森の踏切番日記

ただのグダグダな日記です/2018年4月からはマイクラ日記をつけています/スマホでのんびりしたサバイバル生活をしています/面倒くさいことは基本しません

2017-01-01から1年間の記事一覧

『デート・ア・ライブ16 狂三リフレイン』のあらすじと感想

10月の読書録04ーーーーーーー デート・ア・ライブ16 狂三リフレイン 橘公司 ファンタジア文庫(2017/03/20) ★★★ ──────────────────── 〈TOKISAKI Kurumi〉 今回は、久し振りに時崎狂三がメインキャラクターということで、ストーリーが大きく動くことを期…

吉村昭の『高熱隧道』を読む(2)

10月の読書録03ーーーーーーー 高熱隧道 (新潮文庫) 作者: 吉村昭 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1975/07/29 メディア: 文庫 購入: 6人 クリック: 40回 この商品を含むブログ (41件) を見る ♨吉村昭の『高熱隧道』を読む(1) - 森の踏切番日記の続き 仙…

吉村昭の『高熱隧道』を読む(1)

10月の読書録03ーーーーーーー 高熱隧道 吉村昭 新潮社(1967/06/20) ★★★☆ ──────────────────── 我が家の押し入れには、祖母や伯父が遺した昭和の本がしまってあるのだが、その中に吉村昭の作品が何冊かあって、以前読んだことがある。読んだのは、『戦艦…

新田次郎の短編小説「昭和新山」のあらすじ

MY LIBRARY ーーーーーーーー 昭和新山 新田次郎 文藝春秋社(1971/11/05) ★★★★ ──────────────────── 11月4日(土)放送のNHK『ブラタモリ #89洞爺湖』を視聴して、思い出したのが本書である。これは、1971年に刊行された新田次郎の短編集だが、表題作の…

洞爺湖でブラタモリ(3/3)

『ブラタモリ』#89洞爺湖(3/3) ~なぜ “世界の洞爺湖” になった? 同級生、また会おう! ──────────────────── 洞爺湖でブラタモリ(2/3) - 森の踏切番日記の続き 昭和新山の溶岩を見てみよう。 たぶん「デイサイト」(火山岩の一種) 近江ちゃんの溶岩の…

洞爺湖でブラタモリ(2/3)

『ブラタモリ』#89洞爺湖(2/3) ~なぜ “世界の洞爺湖” になった? 癒やされない! ──────────────────── 洞爺湖でブラタモリ(1/3) - 森の踏切番日記の続き タモリ「赤くなった、ほら!」 近江「あっ、赤くなった」 NHK放送文化研究所によると、新聞・放…

洞爺湖でブラタモリ(1/3)

『ブラタモリ』#89洞爺湖(1/3) ~なぜ “世界の洞爺湖” になった? G2洞爺湖サミット? ──────────────────── はるばる北海道へやってまいりました。 内浦湾じゃないよ。 早くも絶好調な近江ちゃん。 面積約71平方キロメートル 周囲長約50キロメートル 湖…

三島由紀夫のラブコメ小説を読む~『夏子の冒険』(3)

10月の読書録02ーーーーーーー 夏子の冒険 (角川文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2009/03/25 メディア: 文庫 クリック: 18回 この商品を含むブログ (39件) を見る 三島由紀夫のラブコメ小説を読む~『夏子の冒…

三島由紀夫のラブコメ小説を読む~『夏子の冒険』(2)

10月の読書録02ーーーーーーー 夏子の冒険 (角川文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2009/03/25 メディア: 文庫 クリック: 18回 この商品を含むブログ (39件) を見る 三島由紀夫のラブコメ小説を読む~『夏子の冒…

三島由紀夫のラブコメ小説を読む~『夏子の冒険』(1)

10月の読書録02ーーーーーーー 夏子の冒険 三島由紀夫 角川文庫(1960/04/10:1951) ★★★☆ ──────────────────── この小説は、昭和26年(1951)、三島由紀夫が26歳のときに「週刊朝日」に連載し、年末に刊行された娯楽色の強い小説です。三島は、この連載の…

