

🐱菊池寛は、かなり個性的な人だったようで興味深い。1818年当時、既に自分達で雑誌を始める構想を持っていたようで、松岡譲に主幹をやらないかと誘っている。作家としては「生活第一、芸術第二」を標榜していたそうだ。円城塔は「娯楽小説という形式自体をつくりだした一人」が菊池寛であると指摘している。

 

 


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大正5年(1916)、第四次「新思潮」創刊の頃。左から久米正雄、松岡譲、芥川龍之介、成瀬正一。

 

 
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大正8年、長崎滞在中の菊池寛(左端)。その隣は、芥川龍之介

 


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昭和9年頃(1934)の松岡家。前列左が陽子。末利子は昭和10年生まれ。

 

 

 

 

漱石の印税帖 娘婿がみた素顔の文豪 (文春文庫)

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📖関連図書

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夏目家の福猫 (新潮文庫)

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🔘夏目漱石の孫娘(妹) - 森の踏切番日記 

 

 

 

 

 

尾道でブラタモリ(2)

ブラタモリ』#73尾道(2)

~なぜ人は尾道に魅せられるのか?


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番組の後半では、日本史が苦手そうな近江ちゃんが時をかけて過去に飛ばされます(嘘)

 

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ご名答。


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鎌倉時代の絵図


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だから


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おねみち


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➡おのみち(諸説あり)


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街道がそのまま商店街になったというのも珍しいのではないかなあ。そうでもないのかなあ。


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神社が気になる森田氏。


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神社へ向かう途中。骨董猫発見。


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スナック・マンボ


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石垣が気になる森田氏。


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海の神様。向島にも厳島神社があります。


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🔎八阪神社Google マップ


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残ってた。


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森田氏、大満足。

 


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ちなみに、西山喜久恵アナの実家、老舗旅館「西山別館」は、画面の右側を外れたずっと先、しまなみ海道よりも東側、福山市寄りにあります。


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早い。


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3分くらい。


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草彅「何だったのでしょう」


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久保八幡神社といいます。


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坂道に家が出来たことと線路が深く関係している。


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だいたい、そうなるよなあ。当時の町外れに駅が出来たりするよなあ。


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それでも、山際まで人が住んでいたので、


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その人たちは、立ち退くしかなかった。


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土地は寺か神社の土地なので借地だそうな。


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タモリ「借地料入りますね」


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坂の上の家と下の家が共同で使用する二階井戸の話は省略します。

 


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空気が読めないハト。


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尾道ラーメン。


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美味しそう。


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とにかく、坂と石段が多いから足腰が鍛えられそうな街だな。

 

 

 

🐱次回は

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一週お休みだ。


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🐱この記事の続き

🔘倉敷でブラタモリ(1) - 森の踏切番日記

🔘倉敷でブラタモリ(2) - 森の踏切番日記

 

 

 

🐱関連日記
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🔘箱根関所でブラタモリ(2) - 森の踏切番日記


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