まとめ読み『デート・ア・ライブ』(13)~(15)

9月の読書録12~14ーーーーー デート・ア・ライブ(13)~(15) 橘公司 ファンタジア文庫 ──────────────────── 〈HOSHIMIYA Mukuro〉 今年の7月に『デート・ア・ライブ』の第1巻から第12巻までをまとめて読んだのだが、8月に最新巻が出たので、残りも…

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を再読して思い浮かんだこと

10月の読書録01ーーーーーーー アンドロイドは電気羊の夢を見るか? フィリップ・K・ディック 浅倉久志・訳 ハヤカワ文庫(1977/03/15:1969) ★★★★ ──────────────────── 最終世界大戦後、地球は放射能灰に汚染され、生き残った人々の多くは他の惑星へ植民…

立山でブラタモリ(3/3)

『ブラタモリ』#88立山(3/3) ~北アルプス・立山はなぜ神秘的? 近江(1万年で1kmだと千年で???) ──────────────────── ♨️立山でブラタモリ(2/3) - 森の踏切番日記の続き 室堂平を出発 タモリンご満悦 室堂平辺りから弥陀ヶ原辺りまでを含めて「立…

立山でブラタモリ(2/3)

『ブラタモリ』#88立山(2/3) ~北アルプス・立山はなぜ神秘的? 近江(おしえて~タモリ~さん~) ──────────────────── ♨️立山でブラタモリ(1/3) - 森の踏切番日記の続き 温泉から出て探索を再開。 北アルプスの神秘に詳しい方。 この雪の結晶模様のバ…

立山でブラタモリ(1/3)

『ブラタモリ』#88立山(1/3) ~北アルプス・立山はなぜ神秘的? 近江(ミ・ク・リ・ガ・池ってどこだろな) ──────────────────── 立山室堂平Google マップ 標高2450m 立山三山。富士ノ折立(2999m)、大汝山(3015m)、雄山(3003m)の総称。立山という単…

まとめ読み『デート・ア・ライブ アンコール』(1)~(6)

9月の読書録06~11ーーーーー デート・ア・ライブ アンコール (1)~(6) 橘公司 ファンタジア文庫 (2013/05/25~2016/12/20) ★★☆ ──────────────────── 今年の7月に『デート・ア・ライブ』の第1巻から第12巻までをまとめて読んだのだが、8月に最…

藤野可織の『ファイナルガール』~女は度胸なのだ

9月の読書録05ーーーーーーー ファイナルガール 藤野可織 角川文庫(2017/01/25:2014) ★★★☆ ──────────────────── 藤野可織は、以前から気になっていた作家の一人で、一度小説を読んでみたいと思っていたのだが、なかなか機会がなくて、今年の9月によう…

中性子星合体による重力波と光を初の同時観測まとめ

うみへび座(Hydra) トレミー48星座の1つ。春の星座でおとめ座や獅子座の近くにある。星座の中で最も領域が広く、その全長は東西に100度を越える。ギリシア神話でヘラクレスに退治された頭が9つあるヒドラが星座になったもの。 2017年10月16日 アメリカの…

黒部の奇跡でブラタモリ(3/3)

『ブラタモリ』#87黒部の奇跡(3/3) ~黒部ダムはなぜ秘境につくられた? 近江「あっ真っ白!」 ──────────────────── 黒部の奇跡でブラタモリ(2/3) - 森の踏切番日記の続き 近江(???) 近江(重力式?) 近江(複合型?) 近江(???) 近江(二人…

黒部の奇跡でブラタモリ(2/3)

『ブラタモリ』#87黒部の奇跡(2/3) ~黒部ダムはなぜ秘境につくられた? 近江(チ・ヨ・コ・レ・エ・ト♥) ──────────────────── 黒部の奇跡でブラタモリ(1/3) - 森の踏切番日記の続き 展望台に着きました。 大観峰Google マップ 富山大学の竹内章先生再…

黒部の奇跡でブラタモリ(1/3)

『ブラタモリ』#87黒部の奇跡(1/3) ~黒部ダムはなぜ秘境につくられた? 近江(え? チカン?) ──────────────────── タモリ「うぉぉ、すごいな」 始まりました。 点検道路 機会があればw まずは前回のおさらい。 黒部ダムは、建設時には正式名称が決まっ…

保存版!筒井康隆とは何者なのか?~朝日放送『ビーバップ!ハイヒール』より 

TV

朝日放送 10月12日放送 ビーバップ!ハイヒール 放送600回記念特別編 筒井康隆とは何者なのか? ──────────────────── 放送600回にしてついに実現! 筒井康隆特集! 筒井康隆邸Google マップ ホンマに、Google マップでも Google Earth でも「筒井康隆」…

三島由紀夫の『小説読本』を読んで~小説とは何か?

9月の読書録04ーーーーーーー 小説読本 三島由紀夫 中公文庫(2016/10/25:2010) ★★★★ ──────────────────── 本書は、三島由紀夫の小説論・創作方法論を中央公論新社が独自に編集し2010年10月に刊行した単行本が文庫化されたものである。 昭和23年~25年の…

黒部ダムでブラタモリ(3/3)

『ブラタモリ』#86黒部ダム(3/3) ~黒部ダムはなぜ秘境につくられた? 近江「ジャーって!?」 ──────────────────── 黒部ダムでブラタモリ(2/3) - 森の踏切番日記の続き 黒部ダムGoogle マップ 赤丸で囲んだ部分。 黒い四角の部分。 10km先でした。 ダ…

黒部ダムでブラタモリ(2/3)

『ブラタモリ』#86黒部ダム(2/3) ~黒部ダムはなぜ秘境につくられた? 近江「すご~い♥大きい❗」 ──────────────────── 黒部ダムでブラタモリ(1/3) - 森の踏切番日記の続き 『森田たちは県境を突破した』 近江「富山に入りました!」 『貫通点に到着した…

黒部ダムでブラタモリ(1/3)

『ブラタモリ』#86黒部ダム(1/3) ~黒部ダムはなぜ秘境につくられた? 風の中のすばる 砂の中の銀河 ──────────────────── 標高1425m 長野県大町市平の関電トンネルトローリーバス扇沢駅前から始まった今回のブラタモリ。 タモリさんのテンションが早くも…

池谷裕二『記憶力を強くする』再読(3)記憶力を鍛えるコツまとめ

9月の読書録03ーーーーーーー 記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス) 作者: 池谷裕二 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2001/01/19 メディア: 新書 購入: 39人 クリック: 178回 この商品を含むブログ (152件) を見る 池…

池谷裕二『記憶力を強くする』再読(2)脳は曖昧に乱雑に記憶する

9月の読書録03ーーーーーーー 記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス) 作者: 池谷裕二 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2001/01/19 メディア: 新書 購入: 39人 クリック: 178回 この商品を含むブログ (152件) を見る 池…

池谷裕二『記憶力を強くする』再読(1)海馬は記憶のための特殊装置

9月の読書録03ーーーーーーー 記憶力を強くする 池谷裕二 講談社ブルーバックス(2001/01/20) ★★★★ ──────────────────── 『人工知能はいかにして強くなるのか?』(小野田博一著・講談社ブルーバックス)で、人間の「学習」と人工知能の「機械学習」との…

高知でブラタモリ(3/3)

『ブラタモリ』#85高知(3/3) ~高知の町はなぜ龍馬を生んだ? 近江「龍馬の休日♥」 ──────────────────── 高知でブラタモリ(2/3) - 森の踏切番日記の続き 橋本先生の主張。 記念すべき場所。 プレートテクトニクス 証明された。 へえ~ 地質学の夜明けぜ…